いまいちまとまりのない話をドムのキャラクターで押し切った感がある。イギリス風の訛りとかセリフも悪くない。プロデューサーがジェレミートーマスであることに驚いた。
それほど面白い訳でもつまらない訳でもない。しかし登場人物のキャラクターが魅力ないためにあとの印象もよろしくない
とても長く感じた。が、つまらない訳でもない。シンシナティの話など、昔の博打映画へのリスペクトもある。なるほどね〜という感想が妥当なところ。
過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えることができる。人それぞれ罪を背負って生きているが、誰にも幸せになる権利はある。承認の欲求を満たすことも大切。プロデュースの1人にマークキューバンとあるが>>続きを読む
人生は選択の連続で成立してる訳だが、1つ1つの事象の選択を変えるだけで結果は大きく違う。ランダムと原題のcoherenceとは正反対の意味な感じがする。とはいえ、人間の行動を規定してるのは欲と恐怖な気>>続きを読む
未来は誰にも分からないから面白いし、生きる価値がある。すべて決まっているなら、人生の価値はない。また、夢を見ることでしか生きられないこともある。
なかなか爽快に見ることができる。話もちゃんとしてるし、わかりやすい。数年先の話だが、いろんなことが今とかわってない。
何がしたかったのか意味がわからない。遺作という以外に見どころはなかった。
先人に学ぼうとしない現代人はたくさんいる。自分も含め、自由は当たり前に与えられているものと思ってるが、先人が勝ち取ったもの、という認識は忘れるべきではない。最近の作品と思ってたら、違った
見てて飽きない映画ではある。命張って生きてる以外、現実社会で活かせるものはない。
話の筋も展開も確かに面白いとは思う。とはいえ、別世界。このご時世ではこいつら、社会の敵であることは間違いない。
原作よりも映画の方が遥かに上回る稀有な例。選曲も見事に心情を表現している。仏教的には「何故に」というのは愚問な気がする。因縁があり、自己は生かされている存在なのだから。最後10分くらいは何回見ても響く>>続きを読む
カオスは未解読の秩序、というのが端的に表現してます。いろんな解説もあるようですが、感じ取るのは、カフカ、ガルシアマルケスなど、シュールリアリズム、実存主義の影響です。不条理な中での存在の意味づけなどム>>続きを読む
風呂敷を広げすぎず、マジックという守備範囲で勝負したのはよかったと思う。近すぎると見えない、よく見ようとすると騙される、一貫してこの流れ。何も知らないとたのしめるはず。
もはや96時間というリミットは関係ない様子。警察犬なみの場所探知能力は見事。イスタンブールの屋根、スカイフォールの冒頭を思い出した。
人間の強欲には際限なく、エスカレートしていくばかり。苦痛なく、より楽に欲しいものを手に入れるために策を巡らすが、そもそもそんな方法などない。頭も筋肉だと何もできないし、失敗する。
スラングではequalizerはピストルの意味でもある。結局人は表面では装うことができても根底は変わらないし、変われない。動機付けが不十分な気もするが、今後も活躍していただきたい。
生物の進化、宗教的悟り、時代の哲学的考察には、未知の、またはより優れた他者との接点が必要なのではないかと思う。つまり、何かの力によって、頭脳明晰な瞬間を獲得すること、脳を活性することで、別の次元に進む>>続きを読む
実話を元にしてると言いながら、全員英語なところで冷める。もう少しなんとかできたのではないかと思ってしまう。
原題がbad wordsから考えると、渡世していくためには一生使わないようなスペル大会の単語ではなく、日常の生活の中の生きた言葉をどの場面で、どう使うかが大切だということ。子供には勉強も必要だけど、書>>続きを読む
人間は1人では生きていけない弱い存在で、他者との関わりの中で自己の存在も肯定されていくはずです。誰とでも繋がりを持てる時代ゆえに、本当に深く繋がりを持つべき人を見失い、容易な方向へ流れる。そして、本当>>続きを読む
これが冒険?というより無為な1日の描写でしかないと思いますが。いわゆるモラトリアムの時代、大人と決定的に異なるのは可処分時間の総量であり、時間的制約がない分、自由と言える。モノクロの映像も音楽もよかっ>>続きを読む
最初は期待できそうに始まったが、途中から眠気も発生、段々と支離滅裂、何が何だかわからなくなった。
大したメッセージもなく、娯楽に徹しただけ救いがある。展開的には惜しい。質屋をもっと中心に据えて話を進めてもらいたかった。
counselorには忠告する人、みたいな意味もあり、単数の題ながら、映画の中には悪の法則を忠告する人が何人も出てきます。選択の質が人生を決定づける訳で、選択には責任も伴います。相対的な悪でなく、絶対>>続きを読む
一体何の目的で作られたのか、よくわかりません。結局誰の襲撃?途中から面白くなるはず、と思って見てたら、願い叶わず終わってた。
10年前の今日の事件。56人が亡くなった1つの事件というより、1人が亡くなった事件が56家族、という捉え方が正しいのかも。当事者には、神の意思、では到底すまされないし、事実、憎しみの連鎖は止まることも>>続きを読む
それほど期待せず見てみると意外と面白い。深く考えるときりがなく、問題の根源は解決してないし、今も続いている。
約140年後の世界の映像はなかなかのもの。今から140年前は明治維新くらいのもんだから、もっと変わってる可能性もある。話自体は目新しいものもなく、こんなものでしょう。
中世は生まれながらにして誰もがキリスト者だった時代で、そこに存在意義があるので、異端という判断は死を意味する。内面の描写や神との関わりも分かるけど、それ以上に周りの登場人物の権威主義が相当むかつく。
最後10分のためにそれまでの1時間半見てもいい。父親としていかに成功したかは、子供がどれだけ父親を超えたかだ、という台詞は響く。明日も自信持って生きようと思います。
主な登場人物の老けっぷりに驚いた。時間は怖い。やけくそで討ち入りするなら、ややこしい取引なしで、初めからそうすればいいのに。深く考えなくても面白いけど、もう見ないな。
その昔、ルースレスピープルという映画がありましたが、似た話だったかと。割と面白いし、70年代音楽も合う。物事は
うまく行くとは限らないので、プランBの存在は大切。
猿もこれだけリアルだとまったく違和感ない。昔のみたいに強烈なラストはないが、楽しめる。戦争にしても共存にしても大義名分が必要。