ピーーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ピーー

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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.3

正しい愛の形とはなんなのか。正しい家族とはなんなのか。正しいとはなんなのか。

今自分が正常だと思ってた環境とか境界線とかがめちゃくちゃになって何が正しいのか分からなくなってしまった。
狂気的に映って
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.8

日々感じ取る「美しさ」とはなんなのだろうか。万人に受け入れられる「美しさ」もあれば、個人にしか受け入れられない「美しさ」もある。どちらが感情として幸福なのだろうか。

構図が素晴らしい。

パターソン(2016年製作の映画)

4.3

至福だった。
日常に溢れるユーモア、愛情こそ真の幸せだ。

人生で一番好きな映画監督の映画を映画館で観ることができる時代に生まれて本当に幸せだし、この時代の日常を精一杯楽しもうと思う。

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.1

ナンシーの不気味さも素晴らしいが、なんといってもマートル女優の演技に感服

カビリアの夜(1957年製作の映画)

3.8

フェリーニとマシーナの安定感。
ラストに魅せられる。

フェイシズ(1968年製作の映画)

4.0

執拗なカメラワークから繰り出される顔。顔。顔。

ラストは圧巻。

欲望(1966年製作の映画)

3.9

解決はないが、後半からの展開はとても面白い。

原題と邦題に乖離があるけど、作品を表す上では、邦題もあながち間違いではないと思う。

アメリカの影(1959年製作の映画)

4.0

カサヴェテス、はまりそう。
くどくないし、それでいて、リアルな人間関係を映してる。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

怖かった。終始ハラハラできた。

最後に持ってくレスター博士に畜生がと思ってしまった。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.9

目的と手段を取り違えたはいけない。
終始ハラハラできる展開で90分程度の時間も丁度良い。

シンプルメン(1992年製作の映画)

4.0

哀愁漂う音楽の中、進む物語。
終始詩的だ。
この世はトラブルと欲望。
そうなのかもしれないな。

プレイタイム(1967年製作の映画)

4.0

騒がしい都会の中でも、一息ついてぼんやりあたりを眺めると、日常のちょっとしたディティールに紛れたユーモアがある。

音楽もとても好き。

さすらい(1975年製作の映画)

3.9

好きなことを追求できる人生でこれからもいたい。

都会のアリス(1973年製作の映画)

3.9

しっとりと時が流れるなか、温かい旅情がある。

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.0

現代社会に足りないもの、必要すぎるものを見ました。

ラストがすごくいい。

ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

4.1

テーマ曲も素晴らしいし、ちょっとした物音だったり効果音が絶妙。クスッとくる。
何気ない日常から湧き出るユーモアが素敵。

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.1

手。手が美しい。手の動きが美しい。ジャンヌが美しい。

街のあかり(2006年製作の映画)

3.8

カウリスマキの中では、いわゆる北欧らしい彩色美が多かったように感じた。

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.2

圧巻。音楽がほとんどないというところから、映画で観せるものを極力しぼり、脱獄に向けた流れをこれまでもというくらいに重圧的に魅せていく。緊張感というよりも緊迫感。圧倒されてしまった。

浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

まだまだ人生はやっていける。
やれるんだ。

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.8

心地よいロードムービー。
何してもうまくいかないところがかわいい。

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.1

不幸の連続。悲しい。切ない。
でも不思議と観終わったとき、人生に希望が持てる。

三十九夜(1935年製作の映画)

3.9

ヒッチコック特有の巻き込まれ型。
伏線の回収が素晴らしい。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

各々の人生背景でこの映画をどう感じるかが変わると思う。ララランドどう思った?と語り合いたくなるような映画だった。

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.7

カメラワークおしゃれだなー!
ところどころトレインスポッティングを感じた。

罪と罰(1983年製作の映画)

4.0

1本目からカウリスマキ独特の雰囲気が出ている。惹きこまれた。

真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.0

淡々と、淡々と物語は流れていく。
ラストは吸い込まれるように余韻に浸った。

はなればなれに(1964年製作の映画)

4.0

鏡の使い方が素晴らしいと何度も思った。ルーブル美術館を走りたくなったし、ダンスも踊りたくなった。