たっちさんの映画レビュー・感想・評価

たっち

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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.9

一見すると地味な様に思えるが、与えられた能力だけで子供達を守る為に戦うという、まさに根本と言えるヒーロー像。またアメコミヒーロー映画では珍しくアクションシーンがほぼないのが逆に新鮮で良い。MCUなどの>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.1

久々のマーベル映画!愛しのブリー・ラーソン様が帰ってきた!!
女性3名による、新サーガでは初めてのチームとしてのヒーロー映画!
モニカがみている「人」としてのキャロルと、カマラがみている「ヒーロー」と
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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY(2023年製作の映画)

3.4

OVA上映、来年の劇場公開が決まった事もあり、地上波放送との補完的内容でした。ただ、他シリーズとの世界線の繋がりが(ほぼ)言及されたと考えると、ある意味重要な作品なのではないかとも思います。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

他作品はアベンジャーズ作品が終着点として描かれますが、GotGは三部作通おして一つの物語の様に描かれている為、今回、vol1、vol2を観ている方ならキャラクター同士の愛や絆がより強く感じられると思い>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.8

今回は量子世界が舞台のため、今までのアントマン作品とは打って変わって、SF感がかなり強くなっています。それでもアントマンシリーズの主軸となっている家族愛と、気張りしない楽観さを失う事なく、上手く織り交>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.3

取り急ぎ。
残された物の悲しみ、失う辛さからの葛藤、国と心が不安定になり、復讐、痛み、それを乗り越える強さ。チャドへの敬意と愛されていたのが強く感じるストーリー作り。リリーの性格がいい抜け感になってい
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

ビートたけしの原点であり、青春群像劇。師匠の一言一言がたけしを作り、成長させてきたのがよくわかる。役者、芸人は今も昔も変わらない見栄っ張りではあるが、そんな中で、いい意味で変わらないことと変わる必要性>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION(2022年製作の映画)

4.7

追加シーンはストーリーに大きく関わるものでは無いが、日常シーンやギャグなどまさにファンならより楽しめるシーンばかりで嬉しかったです。何よりあの3人の掛け合いも追加されていたのは、たまりませんでした。改>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.2

良くも悪くも「東映Ado映画」でした!
尾田先生がどこまで監修されているかわかりませんが、今回のテーマは恐らく「ネットの闇」だと思います。そういう視点でみるとかなり響くものがあります。
物語のキーとな
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.9

前作よりもコメディとシリアスのバランスが凄く良くなっています。ゴアの闇堕ちからジェーンの神化など原作通りでありながら、上手く映画のオリジナリティと組み合わせていたと思います。エンディングも単純なハッピ>>続きを読む

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.3

実写映画キャスト総出演といった感じ。なので演技は申し分ないです。では何が悪いんだろう、と思っていたらそれ以外全部でした…。でも由花子役の小松菜奈ちゃん可愛かったです。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

未だ原作は読んでいませんが、過去の罪悪感から新たなトラブルへの巻き込まれていく今作。前作同様のコメディ感と前作以上の細かいアクションによってよりファブルの強さが引き立ってみえました。さらに、宇津帆役で>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

ホラー、恐怖、残忍性、サム・ライミによるサム・ライミらしさが詰まった作品!まさに真骨頂!!それでいてシリーズの秩序が壊されていないのは流石としか言いようがない。MCUシリーズにまた新たな作風が加わりま>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.6

テンポとシーンの切り替わりが早い印象でした。その為説明が少なく、考える時間が必要で一瞬理解が追いつかない事がありました。移動能力のエフェクトにより戦闘シーンは迫力ありましたが、最後は割とあっさり決着が>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

DC映画はこうであれというお手本の様な作品の一つ。まさにゴッサム、まさにバットマン!!ストーリーは終始ダークかつ陰鬱で、冒頭から緊張と恐怖で鳥肌が止まらなかったです。狂気度合いで言ったら歴代バットマン>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.4

深層心理が映し出されるからこそ、現実以上に残酷で不気味で禍々しい夢の表現が素晴らしかったです。夢か現実かの境目があやふやなサイケデリックでサスペンスホラーな世界観、魅力的なキャラ、素晴らしい音楽。理論>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

感動も興奮も多々あるのはもちろん、なによりかっこ良すぎて涙が出ました!!!Marvel映画の可能性が詰め込まれた、これから本当に楽しみになる作品!!!!

(詳しい感想は後日)

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.6

前作からバディを組み、共同生活をする中で、性格の違う凸凹コンビの2人に案の定生まれる不服、不満、そしてぶつかり合い。それを男同士の喧嘩ではなく、恋人の痴話喧嘩の用に描く事で微笑ましさと愛らしさが生まれ>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.8

〝永遠〟からみた生きるという事の儚さ、醜さ、そして尊さ。ストーリー性はMarvel作品でもかなり高い方かと思います。むしろキャラ数が多い分、もっと深掘りしてほしいと勿体無さすら感じました。キャラも他人>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

原作、アニメを知らない自分が「鬼滅の刃ー無限列車編ー」を観てみた。
ufotableはアクションシーンの作画は勿論だが、個人的に〝背景と自然描写〟の美しさが最大の魅力だと思っているので、そこが存分に発
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ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.0

能力が目覚めたばかりの若いミュータント達を、謎の組織が治療だと偽って隔離し、兵器として使えるかの研究をするといった内容で、サスペンスホラーと思春期とアメコミを織り交ぜた作品でした。

恐怖に打ち勝つと
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

家族愛をテーマにしたストーリーの中で、典型的な「愛だけの家族愛」ではなかったのが切なくて良かったと思います。そして、今までのMCUアクションとはまた違った中国武術の流れる様なアクションの美しさ、音楽の>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

爽快感、突き抜けた面白さ、という作品ではないが、CAWSを観た時と同じ、ヒーロー映画すぎない興奮と面白さがありました。それは恐らく“アクションがロジカル”だからなのかと。アクションありきの行動じゃなく>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

4.0

前作同様ufotableのクオリティは素晴らしかったです。しかしストーリーは前作以上に「暗い、重い、辛い」の3拍子。でも面白くて観るのをやめられない。アクションシーンは言わずもがな。黒セイバー戦でのス>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

4.0

劇場版という点を踏まえても、ufotableのクオリティ、特にアクションシーンの描写は流石としか言いようがないです!!何よりTYPE-MOONとの相性はもはや語る必要はないです。Fateシリーズの分岐>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.8

全体的にシーンの繋ぎが緩い印象でした。諸所にある笑い所は良いアクセントを与えているシーンもあれば、悪く作用しているシーンもあり勿体無いなと感じました。見所の幽霊ですが、もう少し別の表現があったのではな>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

原作は未読の為、先入観なく楽しめました。伝説の殺し屋ファブルが1年間の休業生活中でも危険に見舞われるストーリー。殺ししか知らない為、プロとして〝普通〟をこなそうとするも何処かズレてしまう姿と、本職の殺>>続きを読む

3年目のデビュー(2020年製作の映画)

4.0

日向坂ファンとしてのフィルター目線もありますが、とても感動し、最後は心が暖かくなりました。元々グループ内の雰囲気の良さは感じてはいましたが、此処まで愛に溢れたグループだとは思いませんでした。そして、改>>続きを読む

闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

3.5

今作は〝5円〟をキーポイントに、金による人間の堕落を描いていたと思いますが、前作よりコメディ感は増え、観やすくなった気がします。今回、ドラマのシーズン2から出演した綾野剛さん演じる戌亥が引き続き登場し>>続きを読む

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

3.3

カメレオン俳優、山田孝之さんの演技が光る作品。表情が大きく変わらない丑嶋を〝オーラ〟で抜群に表現していると思います。登場人物はドラマ含め相変わらずクズばかりですが、大島優子さん演じる鈴木未來は傾きなが>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

ストーリーは単純で観やすく、どのキャラにも均等に見せ場があった印象です。悪人にも守りたいものはあると言う点では面白く感じましたが、ただ悪人でチーム編成をする意味合いが弱かったかなと思います。さて、今回>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

3.3

世界観や街の雰囲気は勿論、ダンスシーンやコメディ的なシーンも含まれており、ティムバートン監督らしさが散りばめられた作品でした。そして今回視聴した目的であったジャックニコルソン版ジョーカー。コミカルさを>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.6

キングダム芸人の知識しかありませんでしたが、元々史実に基づいている事もあり十分楽しめました。主要メンバー以外の役にも見せ場や信念を感じられたのは素晴らしかったです。何より長澤まさみさんの美貌と格好良さ>>続きを読む

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.2

壮大さ、迫力、リアリティ、テンポ感など映画としては実に素晴らしい作品でした。何よりキャスト陣の方々の演技が見事で、威厳や風格、まさに演技力の暴力でした。しかしながらリアリティを追求し過ぎたからか、地方>>続きを読む