今見ると活躍中の実力派若手多いし、内藤瑛亮は自己を分析してこの作品を実写化してるし、ライチは杉田智和だし
あいも変わらずストーリーの退屈さを演出で補うノーラン術
最近の予算で補う形ではなく、低予算の中で補ってる部分は評価できるわね
野性的で前のめりな新次と臆病で後ずさり気味な健二
底辺の二人が目標のためにボクシングに挑む
環境が違う中で育った二人が兄弟のように挑む姿が役者の肉体に反映されていく
菅田将暉は言わずもがなだが、健二>>続きを読む
嫌な予感は何となく当たってしまった
これを言ったらお終いだが、前篇での最最底辺からの成り上がりが非常に良かったので、後篇のある程度の地位からの物語にはあまり惹かれてなかった
ボクシングではなく新次、>>続きを読む
世界一カッコイイ監督・脚本・編集・撮影の名前と出し方
映画サークルでのモキュメンタリー
大学入る前に観るんじゃなかった…
カメラは真実のみを映し出す
映画撮影、ドキュメンタリー撮影、ハメ撮り、盗撮>>続きを読む
金の卵
キューブリックが3回鑑賞するのも納得のカルトサスペンス
淡々とした味気のない雰囲気が不気味で、見てる間は生きている心地がしない
主人公視点、犯人視点を交互に移し、二人が邂逅する部分に緊張>>続きを読む
塚本晋也渾身の反戦映画
決して安置はなく、戦う前も戦いも戦い後も全てが等しく地獄
映像から伝わる悲惨さは87分の短さを思わせない
映像から想像しやすい飢えが観てて中々に厳しい
美味くもなさそうで、>>続きを読む
『ハングオーバー』➝『アリー/スター誕生』➝『ジョーカー』➝『ジョーカー2』の流れ
ブラッドリー・クーパーが監督・主演なだけあって多少のナルシシズムを感じながらも、レディ・ガガに隠れず隠さず、いい存>>続きを読む
塚本晋也監督がTwitterで『KOTOKO』『野火』『斬、』を戦争三部作の括っていた
『KOTOKO』が何故?と思ったが観ればその理由も分かる…かも
連想するのは『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
歌>>続きを読む
メイキングの監督の言葉通り、エンタメとして楽しめるサスペンスアクション
日本統治下の朝鮮で独立を目指し暗躍する者たちを描いている
裏切りや駆け引きにより複雑化する物語に引き込まれる
サスペンスとして>>続きを読む
死ぬ瞬間が恐ろしいのはもちろんだが、一番恐いのはあのラストの…
元の事件も犯人も犯行動機も思想も描かないといけない、そしてそれらを映画の媒体に落とし込む、ということ自体が無茶すぎるので、投げ出さず完成させたことをまずは褒めるべきだとは思う
これは映画館で観たかった
バリー・コーガンという役自体を利用した映画かと思ったら、普通にバリー・コーガンだったから謎に騙された(?)
シンプルに面白い展開がとにかく続く
基本的にはブラックコメディ>>続きを読む
仏のような役所広司の姿を見るだけで自然と泣いてしまった
役所広司は人間の領域を突破したのか
戦争四部作、時代は違うが戦争は続く
『KOTOKO』は戦後
『野火』は戦中
『斬、』は戦前
『ほかげ』は戦後直後
伝記映画ではあるが、レナード・バーンスタインの人間部分に着目している所は前作『アリー/スター誕生』から通ずる物がある
タイトルの『正欲』も素晴らしいが、英題が完璧。
『(ab)normal desire』
付けた人に100点あげたいです。
学生の本分は勉強
極道の本分は抗争
悪徳警官が自身の血族にあたる若頭と共に裏社会でのし上がっていく韓国ノワール
韓国ノワールを代表するチェ・ミンシク、ハ・ジョンウが映画を彩る
安定した演技はいるだ>>続きを読む
復讐三部作や『悪魔を見た』などの復讐韓国ノワールとは違い、愉快痛快なバディサスペンス
互いが互いの長所を活かし合い、相手を出し抜く姿が非常に楽しい
犯罪を裁く検事と人を騙す詐欺師、社会的に反するコン>>続きを読む
麻薬の密売人と麻薬課の刑事が協力関係から互いの思惑により争いに発展する
キャラクター設定から本筋にタイトに移るスマートさ
『アシュラ』系統の作品なので悪い奴ばかり出てくるのである意味の気持ちよさがあ>>続きを読む
韓国闇多すぎ問題 海洋編
船上の閉鎖空間による悲劇と狂気
ホモソーシャルな組織で女性が入り込むことで欲望が顕になる
だからこそ小さな愛が霧の中で輝く
船員のキャラクターが濃く、ストーリーも複雑化し>>続きを読む
映画が非常に淡白なので、演技も撮影もこれが合ってる
塚本晋也の作品自体、低予算の自主制作的な感じっぽい
劇伴が無い場面の緊張感
刀の音を存分に堪能できるぐらいの静かさ
殺陣の間合いの絶妙さ
これらの>>続きを読む
ディザスター・ムービー➝サイコスリラー➝サスペンス➝ヒューマンドラマ➝???
各所に考察させる要素を散りばめ、主人公と同じように疑り深く、おかしくなっていくのに協調する
嵐がある種メタファーとして存>>続きを読む
役者のキャリアを壊す、フラクタル三部作の一作目
コンビニバイトのキタノとスターの北野
どちらも自分自身を投影させ、デヴィッド・リンチのような世界観で狂わせる
イメージの連続、不可解な夢
ビジュアル>>続きを読む
監督のキャリアを壊す、フラクタル三部作の二作目
明らかに分かるのは『座頭市』のヒットで苦悩しまくっていたこと
自虐的な内容でそれを消化している印象
様々なジャンルに挑戦していくが、結局はうまくいか>>続きを読む
あまり進化しない映画を壊す、フラクタル三部作の三作目
『ムーンライト』のように幼少期、青年期、中年期と芸術に囚われたまさにアキレスと亀な男を描く
北野武監督作の中で最も硬派なドラマ
パーソナルな話>>続きを読む
電話ワンシチュエーション物だが今作は舞台がテレビ局
テレビ局という設定ならではの視聴率、上層部の支持、他局の妨害…
犯人以外の障壁に歯がゆくなる主人公と気持ちを共有する
ハ・ジョンウの死んでる目も>>続きを読む
この映画の重要な所は『正男の夏』ではなく『菊次郎の夏』であること
祭りのシーンの「ごめんな」の通り次第に話は正男から菊次郎へと移っていく
菊次郎が正男の旅を導く存在から、正男が菊次郎を癒やす旅になる>>続きを読む
完全体
ストーリーではなく画や人物で語る特色
バイオレンス、静寂、キタノブルー…
ヴェネツィア金獅子賞は今までの作品の要素がこれで極まった結果
バイク事故での経験から明らかに前と何かが変わった
『>>続きを読む
最初の雨で「あ、これはファンタジーなんだな」と分かったおかげで、喉を通りやすくなった気がした。
とか書いてたらインタビューで荒井晴彦が「これをファンタジーと言われるのは嫌だなぁ」って言ってた。