ロンビューさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ロンビュー

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野良犬(1949年製作の映画)

3.2

犯人は野良犬だったのか

勿論「野良犬」というのは黒澤明が仕掛けたメタファー。主人公である村上が銃を無くしてしまうことがきっかけで強盗殺人事件が起きるという内容。

この野良犬の意味することは銃を手に
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.0

キャスト豪華

あのおじいさんの役割はなんだったんだ。あとブラピが安定でかっこいい✨

静かなる決闘(1949年製作の映画)

3.5

リアルだ。燃えるようなリアル。

野戦病院で中田という男の治療をし、その際に梅毒を移された主人公。それにより起きる婚約者との葛藤と苦しみ。そして、梅毒を患っている患者の憎たらしい演技。見ていて感情を揺
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.3

これはコメディ。ですが、コメディとは一概に言えない劇中のセリフを使うなら哀れな面白さを持ったコメディ映画。

主人公は自分自身のポテンシャルを信じ、悲劇小説を書いたりしてますが、発行部数が奮わない。そ
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アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

-

アダマン号に乗って良いタイトルですね✨️

これがドキュメンタリーというのだから驚きが隠せません。アダマン号の中にあるデイケアセンターで起こる出来事は日常のようであり、つまり当たり前のように芸術に向か
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.0

テンポのいい独特な演出のアクションとセンス抜群の音楽が最高でした。

酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.3

口が悪く頑固者な医者と気が短くこれまた頑固者なヤクザの人間ドラマ

黒澤明監督の映画初主演の志村喬と初出演の三船敏郎という私たちのイメージに近い黒澤映画。とても面白かったです。

この映画ではタイトル
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

2.8

もう無いエロ雑誌

その意義と制作した人たちの考えにフォーカスした面白い視点映画

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.3

私が見てきた映画の中でもかなり異色な映画

意味が分からない訳では無いが、表現方法が独特で引き離されるのではなく、むしろ惹き込まれます。

この映画でテーマになっていることは小人症を通しての障がい者へ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.9

ユーザーの制御を徐々に突破するミーガンが恐怖。ホラーは人が怖いか霊的なものが怖いか環境が怖いのかの3つぐらいの恐怖が主にあると思ってましたが、時代と共に新しいホラーの形も生まれるのだなと思います。

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.6

ジーン・ハックマン主演の刑事映画

ポパイが型破りな捜査をして麻薬売買人を取り締まる。この映画はジーン・ハックマンが怖すぎてスリラー要素が強め。ですが、その恐怖なまでの追い詰め方に見入ってしまう。
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M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

3.3

アルトマン独特の癖になる映画

と言っても同監督の作品はまだ『ショートカッツ』しか見たことないのですが、今回はブラックジョークを更に効かせたコメディ作品となっていました。

ほんと勝手なイメージながら
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素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)

3.1

かつて持っていた夢を捨ててしまった雄造が彼女との恋愛を通して少しずつ立ち直っていく。徐々に顔が明るくなっていく沼崎勲が良い。

戦後鬱気味な日本と同様に何をするにも希望を持てない雄造を彼女である昌子が
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.8

ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード最高のコンビや。

アメリカンニューシネマの代表作『明日に向かって撃て』めちゃくちゃ面白かったです。
保安官たちに追いかけられ、とても緊張した場面での2人が
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小さな巨人(1970年製作の映画)

2.8

121歳の元小さな巨人が過去の話を話してくれる。ナレーションが心地よかった。

インディアン→白人→インディアン→白人という文化の行き来をするという正に数奇な人生。

インディアンが受けている虐殺を映
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.3

時代に沿った発言か分かりませんがこれが男のロマンといった要素を詰め込めた映画

ピーター・フォンダ演じる渋い男とデニス・ホッパー演じる三枚目、2人とも良い。そして、道中で出会う癖強めな人たち。1番クレ
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ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター(2009年製作の映画)

3.2

レッド・ツェッペリンしか曲を知らないと言う知識は乏しい状態でしたが、ジミーペイジ、エッジとジャック・ホワイトという有名人のコラボにはワクワクしました。

3人のセッションがめちゃくちゃかっこいい。
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ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

3.3

噂に違わぬ血まみれのサム
ワイルドバンチという実在の強盗団をモチーフに作られた西部劇

ウィリアム・ホールデン演じるパイクがいぶし銀なのはもちろんソーントンもいぶし銀という2人とも髭も相まって似てる。
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クエイ(原題)(2015年製作の映画)

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ブラザーズクエイのドキュメンタリー

てことはノーラン監督はこの2人のアトリエに入ったってことか。踏み入れるのも勇気が要りそう。クエイ兄弟が丁寧に心地よいハモリを入れながら人形の制作過程を教えてくれま
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オーメン(1976年製作の映画)

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ホラー特訓そして666本記念に『オーメン』

エクソシストみたい
なんか取り憑かれた系というよりなんだろうか悪魔の系譜なのかな。割と救いようのないエンドでした。

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.6

ジョンヴォイトとダスティン・ホフマンという今では大御所2人の確かな友情と密かな愛情の物語

最初はダスティン・ホフマン扮するリコはジョーに憎まれていたが、徐々に打ち解けていき、2人で盗みをしたりします
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

-

チャッキーはこうして生まれた。

あまり、ホラーを嗜まずに生きてきたので基本のきの字も知らないが、とりあえず鑑賞「チャイルド・プレイ」

子供のチャッキーに殺されると泣く演技が凄かった。あと、チャッキ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.0

瀬尾まいこ原作で三宅唱が監督をしたヒューマンドラマ

PMSの症状により、すぐカッとしてしまう女性とパニック障害を持っている男性の支え合うお話で見ていて気を張らなくていいんだという気持ちになりました。
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卒業(1967年製作の映画)

3.8

ダスティン・ホフマンの初期の代表作

私が父親の友人から猛烈にオススメされ、ついに鑑賞。内容は言ってしまえば情事。だが、それだけではなく、主人公の若さゆえの葛藤が描かれている。

まずは、彼の貞操観念
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ストーカー(1979年製作の映画)

3.0

隕石が落ちたか宇宙人が来たか分からないが生まれた謎の場所「ゾーン」その中には願いが叶うという部屋があるという。これだけでワクワクするあロシアの傑作SF

映像はカラーと赤みがかった白黒(セピア色?)を
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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アリアスターが監督する怪作

ペンキがぶ飲みや腹上死など色々な意味不明の恐怖に駆られながらも、監督の抜群の映像センスを見れました。『ヘレディタリー』に『ミッドサマー』とホラーの名作を制作してるだけに人
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泳ぐひと(1968年製作の映画)

3.2

超絶奇妙で高慢な泳ぐ人

プールを泳いで家まで帰る。とスイマーは目標を立て、その奇妙な目標を家まで続く8つのプールを伝うことで達成させようとします。自分でも何書いてるんだろうってくらい独特な映画。
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still dark(2019年製作の映画)

3.0

暗闇でも同じ暗闇じゃない

そこに物があると認識した暗闇と何があるか分からない状態じゃ天と地の差があります。この主人公は夢に対してまっすぐ進んでいます。

この3人の関係が見てて好きになりました。あと
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.7

最高のSF

まず、キャストが超豪華。まさかマット・デイモンが脇役で使われてるなんて、知らなかった。

今回、クリストファー・ノーランが仕掛けた幻想的要素はやはり時間。正直5次元のことやそのほかの専門
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.8

主人公の魅力がすごい。

実際にこの映画ではポール・ニューマン扮するルークに周りの囚人たちが惹かれていきます。何度も諦めずに挑戦する彼の姿勢にはとても感動します。

卵を大食いしている時のズームの乱れ
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わが青春に悔なし(1946年製作の映画)

2.7

実際に会った事件により、いくつもの試練が主人公の前に立ち塞がります。それでも、強く生きた幸枝(原節子)に脱帽。

最初は野毛の事が好きな女性かと思いましたが、彼女自身何か自分のすることを求めていました
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.2

土曜日の夜、日を跨ぎジョン・トラボルタの誕生日に差し掛かりの『サタデーナイトフィーバー』

ディスコで気持ちよさそうに踊っているトニーが良い。勝手にハッピーエンドのイメージでしたが、なんとも言えない感
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