hikariさんの映画レビュー・感想・評価

hikari

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天使の涙(1995年製作の映画)

3.5

映像は今見ても色褪せないくらい洒落てる。
人を恋する淡い気持ちもうまく表現していてそれには共感できる。
だけどちょいちょい出てくる金城武の役はよくわからなかった。
全体的にMVをさーっと観ているような
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愚行録(2017年製作の映画)

3.6

全部の愚行の中で個人的には一番最初の愚行が一番印象的だった。
人間のダークサイドをいろんな角度で照らしたような作品。落ち込んでいる日に観るのはどうかな?と思うけど、もしかしたら悔しい日とか嫉妬心が燃え
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大停電の夜に(2005年製作の映画)

3.5

寝る前とか、なんだかひと息つきたいときに観たくなる映画。
さまざまな問題を抱える人が停電をきっかけに少しだけ明るい兆しを見つける群像劇。
すごくメッセージ性があるとか、すごくインパクトあることが起きる
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.8

どこにでもあるような、実家に家族が集まるある夏の1日。
を描いているように見せかけて、母が持っている根深い怨念をジワジワと描いているのがすごい。
淡々とした生活の中に隠れている負の感情を妙な盛り上げる
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.6

ただだべってるだけなのにおもしろい。
という評判に観る前は「?」だったけど、観て納得。
うまくできてる。
瀬戸も好きだけど、私は内海派。
ってな感じで友達と語り合ってもおもしろいかも。
短いし、サク
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.5

大好きなスカーレット・ヨハンソンと割りと好きなヒュー・ジャックマンが共演していたところが個人的にツボ。
ドキドキハラハラな展開で盛り上げておいて最後のオチがアレかと思うと個人的にはガッカリだった。
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

3.3

市川崑監督によるセルフリメイクの割には前作の醸し出すオーラのほうが力があったというか強烈だったというか、そのおかげでこちらのほうがエネルギーに欠ける。
石坂浩二、大滝秀治、加藤武が前作と同じ役で出演し
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

とにかく出てくる女性が妖艶。
それがなおさら映画の雰囲気を妖しく惹きつかれるものにしている気がしました。
ただ、「おや?」というところも。そこはなんか笑えました。今だったらもっとリアルにできるだろうけ
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.5

メインのストーリーは前作より工夫しようとしていたのがかえって野暮ったい感じがしたけど、とにかくオープニングのシーンが大好き。
あそこだけで30分くらいあってもいいんじゃないかとハラハラしたし、オチも最
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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.6

映画として深みがあるわけではないけど、話のテンポ・展開がすごく好き。無駄に熱い感じが意外と好き。
脚本の君塚良一さんの過去作(
テレビドラマ)にこのラストの伏線みたいなのを見つけてしまってひとりでニヤ
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真夜中の弥次さん喜多さん(2005年製作の映画)

3.3

クドカン作らしいミュージック&ギャグの応酬があり、雰囲気は楽しい感じ。
けど、夢のような幻覚のようなシーンばかりで(主要キャラクターの特徴を考えればそりゃそうなんだけど)話の展開が少し見えにくい。
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.0

悪いわけではない。ただツボに刺さらないだけ。
おもしろい、いいという声を聞き、観たけど刺さらず、「あれ?」と思って2回も観たけど、うーん……。
なんだろう。タイムリープと恋心とのリンクが私には共感でき
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.5

小説とはまた違った生々しい雰囲気があった映画な気がする。
エヴァを観て、これを観ると景色のチョイスがエヴァっぽいなと。
ストーリーは原作ありきだからアレだけど、心に少し穴が空くようなちょっとした虚しさ
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.6

夏になると観たくなる。
コミカルな展開のあとの余韻が独特だなと個人的には感じた映画。そこがまたいいんだけど。
押し付けがましくない……けどザ・青春を感じたいときにピッタリな作品な気がする。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

ストーリー展開は淡々としているのに、子供たちだけの悲惨な生活がジンワリジンワリ胸に迫る。
結末もつらいものがあるけど、この先、彼らの生活はどうなってしまうんだろうと映画の先の未来を想像してしまって、そ
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満員電車(1957年製作の映画)

3.7

約100分の割にはあまりにも濃い内容。
高学歴でも就職難。今の世知辛い世を予見したかのような物語。なんともリアリティに溢れていて、ちょっと震えます。
若かりし頃の船越英二にお目にかかれるのも貴重。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.5

実写とアニメを混在させて、今までのディズニーらしからぬストーリーに仕立てている……というのは惹かれたし、おもしろかったけど、そのユニークな手法を採用しているってだけで期待しすぎた。
ただ王道プリンセス
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銀魂(2017年製作の映画)

3.7

福田雄一節炸裂で、大満足でした。全米は泣いてないと思うけど私が泣いた(心の中で。おもしろすぎて)。
個人的には、久々に標準語で演じていた堂本剛に痺れた。彼の絶望感のようなどんよりした空気感が絶妙でグッ
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.5

ジブリの全部混ぜ……な感じは確かにあるし、人工vs自然という二項対立を主軸にしてるのは、宮崎駿監督のDNAが受け継がれているなーという印象はあるけど、ベーシックないい話。観て損はないはず。
佐藤二朗さ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.9

最初からドキドキハラハラ。アクションもの、それほど興味ないかと思っていたけど、意外と好きなのかもしれない。
主人公のドライバーが寡黙ゆえにかえって内に秘めた情熱が強調されて、中盤からラストまでの満足度
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珍遊記(2016年製作の映画)

2.2

おもしろそうな雰囲気は出しているけど、「おもしろそうな雰囲気」“だけ”なのが残念……。キャストは超豪華。板尾さんも登場。だけど創路の無駄遣い感ハンパないです。

あ・うん(1989年製作の映画)

3.9

優等生的で無味乾燥な映画だと思いきや、いろんな情がミックスされた趣深い映画だった!
修善寺の新井旅館のシーンも風情あってオススメ。

少林少女(2008年製作の映画)

2.0

女子の強みって結局母性なの?アクションシーンはみんな頑張ってたけど、でもトータルでみると、うーんというところばかり……。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.4

ようやく観たアナ雪(遅っ!)。
ストーリーは単純といえば単純だけど、最近、ディズニー作は自ら作った王道のあえて裏をかくような描写が多い気がするのが個人的に好き。
ここのところ映画にこめられた家族関係に
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ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

2.5

みんないい人すぎる…。
恋愛絡みになればそんな人いないでしょというエスパーな現象が立て続けに起こります。
ただそんな中、有村架純だけ巧みな演技力を発揮していて、なんだかもったいはいなーと思いました。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

正直、ストーリーだけなぞっていく分にはうーん、という感じ。
だけど、最後まで観きったあとに「なんでこんなクサい表現するの?と思っていたけど、すべてわざとだったんだ!」と気づいた瞬間パーッとこの映画の深
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

夫婦の関係やお互いへの気持ちが徐々に徐々に、きれいなグラデーションを描くように変化していく様が圧巻!
エディ・レッドメインとアリシア・ヴィキャンデルの演技がとにかくすごいし、夫婦を超越した二人の愛が心
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

未視聴だったので、『ラ・ラ・ランド』の前に予習として。

音楽って楽しいものだと思ったのにあんなに暴力的で狂気ある表現は初めて見た。

世の中そんなに甘くないのはわかるけど、単にフレッチャーがサイコパ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.6

淡々話が流れていく。それが返って虚しさを強調している感じ。
最後少しは救われるけど、ジワジワと胸に穴を開けて、最後の方はそこの穴からビューと風が吹いていくような、そんな侘しい気持ちになった。
決して悪
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.6

書き忘れてた!
予告観て思っていた結末とまったく違ったのがよかった。
伏線はあるんだけど、あそこからああなるかと……。
スクープとるためのいろんな作戦もドキドキしたし、何よりリリーさんの怪演が見もの!
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

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観てないのにレビューすいません!
このご夫婦(私が見たときは奥さんだけだったけど)、以前「きょうの料理」に出ていたのを急に思い出したので。
http://www.kyounoryouri.jp/tea
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巨神兵東京に現わる(2012年製作の映画)

3.6

ナウシカを観て思い出したので。
冒頭の部分の都市伝説的な話が現実になった……というような描き方が逆に真実味あるように感じて巨神兵の不気味さを色濃く感じた。
あとは精密に出来たミニチュアが爆破されてるの
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

ラピュタは好きで何度も観ているのに、なぜかナウシカだけは断片的にしか観ていなくてようやく。
自然とどう共存していくべきか深くを考えさせられる。
今観ても古さを感じさせない。
というかむしろこのとき描い
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父を探して(2013年製作の映画)

4.0

ゆるいのかと思いきや深い。
しかも辛辣なメッセージ性もある作品。
少し物悲しくて、最後は「あっ!」ってなる展開からすると妙なんだけど、セリフもないし、あのカラフルな色使いと心地よいサウンドのおかげで、
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僕らのごはんは明日で待ってる(2017年製作の映画)

3.7

理屈っぽくて芯は強い……けどときどきもろいという「逃げ恥」に続くキュートな小賢しい女子がヒロインなのがただただ最高!
こういうひと昔前にいなかったキャラの女子がヒロインというだけでも価値がある映画な気
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北のカナリアたち(2012年製作の映画)

3.9

ある事件がきっかけで、幼馴染がみんな自分のせいだと思い込んで罪を背負っているところはやや無理矢理感ありましたが、はる先生と信ちゃんの絆には涙し、「生きる」ことについて考えさせられるいい映画でした。
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