このレビューはネタバレを含みます
ハマグチ作品じゃなければ、まちがいなく寝落ちしていたと思う。
これまでも好きになれない作品はあった。永遠に君をとか、不気味なものなど。それでも、あ、ハマグチ氏は今回ロマコメをやってみたかったのか、今>>続きを読む
みなさん、おつかれさまでした!!
というのが、いちばんの感想です。笑
監督だけじゃなくて、俳優、スタッフ、みんな、すんごい。
こういう映画を見ると、つくづく自分の根っこはパリピなのかもと思わされますね…
チリチリとささやかな火花を散らしながら、今か今かと待ち構えるこちらの期待をよそに、特段の盛り上がりを見せることなくあっさ>>続きを読む
子どもに見せたいなと思って行ったのですが、まさにそういう映画でした。小1は終盤で集中力が切れちゃいましたが、小6は帰りに原作を買うぐらい興味を持ったみたいです。
BOOKOFFでDVDを見つけ、お、ストローブ=ユイレの映画見てみたかったんだよなあ、と三千いくらでジャケ買い。
やー寝ちゃいました。日記と言いつつ、ほとんど演奏会のシーンとノートみたいな画面の連続>>続きを読む
小6の長男と一緒に見ました。
みなさん指摘されてるとおり横溝正史的な世界、そして泉鏡花的な匂いも感じました。わたしはそこまでハマりませんでしたが、子どもは楽しんでいたみたいです。
ミツバチのささやきと作品の構造はかなり近い感じがしました。繊細な子どもの感受性、子どもからは窺い知れない大人の事情、それが並行して描かれるという点で。
ただ、ミツバチよりも少し都会的な話になっていて>>続きを読む
初めての4DX3Dで、小1の次男と鑑賞。第一作見てなかったので、このミョーな世界観に馴染むのに少し時間がかかりました。
深海設定だから画面暗いし、髪の毛ビロビロしてるし、登場するキャラもクリーチャー>>続きを読む
やっと見れた。ビクトルエリセ。ミツバチのささやき。
良い映画だなあとは思いつつ、そこまで好きになれなかったです。きっと自分は無垢なるものよりも、汚れてしまったものを見たいのだと思います。
だから、>>続きを読む
ジタバタしてる主人公、大好きなので見てきました。
キャラクターもいい!演じてる俳優もいい!でも何か物足りない…
その何かがあれば、傑作!と言っていたと思います。
この方のことは知らなかったんですけど、とても見応えがありました。
カメラに映ってる人もすごいし、その人が奏でる音楽も、彼が抱えてる苦悩も、とてつもなく深い。それを見ているこちらは、いくらでも悲しんだ>>続きを読む
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嫌いな映画でした。そういうのはコメントしないようにしてるのですが、今回は勝手な義憤に駆られて投稿します。なのでお好きな方は、スルーしてくださいまし。
不倫自体を責めたいわけではありません。不倫で大騒>>続きを読む
劇中でシナリオ学校の講師をしている脚本家が「今を描け」的なことを言うのですが、今、性を描くなら、もっと他に描くべきことがあるのでは、と思いました。
映画全体の野放図な軽やかさとか、綾野剛さんの現代書>>続きを読む
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とても良い映画でした。
が、朝鮮人だと思ったら日本人だった、被害者も加害者も実は日本人だった、というところがこの映画のポイントなわけですよね。だから、見た人みんながどっちの立場にも自分を重ねられると>>続きを読む
神保町で買物ついでにお初の神保町シアターへ。ちょうどやっていたのがこの映画でした。
野村芳太郎監督の映画は「砂の器」など数本の松本清張ものを見ているだけ。なので、監督について語る資格はないのですが、>>続きを読む
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「夜明けのうた」を再見して、他にも何か面白いものないか?と未見のこちらを鑑賞。他の方のレビューはわりと好意的みたいですが、わたしはダメでした。
主人公が衝動的なのはいいけど、監督や脚本家も衝動的に作>>続きを読む
Amazonで蔵原惟繕監督×山田信夫脚本×浅丘ルリ子による典子シリーズを発見して、久しぶりの再見。
映画を意識的に見始めた頃、ヌーヴェルバーグという自由で知的でおしゃれでかっこいー映画群の存在を知り>>続きを読む
互いにリスペクトし合う脚本家とのコラボ作、しかもあの川村元気Pも一枚噛んでいるということでドキワク鑑賞。
脚本の巧さは随所に感じつつ、それが作品の魅力になっているかというと、そこまででもないような…>>続きを読む
おもひへー
Amazon製作だから予算もあったんだろうけれど、この緩急自在の語り口はなんなんだ。
キャラの立たせ方とか、ダイアローグのうねり方とか、ここぞという音楽の入れ方とか、「プロのお仕事」感が>>続きを読む
久しぶりにelephantを見返した流れでの本作。めちゃくちゃ良かったです。これまで見たガス・ヴァン・サント作品の中で一番好きかもしれない…
愛すべき小品。
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学生映画みたいだなと思いました。作り手の肥大した観念に、表現する術が追いついていない感じ。というか、いろんなことを表現しようとして、捌ききれていない感じ、ですかね。考えた末のアングルや編集なのはわかる>>続きを読む
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映画の中の人たちと同じ大学生の頃に見ていたら、号泣していたかもしれない。ただ、中年のオヤジになった今の自分には、にがい想いが残った。いい映画かもしれないが、そう断言することができない、したくない何かが>>続きを読む
とても志の高い、器の大きな映画。共感とか感動とか、そういう言葉では括れない世界が描かれていて、映画を見たというより、芸術を見たという感慨が残りました。
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原作未読。ただ、綿谷りさという作家には、ままならない人物や感情を毒気のあるツッコミで彫刻し、立体化していく書き手というイメージがある。意地悪じゃないとできない芸当だが、いつも読後感は悪くない。ツッコミ>>続きを読む
アクション映画は普段見ないジャンルですが、あんまり評判が良いので、U-NEXT契約ついでに見てみました。
もっとゴリゴリな感じかと思ったら、ポップでびっくり。アクションの撮り方以外にも、セリフの言葉>>続きを読む
アニメーションの作り手は実写の映画をあんまり見てないイメージがあるので、実写映画へのリスペクト溢れるストーリーにまずビックリしました。
さらに90分という完成尺にも、プログラムピクチャーへの愛着が。>>続きを読む
セットやキャストなどバタ臭い感じで、当時の外国映画(どこの?)みたいなことがやりたかったんだろうな、というのは分かりました。
しかし、田中絹代の「ズベ公」配役に最後まで違和感。絹代さんの顔立ちと佇ま>>続きを読む
チタンが凄すぎたので、遡って見ました。マジモンですね、この才能は。
ホラーは普段見ないのに、監督のセンスが良すぎて、今回も最後まで見てしまいました。
久々の再見。いちど見た映画のことを覚えてられない性質なので、再見と言いつつ初見のように愉しんでしまいました。
今回気づいたのは、脚本は結構ベタなんだなということ。あとは、アップと引きで画面に漲る情感>>続きを読む
まっすぐなキャラクターがいいです。大いに泣かされました。
ただ、ここでの評価が高いので、ハードルが上がっちゃったんでしょうか。ライブシーンの画面が、音楽に負けてるというか、3Dのパートに血が通ってな>>続きを読む
友達どうしのささいな諍いが、こんなに深遠なサスペンスになるなんて。この監督、天才だなー
にしても、キリスト教におけるロバがどんな存在なのか気になります。
自分はこの監督の良い観客ではありません。
モテキの大根監督が以前、パンツを脱いでる表現は強いみたいな比喩をどこかに書いていましたが、自分はパンツを脱いだ映画が見たい派です。
そんな自分からすると、>>続きを読む
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こんな設定と人物配置で物語を構築しようとする人は他にいないのでは。深田監督はやっぱり日本映画(における作劇)の最前線を突っ走ってる感があります。社会派な要素も散りばめながら、ほどよく通俗的=エンタメ>>続きを読む
この監督の初期作は、フィルムを切ったら血が出るぐらいの、ヒリヒリした切実さが魅力だったと思うんですが、今作にはそういう内的必然性が感じられず、そのくせ自分の葛藤を投影しました、というポーズばかりが見え>>続きを読む
スゲーヤバい映画でした。
帰宅後、興奮したまま家人にストーリーを伝えたところ、なにそれコメディ??と返され、話した自分もたしかにこんな話ありえないよな…と思ってしまうぐらい荒唐無稽な設定なのに、映画>>続きを読む
大好きです。
ストーリー的なこともそうなんですけど、撮影も編集もすごくスタイリッシュなのにでしゃばらない。登場人物への寄り添い方も、肩入れせず、突き放さず、絶妙な距離感だったと思います。
メインの役>>続きを読む