散々悲惨な状況を見せられた挙句に、終いに唾を吐かれるような。何度見ても最高です。
@新宿バルト9
合法的にトベる。ラストは「ざまあ!!」の一言で、凄い爽やかな気分になれた。ドラッグ買う金は無いけどキマりたい方に良い。
@新宿TOHOシネマズ
楽しすぎて泣いた。コング史上最高にクールなコングに心揺さぶられ続けた。トムヒの日本刀アクションもグッド。
@TOHOシネマズ新宿
「そして目覚めると、わたしはこの肌寒い丘にいた」的な話。身を切るような冷たさと虚ろさで、個人的には超好みなんですが、嫌いな人は大嫌いでしょう。『A.I.』とか『コングレス未来学>>続きを読む
@新宿武蔵野館
とにかくしつこい映画だった。最悪な人間性の奴等が、しつこくねちっこく悪態をつくのが素晴らしい。
@テアトル新宿
『サウダーヂ』同様、ここではないどこかへの願望の話。
「エコノミック・ダウン、メルト・ダウン、エブリシング・ダウン」の日本を捨て、オザワはタイのバンコクに流れ着くが、そこはラックにとっ>>続きを読む
『ミスティック・リバー』は恐ろしい映画だった(原作小説も同様)。
単純なショック度だけ言えば、もっと強烈な描写はいくらでもあるだろう。
この映画の恐ろしさは、世界の悪意を冷徹に見据えている点である。こ>>続きを読む
アルフレッド・ヒッチコックは映画史上最も有名な監督であり、映画史上最強のド変態である。面白い映画を撮る監督に変態の率が高いのは、ヒッチコックかその作品がもたらす何か強い影響なのかもしれない。
でもって>>続きを読む
@ニュー八王子シネマ
人は胸の内の哀しみを共有できるのかという問いに対して、この映画が出す答えは「不可能」である。
それは黒沢清の『回路』が最終的に示したものの様に、絶望的なものだろう。しかし、その>>続きを読む
内藤監督って本当に女子がドロドロとしたものをかけられるのが好きね。
2016年は内藤監督作品が3本公開されたけど、オリジナル脚本かつ、女性の解放というテーマが強く出てるこれが私的には一番好き。
実は正>>続きを読む
全身是暴力な柳楽優弥演じる泰良の、殴って殴って殴りまくる暴力行脚は、段々と神々しさを纏っていく。
これはレオス・カラックスの『メルド』や、ニコラス・ウィンディング・レフンの『ブロンソン』にも通じると思>>続きを読む
@川崎チネチッタ
『悪魔のいけにえ』系譜の「キチガイ部屋造りが趣味の狂人に若者がお仕置きされる」系映画。ジジイに同情の余地はサッパリ無いって事が最終的に判るため、主人公があれしてこうしても心を痛める必>>続きを読む
今年最も恐ろしいドキュメンタリー。
ともすれば他愛の無いように思える動画から、一人の人間の深い欲望の闇へと繋がっていく。
これを観た後だと、YouTube等の動画サイトが今までと違った存在として見えて>>続きを読む
ここ最近の僕の中の結論として、詰まるところ“可愛い動物”なるものはキツネ以外に存在しないと思っている。
犬や猫はよーく見れば見るほどその不細工さを思い知らされるが、キツネはどこをどう切り取っても可愛い>>続きを読む
何というか、色々と考えさせられてしまったよ。
正直、駄目な部分はかなり多い映画なのだが、AT-STとかAT-ATとかあれとかこれとかが出れば泣かされてしまうのかと。
まあ。しかし。「これってコアなSW>>続きを読む
冒頭のシュガー・ヒル・ギャングから、エンドロールのラップに至るまで、全てが最高に楽しかった。
リチャード・リンクレイター最高傑作!!
ヘルツォーク先生の待望の新作ドキュメンタリーである。まあ『Into the abyss』とか色々あったけど、日本じゃさっぱり公開されないのでね。
しかしながら、ヘルツォークのドキュメンタリー映画は、特>>続きを読む
一つの屋敷に怪しい男と美しい娘、そこに招かれる青年という、これでもかと言うくらい時代錯誤な話を、現代フランスで平然と撮ってしまう黒沢清の胆力に脱帽する。
観てる間中ずっと、「あちゃ~」「痛たぁ…」「お前そこでそれ言うか!」とか「演劇面白かったっていう感想はその時に言ってやれよ!」と、心の中で揉んどり打っていた。
唐突なベッドシーンがあまり評判よくないみたいだけど、そこは清志郎さんのスローバラードよろしく「悪い予感のかけらもないさ」的な瞬間では。
なのに、あんな事が起こるなんて!みたいな。
自分が最も尊敬している作家の、最も好きな短編が最良の形で映画化したのだ。これを祝福せんでどうする!
僕を映画フリークにしたきっかけ。
映画の魔みたいなもんがあるとしたら、間違いなくこの作品にそれが込められている。
エド・ゲインを入り口に殺人鬼にハマったのもこれから。
因みに、同じエド・ゲインをモデ>>続きを読む
トルコの地で『ヘルレイザー』と
『ジェイコブス・ラダー』が正面衝突したような怪作。
現代的地獄イメージの連続はどれも素晴らしい。
これは良い拾い物。
生真面目なドキュメント番組という感じ。まぁ実際そういう作りなんだけど。視点の変換が絶妙。
@カナザワ映画祭
まさか生きている内に「ビッグ・スライドショウ」を観れる日が来ようとは!!カナザワ映画祭には感謝してもし尽くせない。
物語は、重度の脳性麻痺を患っているスティーブン・C・スチュアート>>続きを読む