TakasHiraseさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.9

戦っても逆立ちしても
天変地異が起きても
父は帰らない、戻らない

それでも戦う娘の色褪せない記憶と
頑なな愛を感じる物語

自分はこんな愛を持つことが出来るのか?

無いとわかっているから
心の未熟
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

夏の函館と本屋
湿度の低さとはウラハラに
よくいる3人の若者は湿った空気をまとっていて

映画なのか現実なのか
そんなことどーでもよくなるくらいの臨場感はオリビアと一緒に波状的にリアリティを増していく
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

似た境遇だけに辛かった…
全部解決したらまた観よう

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

苦手科目フランス語
そして今日のフレンチコース料理

前菜らしい超ライトな黒人フレイヴァ
スッキリと仕立てた富豪スープ
その富豪を丸ごと使ったポワソン
召し使い達のソルベ
メインディッシュは文通相手
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

ちょっとカモメ食堂思い出しつつ
極地における生活と現実ギャップコメディ
(主役はおじさん達と美味そうな料理達)

コレが沖田修一の世界なんだと納得
横道世之介から鑑賞してしまったけど

さぁなに食べよ
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怒り(2016年製作の映画)

3.9

無駄無く張り巡らせた非常線だけに
最後まで的を絞らせず

モンタージュを多様して
3つの物語はより重厚に

俳優オールスターゲームなだけに
事務所の力関係とか森山未來の出演背景とか余計なこと考えずフラ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.3

迫真の法廷物風なのに中途半端な暴力が勝る

邦画にタランティーノを持ち込むとスベる好例


一般的なキムタク信者ではある

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

誰しもは知らない世界なのに
邦画でしか出せないこの空気感は馴染み深く

未知なる言葉の大海は
映画をフィルターに溶け込み

鑑賞後の計り知れない達成感は
大渡海校了の瞬間に立ち会えたかの様

宮崎あお
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

ノーストレスで観れる
手に汗握らない
映画というかテレビドラマを濃縮

アンハサウェイ美しく
デニーロは好物

嫌いなわけない