Yさんの映画レビュー・感想・評価

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晩春(1949年製作の映画)

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父娘の二人の関係に絞って余計なものが削ぎ落とされていて、二人の間の感情に集中できるし、定点カメラで撮られた日本家屋のカットがパッパッと切り替わっていく様は視覚的に美しかったし、紀子や周吉の表情の切り替>>続きを読む

続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

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レオーネとかペキンパーばっかり見た後だったから、心理描写とかストーリにかなり物足りなさを感じたけど、どっちかっていうとこっちがマカロニだったなと思い出した。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最高!!!

コントロールできない怒りと悲しみに溺れる男の映画。ビリーはスポーツ選手のスコットが自分の人生をメチャクチャにしたと思い込み、その男を殺し自らも死ぬと心に決めることで、なんとか惨めさを噛み
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

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見るのが本当にきつかった。デニーロは無害で素敵なおじさんを演じてる。ゴッドファーザー2のデニーロが好きだけど、デニーロってこういうイメージの俳優にもなり得るんだよなと思った。良くも悪くも俳優としての演>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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大半のシーンが部屋か車の中で視覚的な刺激はなくて、別段大きな出来事もないけど、ウィリーとエヴァの間の空気がピリッとしてて見てられた。人物が二人いれば見れる映画を作れるんやなと不思議に思った。ちょっと眠>>続きを読む

ビリー・ザ・キッド/21才の生涯(1973年製作の映画)

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親愛の情を持ちあう二人が追うもの追われるものの関係になってしまうっていうめっちゃシンプルな構図。だけど、ずっと飽きずに見られたから不思議。台詞は少ないけど、行動と表情で複雑な感情がビンビンに伝わってい>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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面白い映画ではなかったけど、後世に残る作品なのは理解した。ホリー(オードリー・ヘプバーン)のキャラは情緒不安定のようで説得力あったから不思議だった。

荒野のガンマン/致命的な仲間(1961年製作の映画)

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つまんなかった。愛と復讐のどっちを取るかとか、息子を殺した男を愛せるかとか、やりたいことは分かるけどその葛藤が全然伝わらなかった。

砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

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めっちゃいい話だった。シンプル。死に方がひどい。牧師が教えを説きながら女のケツを揉む。皿を釘で机に打ちつけてモップで洗う。ヘビを客に美味しく食わせる調理技術がすごい。売春婦が一発でドア蹴破る。文字読め>>続きを読む

ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

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わかりやすい物語はないのに、戦闘やユーモアはある種わかりやすく快楽性に富んでいて、わかりやすい善悪はないのに、物事の善悪はしっかり写し取っている。

娯楽性と現実の奇妙さどっちも満タンで備わってる感じ
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

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好きなタイプの映画だったから、途中で何度も寝てしまった。この映画にはストーリーらしいものが無くて、しばらく寝てても事態は別に進展していなかった。「あー、ただ続くんだな」と思った。それで安心して、車のエ>>続きを読む

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