ズルズルさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ズルズル

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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

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夏、好きな生活のなかに汗だくになりながら料理をするがある 秋、一番好きな季節なはずなのにこんなに寂しい季節だったっけ…となった
母の作るハヤシライスを真似してみてもなんだか物足りない、作るところをチラ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

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カフェ・アメリカンでドイツとフランスの国歌を歌い合う違和感、細かい知識がないとニュアンスが掴めない部分も多かったな
白黒映画でも夜は深く、as time goes by ふぅ…

女系家族(1963年製作の映画)

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この時代の映画をいくつか見たけど当時の情勢や女性の立場がよくわかるしどれもオープニングとラストカットがかっこよすぎる 今よりもっとずっと“戦後は”が身近にある感じ

“有馬で芸者をしておりました”のあ
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.0

大切なものを手放すこと、自分の過去を清算すること そのどちらもジーンの目を通して感じることができてよかった
思い出の物なんて見返すことはほとんどないのに、いざ捨てちゃうとそれを自分自身で捨てたという記
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

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恋愛に関しては実は特筆することなく、生活の中でもやもやする部分がとてもよく描かれてるなと思った(多田は普通にいいヤツ、一人で孤独に耐える方がよっぽど楽 についてはもはや何も言えない…)

いつもと違う
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

身体能力どうなってんの、感情を歌や体で表現できるって素敵 キャシーの声が真っ直ぐ届いてきてgood morningが一番のお気に入り
映画の歴史も知れてよかった、オーケストラを目の前にしてのサイレント
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

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誰の優しさにも触れられず、彼の母親の台詞も全くピンとこなかったな そもそも失うためには手に入れなきゃでしょ
いくらカチンときたからといって、当時は地味だった元教え子に“あなたって昔からそんな子だったっ
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

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一番理解できないタイプの男女 で、“な〜んでそうなるかね”って呟くのがわたし
中の人と外の人、わたしまだ死ぬのまっぴら!!そのガッツでどこまでも!!
この監督はラストのカットに命をかけてるんでしょうか
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羅生門(1950年製作の映画)

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誰の高笑いが一番かみたいなとこあるな 
3人いてそれぞれの視線の先が焦らされる演出にドキドキ 女の悲鳴から再開されるデュエルシーンは笑った

老婆が髪を引き抜いて〜しか知らんかったので京マチ子が老婆に
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赤線地帯(1956年製作の映画)

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売春防止法施行直前の吉原……正しいも正しくないも誰に決めてもらう必要もないのにな
人生終いには子供に捨てられる恐怖がついてまわるってもう絶望の底は見えんのか でも慣れない客引きに絶望は不思議となかった
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青空娘(1957年製作の映画)

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“ね〜え、わたし ほんとは東京なんてちっとも行きたくないのよ?”で一発掴みオーケー
一人若尾文子映画祭してたけど、すべてこの喋り方でどれも魅力的なのすごい……

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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デリバリーくん(?)が真っ当な大人として叱ってくれるシーンが一番ウケた ライアンが全方位に魅力的すぎ!

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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沈黙の時間は非常に苦しかった、どんな台詞よりも このあとだってマックスは何度も傷つくんでしょ?と何もかも嫌になったね (You Tubeにあがってた本作に関するドランのインタビュー動画を見たあとはなお>>続きを読む

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.5

なんてラブリーでチャーミング!ものすごいポップの渦!! 若尾文子のあのしとやかな話し方がすべてを飲み込んでいくよう
圧倒的ラブリーを身につけて、トンカツにおビールで今すぐ乾杯したい。(トンカツで一杯っ
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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配信再開されてたので慌てて鑑賞
雨の夜 香港の街並みの美しさと、今の状況を思うと混乱した…

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

ターンする度に大人びていくビリーの表情 
聞こえなかったmiss you、切ない兄弟愛に涙でした……

しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.5

団地一室の会話劇 どのシーンも絵画並みに表情と構図がキマりきっててあっぱれ!
軽妙かつものすごい量の台詞が飛び交うけど、序盤父親の“あれは人間の生活じゃない”で全てがグッと締まってる
一番悪いのはたい
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

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教授と法学生の会話と、ハンナの裁判官への質問で混乱していく ひと夏の恋ではなく秘密を共有した時から始まる呪いだと思った

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

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一体なんの役で出てたの?!だったけどエイドリアン……ここでもドランに乾杯とは
後半のびっくり百連発でうとうとぐっすりしたのちに結末を聞いて笑ったな 
“僕の心も燃える” を茶化すなや!!!

本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

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前半は ずるいことや図太さは結局強さでもあって人の弱さを受け入れられないのもまた弱さ…とか考えてたけど 後半は自分のためにだけに強くなる人と誰かのためにしか強くなれない人、そのどちらが弱いのか…?など>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

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“お見事…!!!”のシーン百回繰り返し見たいあれは一生忘れられんな 
ゼロの焦点の中谷美紀を思い出した…

海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

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どこかにレオナルド・ディカプリオ様が隠れてないか探した探した 

浮草(1959年製作の映画)

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映画祭では一つも見れなさそうなので浮草から配信で
こっちの方がいい風が入るからお上がりなさいよっていう女将さんの台詞かなり良かった 

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

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お互い変におどけてみせるのも合間に挟むジョークも視線の交わし方もハマらんなぁ…
夕暮れ時の一番いいシーンだけを80分引き伸ばした感じ
サイン会での次に書きたい物語についてのシーンが良かった

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

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多くの人が言うように、グザヴィエ・ドランの魅力は魅せ方を心得ていることだと思うので、自分の監督作品に出演する方がよりハマっている感がある 映画はおもしろかった

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

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わたしも全力でブリジット・ジョーンズのことを励ましたり一緒に浮気男の悪口言って笑い飛ばしたい
シリーズものが苦手なわたしだけど頑張ろう〜(ビフォアサンライズは一生サンライズのまま)

この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

4.0

科学的にはね、構造は花火と爆弾も一緒なのよって たしかにピカでドン
海辺の映画館の“大切なことは全部映画が教えてくれた!”って台詞が浮かんできてそうだねって思った 

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

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壁にかかった絵画もラグも椅子もすべて自分で決めた、自分だけで決めた人生 みたいな会話が一番好きだった 選ばなかった方の自分はもはや自分の手から離れてそのまま他人になっていく感覚
いいシーンや台詞もあっ
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

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タコのニーナとサメの物語が頭から離れない
映画を見終わったあとにメインジャケットを改めてみて、ほんとにいいシーンが切り取られてるなと思った

ひまわり(1970年製作の映画)

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迎えにいった人が帰ってこないことも迎えに来るであろう誰かを探すことも悲しい…

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

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わたしならあと3日で死ぬって言われても許してやんないね それぞれのかたちで喪に服すのがいい、アディダスの黒ジャージでももちろんよい◎

ローラ(1961年製作の映画)

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身も蓋もないテンポのよい会話に思わず笑った セシルがずっとずっと大人で美しくて、まさに“馬鹿でもないし醜くない”

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

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誰だってカルヴィンでありルビーでもある ちょっとした嫌がらせこそが人間たらしめる?!