つくひさんの映画レビュー・感想・評価

つくひ

つくひ

映画(164)
ドラマ(0)
アニメ(0)

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

・IMAXレーザーで鑑賞。圧倒的映像と音の迫力に心躍った。映画はこうでなくっちゃ。
・単純に前作よりも派手なシーンが多くシーンごとのメリハリもあったため、充実感があった。前作はできるならここまで派手で
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

・ベラの成長、冒険を観客が見守る、ダークなおとぎ話。
・ベラが冒険に出るまではモノクロ、出てからがカラーということで、抑圧からの解放を表現したのでしょうか。
・会話はおろか歩くこともままならず、欲望剥
>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.3

・「原作者へのリスペクト」を持って丁寧に進めればこれほどの素晴らしい作品ができるんだぞ、という例を見せつけられた気がする。
・玉木宏と舘ひろしのWひろしの迫力すごい!
・シンプルに熊が怖い。
・衣装が
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.4

良かった。全人類が見るべき。原作も読まなきゃ。

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.2

途中で誰かが言ってた「ベテランバンドはセルフトリビュートバンドになりがちだが、スパークスは違う」という旨のことを言っていた。ファンからすれば活動してくれるだけでも嬉しいけど、芸術性とか革新性からはかけ>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.8

・マトリックスファンとしては「こんなもんかあ」感と、「続編を作ってくれてありがとう」という気持ちと半々。
・今まで見た映画の中で一番過去作の映像をガッツリ出してくる作品だった。「あの時の、あの!」とな
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

・マーベル・スタジオに感謝、コロンビア・ピクチャーズに感謝
・ピーター(アンドリュー)の登場で声が出るほど驚いた。(出してないけど)
アンドリューが出たということは…とトビーの登場を今か今かと待ってい
>>続きを読む

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.1

・結成からデビュー、メンバー脱退、発展、佐藤伸治氏の死、そして現在までを描く。
・佐藤氏の最後期の、魂、生命をかけて作品、ライブに取り組んでいた様子が関係者から語られていて、私ももっと集中して傾聴しな
>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.3

・面白かった。序盤はカンフー、中盤、後半はテンリングス等のSF格闘、最後半はモンスターバトルという変遷があって飽きなかった。カンフー映画、キル・ビル(ゴーゴー夕張ー!)、ネバーエンディングストーリー、>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.8

・演奏とダンスとフォーメーションによるパフォーマンス。めちゃかっこよかった。デヴィッド・バーン、当時67歳とは思えないくらい声が出ている。
・単純に演奏が上手い。生演奏じゃなく後付け、当て振りなのかと
>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.9

・監督、脚本が前作と同じくヨン・サンホ氏なのに結構テイストが違う…僕は前作のほうが没入できて好きです。
・まじでマッドマックス要素がありありで笑っちゃった、ラストあたりの音楽(というか重低音MAXなビ
>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.2

・TV版、スペシャル版を視聴した後に観た。時間がなくて外伝版は未視聴…
・ネット検索で「TV版未視聴でも映画を楽しめるか」を検索したところ、「TV版を観ておいたほうがより入り込めるが、未視聴でもOK」
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.3

・事件の被害者(?)である曽根(星野源)の葛藤と、阿久津(新聞記者)というサラリーマンの小栗旬の葛藤がそれぞれ対として描かれていて、それがあったからこそ葛藤を乗り越えた二人が犯人らに思いをぶつけるシー>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

・派手なシーンは迫力があったし、低音の効いた音響も良かったんだけど、設定が難解すぎて私の頭では一回じゃ理解しきれなかった。各ミッションの条件、設定、背景が絶妙に頭に入って来ないのよね…
・説明→「ん~
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.4

・みんなバラバラになるのに、最後は一番楽しかった頃の映像でスパッ終わるのズルいな~
・「タバコ吸ってるけどこれじゃないやつだから(ゲホゲホ)」
可愛い
・「去年デートしたけど秘密主義だから詳細は言えな
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.3

・パーティに行きそうで行かないもどかしさ
・脇役まで全員キャラが立ってて良かった。ジジがぶっ飛びすぎてて好き。
・トリップシーンの表現の斬新さ!
・真面目で勤勉であることを否定されアイデンティティをぶ
>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.1

体系的に映画音響について知ることができてよかった。
1ch→2ch→5.1chでどう変わるのか等映画館ならではのパートもあり。
女性が活躍しているのが印象的だったな。
これから「この音はどうやって鳴ら
>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版(2018年製作の映画)

4.2

・『フューリー』をもっとオタク臭くした感じだろうか。
・砲弾が戦車に当たるたびに激しい金属音が鳴って、その音で乗組員がみんな「ウギャアアアア」ってなってんの、今まで見たことなかったけど、リアルで良かっ
>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

4.5

・『犯罪都市』ではヤクザみてぇな警察役だったマ・ドンソク(以下、兄貴と呼称)だが、今回はヤクザ中のヤクザ役で警察とタッグを組むという作品。
・兄貴が出てきた瞬間、「ファンの求める兄貴像」(サンドバック
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9

・文化偏差値が激低のため、『若草物語』については一切存じ上げておりませんでした…何度も映画化・舞台化等されている有名な作品なんですね…
・ドレスとかの衣装がとってもおしゃれだった。
・四姉妹で騒いでる
>>続きを読む

それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星(2009年製作の映画)

3.7

・冒頭からばいきんまんがナチュラルに子どもたちをぶっ○そうとしてて怖い。
・キララちゃんとキラリちゃん、初登場時から違和感あるなと思って調べたら、声優がスザンヌとキャサリン(スザンヌの姉)らしい。プロ
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.6

・率直な感想としては、思ってたより全然分かりやすくてエンタメしてたと思う。特に画や衣装が綺麗で印象的だった。
・映画館でジリジリとした不安、緊張みたいなのを満喫できてよかった。
・いつ人生が終わるか分
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

・良かったけど、ちょっと期待しすぎたかも。寝不足が祟り、序盤~中盤トータルで10秒くらい気を失ってしまったかもしれない。ゴメンナサイ。
・2020/1/23現在、『パラサイト』と今作品が4.2で同点っ
>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

・2回鑑賞歴があった上での鑑賞(うち1回は爆音映画祭)原作はまだよめてない!読まないと…
・リンさんの描写が増えたことで、すずさんの中でいかにリンさんの存在が大きかったかが分かりやすくなって良かった。
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

・「これ実話が元になってるの?」と思ってしまうくらい、有り得なくはない話。喜怒哀楽が全部ごちゃまぜになって、最後はほの悲しい…
・表題の件が「発覚」「発見」した時の衝撃!!!「え、え、え、、、、、ええ
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

・こんなに時間を感じなかった映画は久しぶり。終盤まで緊張しっぱなしで、内容の重さもあり観賞後はグッタリ。
・映画を観ている自分もまるでホテルに取り残された客のように感じ、テロリストに見つからないように
>>続きを読む

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

・日本語でも英語でもないラップは新鮮だった。ガリーボーイはめちゃ韻が硬い。
・「『インド版8 Mile』じゃん」というツッコミは、まあまあ的を得たツッコミなので禁止。
・『8 Mile』よりもガールフ
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

・良かったけど2回は観たくない系の作品。
・『タクシー・ドライバー』より『キング・オブ・コメディ』のオマージュが分かりやすかったかな、昨日観ておいて良かった。笑
・アーサーの笑い声が不快で不気味で悲し
>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

・ジョーカーの予習として。
・痛い!痛すぎる!いたたまれなくて中盤らへんまで観てらんなかった。それぐらいナチュラルクレイジーなパプキンを演じられるデ・ニーロすげ…
・才能が無いわけじゃないのがまた悲し
>>続きを読む

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.2

・心が痛い作品だった。特に最後のラップ。もう痛々しすぎて「止めてくれ~」って思ってしまったくらい。でも最後の「俺はお前と違う」っていう確固たる意識が表れた表情、迫力あったなあ。
・マイルズはチンピラで
>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.6

・ドラマが面白かったから観に行って、まあこの作品も面白かったんだけども、ドラマだけで終わっても良かったのではと思わなくもない。約2時間はちょっと長かったかな~。
・まろ好き。
・黒澤部長と武川主任のそ
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.7

・自分の将来に悲観してメソメソ。セリフが言えなくてイライラ。上手く演技ができたら褒められて嬉しすぎてメソメソ。そんな情緒豊か(不安定?)なリックが微笑ましい。
・自分の演技が観客にウケてるかどうか確認
>>続きを読む