ひるさんの映画レビュー・感想・評価

ひる

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C.R.A.Z.Y.(2005年製作の映画)

3.9

もっとハードな話かと思ってたが割とリンクレイター寄りだった

女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

ナホンジンのストーリーは説明すりゃあええとこボカして考察合戦に持ち込もうとするのがほんまに好きじゃない

冬薔薇(2022年製作の映画)

4.0

阪本順治がこんな堅実な映画作家になろうとは想像しなかったな。この主人公に伊藤健太郎をあてがきするセンス然り。

鬼が笑う(2021年製作の映画)

3.9

音がめちゃくちゃ小さい(映画館の問題ではないと思う)が、よく出来た話だと思う。けれどあのラストは逃げだよな

リフレクション(2021年製作の映画)

3.9

拷問シーンであえてキャメラを大胆に動かすこと、リヴェットに逆らって。

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

4.1

主人公テイタムは筋肉バカのキャラなのだがフェミニストのグロリアに言及したり有害な男性性を意識したりするなど、今の時代の男ヒーロー像!という感じ。モブキャラの死でも倫理観弁えるとこが好感度高い(今の死ん>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

ワンハリの二番煎じ感が否めない、全然系統は違うけど

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

4.2

終始爆笑。節操がなさすぎるが、今のアメコミ映画の量産ぶりの皮肉としては良い勝負

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.0

小学生の頃思い出して色んなことがキツくなったが良い映画だった。ファーストショットがすげぇ

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

ド派手な瞬間だけを断片的に切り繋いだしっちゃかめっちゃかのアクションに見えて実は奥にしっかりした全体性が据わってるルッソアクションは健在。

アンナの出会い(1978年製作の映画)

4.0

やはりラストショットが怖い。腕以外の身体を微動だにせず、淡々と受話器をとる。

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

3.8

静的なセルフポートレートから性的なポートレートへ

オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

3.9

白人男性の有徴化。アケルマンはラストのクロースアップの不気味な長さが強烈。

囚われの女(2000年製作の映画)

4.0

ベッドでズボン脱がないまま欲情しちゃうまでの件の生々しさよ。ヒッチコックだけどヒッチコックじゃない。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

ビックリするぐらい独創性を欠いていたな。ゴーグの口説い解説も監督自身の声と考えると寒くなってくるし、やっぱりワイティティとは根本的に馬が合わんのだと思う。

三姉妹(2020年製作の映画)

3.9

ムンソリ怪演ですね。弟の存在が殆ど不可視化される。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

死に際に元カノが他の男との間にガキできました伝えに来るのしんどない…?

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

めちゃ好きでしたね。ヘタにテクニカルなプロットを回避し、受話器からの声はそのままオカルト要素として受け入れ、具体化されることのないまま一方的に突きつけられる抑圧に対峙する中で、唯一の武器として託すのが>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

是枝のセンチメンタリズムには相変わらずゲンナリさせられるが、だからと言って他の日本映画と違って無碍にはできないのは、それが競争社会の根に潜む邪悪さと相容れない関係にあるからに他ならない。この映画の中だ>>続きを読む

スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー 帝王ザーグを倒せ!(2000年製作の映画)

3.7

冒頭においてそのカートゥーン映画をトイストーリー世界の玩具たちが鑑賞しているというメタな作りになっていて、これがセル画と3DCGという形式的な対比の観点で興味深い。無論スペースレンジャー映画としても。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.7

過去のピクサー映画でいえば『バグズライフ』『カーズ』に傾向は近い。宇宙活劇としてクレバーな面白味を出すことに成功していたとは言えないが、ヘタにウェルメイドを意識した近年のピクサー作に比べれば、こちらの>>続きを読む

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

4.0

ベルイマン、もっとアート寄りの人間かと思っていたけど、めっちゃドロッドロな壮大な昼ドラとか撮ってたんすね!!おもしれぇ!

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