ナホンジンのストーリーは説明すりゃあええとこボカして考察合戦に持ち込もうとするのがほんまに好きじゃない
阪本順治がこんな堅実な映画作家になろうとは想像しなかったな。この主人公に伊藤健太郎をあてがきするセンス然り。
音がめちゃくちゃ小さい(映画館の問題ではないと思う)が、よく出来た話だと思う。けれどあのラストは逃げだよな
主人公テイタムは筋肉バカのキャラなのだがフェミニストのグロリアに言及したり有害な男性性を意識したりするなど、今の時代の男ヒーロー像!という感じ。モブキャラの死でも倫理観弁えるとこが好感度高い(今の死ん>>続きを読む
終始爆笑。節操がなさすぎるが、今のアメコミ映画の量産ぶりの皮肉としては良い勝負
小学生の頃思い出して色んなことがキツくなったが良い映画だった。ファーストショットがすげぇ
ド派手な瞬間だけを断片的に切り繋いだしっちゃかめっちゃかのアクションに見えて実は奥にしっかりした全体性が据わってるルッソアクションは健在。
やはりラストショットが怖い。腕以外の身体を微動だにせず、淡々と受話器をとる。
白人男性の有徴化。アケルマンはラストのクロースアップの不気味な長さが強烈。
ベッドでズボン脱がないまま欲情しちゃうまでの件の生々しさよ。ヒッチコックだけどヒッチコックじゃない。
ビックリするぐらい独創性を欠いていたな。ゴーグの口説い解説も監督自身の声と考えると寒くなってくるし、やっぱりワイティティとは根本的に馬が合わんのだと思う。
めちゃ好きでしたね。ヘタにテクニカルなプロットを回避し、受話器からの声はそのままオカルト要素として受け入れ、具体化されることのないまま一方的に突きつけられる抑圧に対峙する中で、唯一の武器として託すのが>>続きを読む
是枝のセンチメンタリズムには相変わらずゲンナリさせられるが、だからと言って他の日本映画と違って無碍にはできないのは、それが競争社会の根に潜む邪悪さと相容れない関係にあるからに他ならない。この映画の中だ>>続きを読む
冒頭においてそのカートゥーン映画をトイストーリー世界の玩具たちが鑑賞しているというメタな作りになっていて、これがセル画と3DCGという形式的な対比の観点で興味深い。無論スペースレンジャー映画としても。
過去のピクサー映画でいえば『バグズライフ』『カーズ』に傾向は近い。宇宙活劇としてクレバーな面白味を出すことに成功していたとは言えないが、ヘタにウェルメイドを意識した近年のピクサー作に比べれば、こちらの>>続きを読む
ベルイマン、もっとアート寄りの人間かと思っていたけど、めっちゃドロッドロな壮大な昼ドラとか撮ってたんすね!!おもしれぇ!