ひるさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

ブルジョワ打倒を物理的に具現化したらこうなります的な地獄絵図

エメラルド(2007年製作の映画)

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失われようとする部屋に埃が溜まる、時代の変遷

国歌(2006年製作の映画)

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お婆ちゃんらの語りとバトミントンのキャメラ旋回だけ

グロリアス 世界を動かした女たち(2019年製作の映画)

3.8

いまフェミニズム映画を作るならインターセクショナリーを避けずには通れんっちゅうことやね

バニシング:未解決事件(2022年製作の映画)

3.8

面白かった。点と点が繋がっていく感覚が。もう少し韓国ノワールらしいエグさがあっても良かったが。

アネット(2021年製作の映画)

3.8

古館さんのなんでここに?感でまだ楽しめたかな。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

なぜもっと早く阿部ちゃんにサイコパスをやらせなかった

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

話には聞いていたが『シンウルトラマン』の性的表現が想像を遥かに超える気持ち悪さでしかなかった。あれさえなければ、知らないTVアニメの総集編として辛うじて受け入れられていたかもしれないものを。あとどうし>>続きを読む

(1963年製作の映画)

3.8

島に行く件の話が全く面白くないが、律儀な切り返しの積み重ねで鳥の増加をギョッと印象付けるのはシンプルで流石だなと。トラウマ級。

殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

4.2

ネルソンが根っからの悪で笑う。しかし同時にどこか青臭いとこも持ち合わせてて、それ故のあの墓のラストじゃねぇかと。風呂桶で意気揚々と髪洗うとことか最高やしな。

ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

4.0

愛って綺麗なだけやない、邪魔もんを蹴散らしてでも手に入れるんやという意志

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

思ったよりフツーのホラー映画だった。エフェクトをガンガン使う辺りが懐かしい。マルチバースに託けてもっとやりたい放題なのかと思ったら意外とちゃんとストレンジの続きだった。まぁワンダはああなるしかないよな>>続きを読む

蟻の兵隊(2005年製作の映画)

3.9

最後の場面が示唆的、右翼化は既に再び始まりを見せていた

アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.7

検閲シーンがもはやスペクタクルよね。見せてほしいと思ってしまった方が負けという

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

4.0

「素直に助けが欲しいと言わなきゃ」
今年もみさえの強さにグッときた。最近のクレしん映画のハートはみさえに移りつつある。

とんび(2022年製作の映画)

4.0

大掛かりな広島のセットにギャグ漫画臭い演出が見事に重松清原作の悪人ゼロの大らかな世界観を体現していくなかで、中盤の阿部寛が唯一嘘をつく際に顔面一杯に塗りたくるシャンプーの手触り感がリアリティを引き立て>>続きを読む

ゴールキーパーの不安(1971年製作の映画)

3.8

ホークス映画、ボーリング場、ドル札とポストモダン下の「アメリカ」という主題が既にヴェンダース作品に立ち現れている

不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

4.2

引きの暗い画が続くと油断してたら急にクロースアップになってハッとさせられる、こういう瞬間に何かが宿る。

クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

3.9

プールに入ってキスするのええな…て話ではなく。単に音楽という集団作業で壁が溶けるではなく、しっかりと両者の対話に主軸を置いてるのが良い。もうちょっと対話の場面では間を持たせてみてはとも思ったが。

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.0

エレベーターでああだこうだする話かと思ったら、閉じ込められた男の周囲で巻き起こるクライム劇であった

麻希のいる世界(2022年製作の映画)

4.0

レズビアン映画ってこう平凡な女とやばい女と板挟みになる男がテンプレートなのな。でも浜辺の夕陽ショットが神すぎたから万事OK!