Hirocoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Hiroco

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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.4

あーもう、古谷実はいつもトラウマ級だよ。

森田剛さんホントに怖い。
怪演というより、ナチュラル過ぎて、その人格になってる感じ。

こういう映画は私は苦しくて観ていられない。
苦手です、躊躇しない暴力
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本能寺ホテル(2017年製作の映画)

2.8

タイムスリップの設定ベタ!
ヒロインのキャラベタ!
笑いのツボはかなりベタベタ!

日本ドラマ映画という感じでラフに楽しめます。

昨今、「それでも、生きよ!死んだら意味がない!」みたいなメッセージが
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.2

白くて丸くて大きい愛されキャラの鉄板みたいな造形に騙されるもんか!と思いながらも、セロハンテープで穴を塞ぐシーンで鉄壁なガードは崩壊しました。
最終的にかわいい〜と思ってしまいました。
バララララララ
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.4

成り行きのロードムービーではなく、米国版お遍路といったところか。
最初から正しい自分が見えていて、やるべき課題がわかっている。
すぐ辞められる。いつだって甘えられる。

もう、自分探し系の映画は求めな
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宇宙兄弟#0(2014年製作の映画)

3.1

近年で大いにハマった漫画の一つ、宇宙兄弟。
人は自分のコンプレックスや過去からは逃げることができないが、
目の前の仕事は、正直に今の自分を評価してくれるものだと思います。

主人公のムッタは、自分のこ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.2

ノスタルジーEP3.5としてはお見事と思います。
スター・ウォーズの世界観がしっかりしているから、あとは各々のキャラクターが呼吸を合わせればSWになるって素晴らしい伝統ですね。
ファンとしては充分に楽
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.8

これはもう、世の男性が好きそうな映画である。

本作を観ていて思うことは、
「自分らしく生きよう」という言葉ほど無責任なアドバイスはない。
己ですら“自分”のこと分かっていないのに。
そして、まだまだ
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.2

まずは「映画化してくれてありがとう!」とロン・ハワード監督に感謝を伝えたい。

ロスト・シンボルの映像化は不可!と悲しいニュースがあってからの待望の新作。
安定のサスペンス系ランニング観光のラングドン
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

人の感情の振れ幅や深度を感じとるための映画。
常日頃「怒り」ほど嫌われる存在はないが、なかなか誤魔化せないので開放するしかないという厄介な感情。

「喜哀楽」だと何か埋まらない日々を過ごすことになり、
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

2.3

ストーリーは想定未来を描いたSF。
25分という時間を感じさせないくらい重圧感がある。
よくまとめられたなとびっくり。

ただ、絵がもう少し耐えられれば・・・・
すみません。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

やはり日本人に「雨」を描かせたら世界一だ。
西洋人が浮世絵に描かれた雨をみて大変驚いたというエピソードを日本画の人から聞いたことがある。
西洋美術は雨を絵にしないそうだ。
そう考えると雨を演出として描
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.4

【午前十時の映画祭】4Kデジタルリマスター

待望の4K上映!
初見はだいぶ前。手に収まるくらいのブラウン管テレビで、音も悪く、全体的に曇った印象でした。
内容は素晴らしかったが、映画も今ほど観ていな
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.8

空の色彩が美しいです。
空だけは夢を魅させてくれる。

村上春樹っぽい語り口。
ネガティブを最大限に美化している。

の・ようなもの のようなもの(2015年製作の映画)

3.4

前作「の・ようなもの」が素晴らしい作品に思えた。
失礼ではありますが、前作は奇天烈で実験的だったので、何とも後味がよろしくない。
本作では、あの独特な空気感をさり気なく引用しつつ、安定したプロットに書
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生きる(1952年製作の映画)

5.0

【午前十時の映画祭】4Kデジタルリマスター

毎日毎日いくつもの仕事が目の前にある
怒られないように働く
責任は背負いたくない
だって好きな仕事じゃないし
退屈だけど給料は良い
家族の為だ、何一つ問題
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ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

2.9

またまた自転車映画を。

スタンド・バイ・ミー風の古き良きアメリカーンな雰囲気。
大学に落ちて、将来が見えないヤングなボーイたちの青春映画。

Filmarksの評価が高いのですが、私には微妙でした。
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パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト(2014年製作の映画)

3.2

イタリアの自転車ロードレーサーのパンターニ選手のドキュメンタリー映画。
箱根駅伝でいう五区激坂を得意とする、山の神。

選手生命を断たれる大怪我からの栄光。そしてドーピング事件と、皮肉にもロードレース
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.2

シン・ゴジラの流れで、原点と向き合ってみる。

え?こっちも大人向けじゃないか。
祟りであったり、災害であったり、人類の悪行に対しての化身。
戦後の日本が描く絶望って、炎と放射能なのかな。
今から見れ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

地震雷火事ゴジラ!恐すぎる!
観終わって真っ先にググったのが
「シン・ゴジラ 経路」
まず、ウチんちを通ったんじゃないか!?という確認したい。
鎌倉から武蔵小杉って結構アップダウンあるからゴジラもしん
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.0

すごく面白い題材なので、ぜひドラマシリーズ化してほしい!
毎週違う藩の参勤交代に密着してほしいですね。薩摩藩とか熱苦しいだろうし、しょーもない脱落者とか描いてほしいですなー。
参勤交代のルールに興味が
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カプリコン・1(1977年製作の映画)

2.3

人類初の火星有人調査のお題目!
のはずが、発射カウントが始まってすぐ、さぁ降りてと。

何やら陰謀がうごめいているな!と思うのだが、すぐネタバラシしてくれる(笑)

NASAやFBI、大統領を敵に回す
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

モテたいというのは最大の原動力ですね。
スクールカーストの底辺であった連中が、他のクラスメイトとは違う強さを見つけ出す過程が微笑ましい。
「お前には暴力しかない!」って言ってやったね!キマったね!
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.6

東京オリンピック目前の1963年横浜。
めきめきと発展する町並みと
将来を渇望する若者たちの空気感を味わえる。

私も同じく横浜で学生生活をしていたのに、
なんでしょうか。この温度差は。

今、興味あ
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劇場版 弱虫ペダル(2015年製作の映画)

1.0

原作もアニメも好きだけど、これはいただけなかった。
総集編で映画にしちゃうパターン。

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.5

劇場で観ようと思ったが、アウシュビッツ収容所という舞台故に、覚悟してみないとなと先送りにしてしまった作品。

ちょっとこの撮影手法は衝撃でした。
常に近眼状態であり、主人公サウルの認知心理を体感できる
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.0

ジョブズの「現実歪曲フィールド」を映画化したような感じで、テンポの良い不協和音が聞こえる。

開始5分からワクワクするのだが、いつもイイトコロで時代が流れちゃう。
新作発表会のプレゼンテーションがみた
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ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン(2014年製作の映画)

3.7

「ファンクは一拍目が重要だ」
ジェームス・ブラウンについては何となくしか知らなかったので、観賞。

ファンクというジャンルを作った人ぐらいに思ってたのですが、
いや〜、パフォーマンスは一度見たら忘れな
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雨あがる(1999年製作の映画)

3.5

他者に向けてイライラしたり、攻撃するのではなく、自分がどんな行動をとったら良いか?ということを考えさせられる作品です。

それは自己満かもしれないし、他の人を小馬鹿にしてしまうかもしれない。人間という
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.7

かつて感じていた夏の匂いがした。
心地良いくらいの不安定さを交えて。

私はもう大人になってしまったので、小学生の正男を心配してしまうが、子どもからみたら、おじさん(菊次郎)が心配でならないと思う。
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

4.2

「ファンが望むのは、非日常の体験」
何度みても良いですね。
当時、リハーサル映像の切り貼りのライブ映画なんて微妙に違いない。という前評判もチラホラあったが、フタを開けてびっくり。めちゃくちゃカッコイイ
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.3

今週の大河ドラマ真田丸は小田原城を攻めておりましたが、その裏側、忍城の大戦のお話。旬なので、見てみました!

歴史の一幕を学ぶには分かりやすくて良い。
ただ、戦模様がギャグっぽくてなんだかリアリティが
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サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ(2012年製作の映画)

3.8

映画界におけるデジタルとアナログの転換期について迫ったドキュメンタリー。
映画を観る側としてどっちが良いかなんて言えたものではない。
作り手サイドにしかわからないアレやコレがあることが丁寧に描かれてい
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ハイキュー!! 終わりと始まり(2015年製作の映画)

2.8

はじめてハイキュー!みました。みんなが見ろ見ろ言うから。
劇場版なので割愛されすぎてるだろうな〜というところは目を塞ぎました。
スポ根の王道セオリーな感じ。

ヤバい経済学(2010年製作の映画)

2.3

「アメリカのキラキラネーム」
「相撲の八百長問題」
「報酬をあげれば成績は上がるか?」
ざっと3ストーリー分あります。経済学というより統計分析?
角度を変えて物事を分析したつもりになれます。ただし、映
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.7

予告編とポスターのコメディっぽさイマイチかな〜と敬遠していたが、間違いでした。
優しくない時代劇でいい!結構繊細に作られているなぁ〜と好感。
役柄によって異なる口調と聞き取りにくい口上が特にお気に入り
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

2.8

落語はイリュージョンだと言っていたが、映像化すると、ぶっとんだ感じになる。
混沌としたネタ帳のようだ。

イミワカンナイの隙間にクスっと笑える罠が仕掛けられているが、引っかからない可能性は大いにあるの
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