ooiooさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

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終盤の展開が『寝ても覚めても』。同じセリフ「私、自分のことばかり考えていていた」も出てくる。ラストは新婦のお腹のアップ→ラッパを吹く天使の像のアップ。最後の審判の意味あり?ベルイマンの『第七の封印』は>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

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エイリアンではなくエイリアン2という感じ。つまりホラーではなくアクション。

THE DEPTHS(2010年製作の映画)

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断絶断絶また断絶。人間は分かりあえない。一貫したテーマを描き続ける。ラストは『親密さ』を連想。『寝ても覚めても』のラストにも通じる。向き合わず前を向くふたり。道は交わらない。あと『寝ても覚めても』の原>>続きを読む

親密さ(2012年製作の映画)

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孤独な魂。愛は魂を肉体から奪う。 愛とは死。ゴメンゴメン。理由も分からず謝ってるでしょう。愛されないと愛しかたがわからない。選択に迷うことはない。選んだ方が正解になる。私は愛と欲望ごっちゃ混ぜ。情報に>>続きを読む

まぼろし(2001年製作の映画)

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その辺にある普通の石をめくってみたら裏で無数の虫が蠢いてるシーン。あれがこの映画のテーマを表しているのでは。海というか水平線を見つめる夫の表情!悟りの表情。2度映す。アップで。離婚して自由になりたいん>>続きを読む

暗黒街の弾痕(1937年製作の映画)

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大傑作!!!!!
愛は死より強いと信じて戦いに挑む!

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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面白い!現実のスキャンダルをネタにするアン・ハサウェイ最高!ある意味自虐映画。自由奔放なオークワフィナとリアーナは可愛すぎるし、退任間近?の「ヴォーグ」のアナが登場したりと大満足な映画でした。あとケイ>>続きを読む

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

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本作に登場する病気の女性→『沈黙』の病気の女性→『叫びとささやき』の病気の女性みたいな流れ

沈黙(1962年製作の映画)

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ものすごく『シャイニング』。やはりホテルの内部=人間の心の無意識のメタファー? ホテルから出れない人。出れる人。病に支配される翻訳家と欲に支配される主婦。どっちもベルイマンに見えるが、父とベルイマンの>>続きを読む

死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

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憎っきゲジュダポにレジスタンスはどのような復讐をするのかと思ったら、みんなで嘘の証言をするって人としてどうなの…。冤罪だし…。300頁!の脚本を200頁に圧縮して映画化。ゆえにボリュームいっぱいで目ま>>続きを読む

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

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82年の作品。51年作『夏の遊び』のヒロインのセリフを本作の主人公に再び語らせる。「神様なんか信じない!もしいたらぶっ飛ばしてやる!」。大事なことは2度言う。神の沈黙。

秋のソナタ(1978年製作の映画)

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「憎しみも人間を結びつけるものであって、愛は憎しみと同じように炯眼だ」「他人に恐怖心を与えて、良心の呵責を感じさせる才能が自分にあることもよく知っていた」「夜になると、ばかげた場面や屈辱的な場面が次つ>>続きを読む

夏の遊び(1951年製作の映画)

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振付師からの助言「壁を壊すチャンスは一度だけ」。マリーがメイクを落とすシーン=壁を壊す瞬間かな。本来の自分を取り戻す。失った感情を呼び戻す。しかし最も印象的なのはマリーが感情を失う場面。あの病院シーン>>続きを読む

外套と短剣(1946年製作の映画)

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ゲーリー・クーパーに近づく女スパイを逆にクーパーが追い込む密室劇が素晴らしい!しかし、ここまでが面白さのピークであった。何の意味があったのか分からない科学者の心臓病という前フリ(けっこうしつこい)や、>>続きを読む

恐怖省(1944年製作の映画)

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これって映画会社が勝手に編集したんじゃないの? あの意味ありげな占いマダムとか二度と出てこないし。兄妹の変貌は唐突だし。何よりラストが唐突。終盤の展開とかフィルム一巻まるごとカットされてそう。

メトロポリス(1927年製作の映画)

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支配者が安倍晋三で、正義感溢れる若者は山本太郎に見えてしまった!お話は『レディ・プレイヤー1』に与えた影響大かな。

緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

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登場人物がいずれも本物らしく見えるのは、彼らが人生によって各人各様にねじ曲げられた存在だからであり、肉体的または感情的な不具者というのはラングの真のお得意の分野なのである。何より素晴らしいのは(全ての>>続きを読む

ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)

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憎悪、復讐、殺人、運命に挑む戦い。全ての作品で貫き流れるテーマ。
顔に傷。

扉の陰の秘密(1948年製作の映画)

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部屋を次々と紹介していく謎のシーン。ラング曰く「『レベッカ』で夫がレベッカの話をしながら妻にレベッカの洋服や毛皮を見せるシーンを再現したかった。あれは素晴らしいシーン!私にはレベッカが見えた!あれと同>>続きを読む

ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

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沢田研二の『サムライ』みたいな世界観。お前と暮らせたら幸せだろうな。だけどそれが男には出来ないのだよ。たまらん。あと、私はスターになるからあなたを運転手にしてあげる、と歌うビートルズ『ドライヴ・マイ・>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

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素晴らしい!もう一回見なければ。パックリ開いた血塗れの傷口は女性器のメタファー?その傷口に突き刺さるナイフや棒状の物は男性器に見える。傷口を無理矢理開くシーンはレイプ感あり。

飾窓の女(1944年製作の映画)

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シネマヴェーラ2回鑑賞。教授が読んでいる本はソロモンの雅歌。禁欲と快楽の書。現実の世界に現れる夢の女。女の部屋の壁は全面鏡張り。2面性の演出かな?オチ含め完璧な映画であった。現実と夢。現実と映画。うっ>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

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私には才能があった。素晴らしい曲をたくさん作った。無限の可能性があった。しかしあの金髪豚野郎と結婚して私は大切な何かを失った。死んだように生きてきた。そんな時イラン人のメヒディと出会った。私の人生は再>>続きを読む

樺太 1945年 夏 氷雪の門(1974年製作の映画)

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沖縄戦と同じ。樺太島を捨て石にする日本軍。犠牲になるのは住民。軍上層部は東京で生き延びる。両者の間で葛藤する丹波哲郎。ラストは史実と異なる。大尉役で三上真一郎。いい男!

従軍慰安婦(1974年製作の映画)

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素晴らしい!『戦場のなでしこ』の真逆!どっちも脚本・石井輝男なのに。

戦場のなでしこ(1959年製作の映画)

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日本を戦争の被害者、中ソを加害者として描く。美しいみたいに描くラストも全く美しくない。あれって軍の洗脳だよ。新東宝。59年。

死闘の伝説(1963年製作の映画)

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あの村落がネットの世界だとすると、よそ者を排除しようとする村民はネトウヨかな?そう考えると村民に立ち向かい正しいことをする加賀まりこは水原希子に見えてくる。日本人は今も変わってない。というかもっとひど>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

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血のつながりだけが家族ではない。これってアベンチャーズが次作で描こうとしてることだよな…。サノスがリリー・フランキーで、ガモーラが城桧吏くん。その下が佐々木みゆちゃん。アベンチャーズのハードルがまた上>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

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面白かったけど、次作で描こうとしてることって、デップー2のラストと丸かぶりの予感。

ホドロフスキーの虹泥棒(1990年製作の映画)

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爆睡した。地上と地下。地上は現実で意識の世界、地下は人間の無意識の世界かな。大切なものは無意識の中にある。みたいな。バーのマスターがイアン・デューリー!

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

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最後にケンドリック・ラマー!白人は黒人を見下すことで安心できた。韓国人を見下して安心する日本人も多いけど同じこと。韓国の大統領に酷いケーキあげてたけど。あれも見下しだよなー。安倍晋三終わってる。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

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前半のいじめや同調圧力の描きかた抜群に上手い。後半の復讐シーン素晴らしい。現代の修羅雪姫。いじめっこの副リーダーが隠れ巨乳!お酒を買いに行くシーンでパツパツニットで胸強調。伏線を非常に強調する映画なの>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

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「権力者を見張らなければならない」「ニクソンはこの告発を国家に対する反逆だと言うが、それは「私が国家だ」と言ってるようなもの」安倍晋三を連想する。

人妻集団暴行致死事件(1978年製作の映画)

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「あいつ感じていたんじゃなかったのか…」。かみさんがセックスで乱れる理由とよく締まる(名器の)理由に気づき、茫然自失する室田日出男。つまりかみさんのことを何一つ分かっていなかった。それは死より冷酷に室>>続きを読む

風速七十五米(メートル)(1963年製作の映画)

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同性愛感すごい。男2女1の場面で宇津井健に変に気を使う田宮二郎。あやしい。あの台風は田宮二郎の心情のメタファーか。ラスト普通に泣いた。63年。カメラほとんど動かない。置きっぱ。会話シーンのカメラは常に>>続きを読む