ooiooさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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暗黒街の顔役(1932年製作の映画)

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32年作。デ・パルマ版より妹さんの扱いがいい。兄妹の描き方はこっちの方が好き。兄と妹はもう一人の自分。合わせ鏡。表裏一体。故に兄は妹が悪の道に進むのを阻むし、兄と妹は同じ男を愛することになるが、兄妹は>>続きを読む

バーバリー・コースト(1935年製作の映画)

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冒頭「弱肉強食の世界で生きていく!」と泣きながら決意するメアリーにしびれた。堪らん。こっちまで泣きそうになったよ。「先が見えない霧の中なら夢を見ていられる」と話すメアリーは霧の中で自分を見失っていく。>>続きを読む

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

5.0

66年までのビートルズ史。ジョンがバンドを牽引していた時代。天才ポールが覚醒する前。そしてオノヨーコが登場しない!万歳!うれしい!最高!たまらん!オノヨーコがいないってこんなにも素晴らしいことなんです>>続きを読む

ドカベン(1977年製作の映画)

5.0

戦いは生死だけじゃないのか?岩鬼がさらりと深いことを言う。ドカベンと長島が屋上で再会するシーンで泣いた。戦いは生死だけじゃないと気づいたふたり。大傑作!

現代ポルノ伝 先天性淫婦(1971年製作の映画)

3.5

鈴木則文監督が考えたタイトル「先天性悪女」の方がしっくりくる内容。深みがあるし、見え方も変わる。特にラスト。ミスリードなタイトル「先天性淫婦」に変えたのは当然、岡田茂。

すいばれ一家 男になりたい(1971年製作の映画)

5.0

山城新伍が親子の愛を説くシーンは切なすぎる。潮健児が演じる任侠映画のパロディキャラを見て「任侠映画はファンタジー」という監督の発言を思い出す。暴力や特攻の果てにあるのは拍手や喝采ではない。山城新伍と潮>>続きを読む

吼えろ鉄拳(1981年製作の映画)

5.0

真田広之がいいこと言ってました。「人間はひとりで生まれ、ひとりで死んでいく。間にあるのは戦いだ」。では何のために戦うのか。その答えは作品の中にある。ストーリーは前作『忍者武芸帖・百地三太夫』の現代版。>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

ゾンビ映画なんだから、長澤まさみはタンクトップにホットパンツ姿で乳を揺らしてほしかった。汗ばんだ素肌に返り血あびるとか。そういう生と死のコントラストが際立つ映像がない。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.5

食材はわかるが何を食べているのかわからない。が、めちゃくちゃうまかった。そんな感じ。

あやつり糸の世界(1973年製作の映画)

3.5

トークショー付き。「大映ドラマに似てる」「4時間よく耐えましたね」「話のスケールは大きいがやってることは食堂で喧嘩」に笑った。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.5

テーマは『ファイト・クラブ』に似ている。生と死と愛の物語。話の締め括り方もそっくり。タイラー・ダーデンのお言葉「必ず死ぬってことを心に刻み込んで生きろ!」を思い出す。そんな映画であった。

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

5.0

面白かった!是非、日本でも人気ユーチューバーが「未開なジャングルに行ってみた」とか言って、食人族に喰われまくる映画を撮ってほしい。ヒットしますよ!もちろん本当に喰われてほしいけど。

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014年製作の映画)

3.5

ワンちゃん可愛い!人間は醜い!肉屋の親父が包丁片手に「食ってやる」とワンちゃん追い込むシーンで爆笑。ワンちゃん愛強すぎて悪意に満ちた人間描写満載。犬好き人間は主人公以外一人も登場しない!どうかしてる。

ムーン・ウォーカーズ(2015年製作の映画)

3.5

過去に囚われて生きる男ふたりの変化と成長を描く。象徴的な二人の蘇生を想像させるシーンは生まれ変わることを意味する。負け犬のままでは終われない。捏造も彼らにとっては現実で本物なのだ。意外に良作。

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

5.0

終盤の展開は馳星周の世界!小説『白夜行』や『光』のラストも思い出したり(うろ覚えだが…)。強烈な詩情を感じた。

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.0

原作既読。人物背景とお話を大幅カット。原作にあった深みなし。ダイジェスト。恋愛感情を中途半端に描き活かしきれず。彼らの想いはどこへ行った? ホフマンは素晴らしい。雰囲気◎。

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

4.0

音響よかった。ブライアンが深刻すぎたかな。エルビスに冗談で空手チョップをお見舞いしてたら怒って帰られたり、ブルース・ブラザーズのテレビ番組で未経験のサーフィンに挑戦させられたり、そんなお茶目なブライア>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.0

擬似的な父と子の物語。『グラン・トリノ』を思い出す。『バケモノの子』も構造だけは似ていたが…。最後に流れるボブ・ディラン『嵐からの隠れ場所』の歌詞はこの映画そのもの。映画オリジナルの訳詞も新鮮でいい。>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

面白かった。アメリカはこういうコメディ作るの上手いですね。人物の成長もきちんと描く。日本でやったら萩原健一と長澤まさみ? 渡瀬恒彦と綾瀬はるか? 若い頃はヤバかった。そんな男性俳優で見てみたい。

サバイバー(2015年製作の映画)

2.0

舞台は世界。しかし話のスケールはすこぶる小さい。驚いたのは、主人公が偶然見たテレビ番組の映像からテロの標的になる場所を特定するシーン。エスパーですか? ご都合主義にもほどがある。

ターボキッド(2015年製作の映画)

2.0

落選短編を長編化した作品とのこと。ギャグは弱火。声を出して笑ったの小便を撒き散らすとこくらいかな。隣の客のアピール笑いに参った。「フフン フフン」と10秒に1回くらい鼻で笑う。しんど。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.0

人物描かずの復讐劇は盛り上がらない。ジャック・ケッチャム『老人と犬』が元ネタか。はるかに及ばず。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

5.0

ヒッチハイカーが好きでたまらない。この男だけが根っからの狂人。故に深みのない人物だがそこがいい。そして登場人物の背景説明なしというのもいい。理由のない暴力ほど恐ろしいものはない。

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.0

ブルーレイ。Amazonで購入。特典映像イイ。作品をより深く理解できる。おデブちゃんのセリフ「この髪型はユダヤ人スタイル。前の方は真面目で、後で遊ぶの」これってやっぱりア○ル・セックスのこと?

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