ヴィンセントヒロさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

 ニュージャージーパターソンに住む、パターソンという名のバス運転手の話。
 変化の無い日常から、愛すべき事象を捉え、育み、芸術的美しい詩を紡ぐ主人公パターソン。
 変化を求め、例えば家の内装等をいじっ
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転々(2007年製作の映画)

4.0


 "東京の思い出の場所の半分は、コインパーキングになってる。"
 
 二人揃って散歩の途中、竹村(オダギリジョー)の育った阿佐ヶ谷の
実家が更地になって、何か建つのかやり取りされるセリフ。
 
 ま
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.8

The 韓流❗ 
 閉塞感。残酷。本能的。疑心。親子。愛。哀。復讐。犠牲。絶望。
そして、切望です。更にラストは贖罪の、血の色の巡礼。
 親の愛を知らずに生き抜いてきた男。その生業は、冷酷な借金取り。
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バイス(2018年製作の映画)

3.8

ええと、スミマセン。今キャストを、確認中です。サム・ロックウェル。クリスチャン・ベール。スティーブ・カレル。もうどの俳優も役に入りきって、誰が誰だか。とにかくそっくりです。密着ドキュメンタリー(隠し撮>>続きを読む

アンダードッグ 二人の男(2016年製作の映画)

3.0

登場人物達全員(警察関係者含む)揃いも揃って大切な選択を誤っていく物語。主人公と袖が触れたら即アウト。こんなに周りを巻き込んで堕ちていく映画は韓国映画の、ある意味真髄。落とし所が見つからないけど、ラス>>続きを読む

マスターズ・オブ・ホラー(2018年製作の映画)

3.0

スピルバーグ? ……

 アメリカの大分昔のカーシアターで上映されて、ティ-ンエイジャ-のカップルが喜ぶ感じの映画。
 お化け屋敷的なドキドキのノリ

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.0

タイムスリップ。二度目の敗戦。
東京五輪の開催中止。AI。ふんどし。キーワードが色々あって賑やかな映画です。麻雀放浪記のパロディなので、麻雀放浪記を鑑賞しておけば、より楽しい"気付き"があるでしょう。
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.5

ホモセクシャルの愛憎一代叙事詩。
抑えられない愛欲の衝動を見事にスクリーンに写し出す二人の名演技。
雄大な北米の自然をバックに二人切り。幸せな時はやがて去り、それぞれの現実へ。しかし忘れられない、もう
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CASSHERN(2004年製作の映画)

3.0

日本PV界の若き大御所(当時)。色使い、音響効果、映像美です。

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.5

ほっとするので皆さんお薦め致します🎵ラジコンヲタク❗

リトルマン・テイト(1991年製作の映画)

4.0

天才児の孤独感が伝わる。
特別なる者、本人は頓着せず。

ハムレット(1990年製作の映画)

3.5

英語を学ぶなら、シェイクスピア。
日本国語で言う古文に近く、現代文に近からず。古いけど、今では目新しく、かえってモダン❗いい台詞で身悶えです。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.8

今宵の月は少し雲が掛かり、陰ったり、耀いたり、とても美しく神秘的です。 そのまさに、神の秘密を探索へ、アナログ時代の50年前、とても古臭く見劣りのする(あくまでも現代と比べれば)装置で、その場所に同じ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

夢中になったダーティ・ハリー。老いて尚アクションのシークレット・サービス。影のある開拓者時代の許されざる者。無骨で芯の通ったグラン・トリノ。まさか、こんなに翔んでて、更に人好きの老犯罪者を演じるクリン>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

世界で一番の金持ち。
"どれだけ持っているか、資産を数えられる様では、本当に金持ちとは言えない。"   作中で語られる、金持ちの金持ち足る哲学的な台詞。本当に起こった誘拐事件を、多面的に写し出す進行。
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.0

パロディ映画。最初から最後まで徹底的に下ネタ。内容が入らない❗