インドミナスレックスの罠に嵌って丸かじりにされた警備隊の日系人の名前を、某ケアロボット映画の主人公と同じ「HAMADA」にするところにユニバーサルの意趣を感じました。
ピ、ピエトロー!!と胸中で叫んだ。ともあれ、キックアスからマッハ男になれて良かったね。ホークアイは自分要らないんじゃないかって薄々感ずいてて、ソーは微妙に影薄くて、キャプテンは急に仕切り始めるし、ハル>>続きを読む
ストーリーに大きな起伏はないけれど、ラテン系特有の軽快な感じがとても良かった。「どんでん返しがあるのでは?」「このあと何かトラブルがあるんじゃ?」なんていう風に懐疑的に映画を見るようになってた自分に気>>続きを読む
余計な脚色や政治的主張を排し、伝記としてのセオリーをよく守っているバランスのよい映画だった。料理番組的表現をするなら、素材の味を生かした素朴な一品。
遺された子供たちに配慮した結果の、あっさりとした終>>続きを読む
久々にfilmarksを利用する気にさせてくれた作品。マコノヒーの男泣きに涙腺が緩んだ。IMAXってやっぱりいいな。
5人組のティーンエイジャーがセレブの家で窃盗し、盗んだもので着飾った姿をFacebookにアップロードし、ドラッグをキメて、再び盗みに入る、の繰り返しを1時間半くらいやって、残りの30分で見られるのは>>続きを読む
イマドキな大学生グループが、山男2人に勝手にビビって死にまくるホラーコメディ。
とにかく死に方が雑で、山男に襲いかかった男子大学生が石につまずいて木材粉砕機に飛び込むシーンなんかは、えっ?って声が出た>>続きを読む
序盤の少女漫画っぽさにウッとなったけど、中盤からは恋愛表現がマイルドになったので観れた。高良健吾の朴訥とした感じが好き。岡田将生の整った顔が綺麗。波瑠はなぜだか好き。長澤まさみは…
怒濤のような勢いで繰り出されるフレンチ用語に圧倒されながらも、穏やかな気分で鑑賞することができました。
グルーの足の細さに終始不安を覚えた。鶴瓶の声は慣れればなんともない。
アラブな独裁者がトレードマークの髭を剃られてID社会のアメリカ・NYに放り出されるブラックジョークコメディ。アラディーンが徹頭徹尾に独裁者気質で、最後までぬるまったくならなかった。
思ったよりゾンビゾンビした映画。設定とか状況説明を結構すっ飛ばして、主人公がゾンビっていうのが面白い。「なんでこんなことになったのかはわからない」っていうRのモノローグはメタ的で可笑しかった。そしてガ>>続きを読む
憧れのホテルでの結婚式がダブルブッキングになり、お互いの結婚式を妨害しようとする話。男たちはもう置き去り。
いつも通りなジム・キャリー。嘘をつけなくなった弁護士に扮する。最後のNG集で笑う。作品としてはイエスマンの方が好きだけど、こちらもたまに見たくなる一作。
このレビューはネタバレを含みます
IMAX3Dで観たということもあって、戦闘シーンの迫力には唸らされた。ただ、深く考えようものなら疑問符がぽんぽん飛ぶような内容。スーツの存在意義とか、クラークとロイスの仲がいつの間にか進展してたり、と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
50年近く続くスタートレックシリーズの映画第12作、それが自分にとって初めてのスタートレックとの邂逅になるということもあって、観る前は、設定についての事前の知識が要るんじゃないかなどと心配になったけど>>続きを読む
人生の多くの時間を、ダイオウイカ研究に費やした人々のドキュメンタリー。潜航艇といえば、しんかい6500のような頑健なものを想像するけど、この映画の中に出てきた潜航艇は350°の視野を持つオープンなもの>>続きを読む
カイジュウもイェーガーもサイズがデカすぎて、毎回の戦闘がすべて泥臭い肉弾戦だった。SFロボット物の王道に豪速球を投げ込んだような作品。IMAX3Dで観たのは正解だった。
タイムマシンを「昨日に戻ってエアコンのリモコンを取ってくる」という理由のために使う、スケールの小さなタイムトラベル映画。基本的な時間軸の変動が昨日と今日しかないということもあって、無為に話が広がりすぎ>>続きを読む
自分が世界史に興味を持ったきっかけはたぶんローマ時代だし、ポエニ戦争を再現したコロッセオでの戦いなんかは臨場感あってよかった。どうやって撮影したんだっていうシーンが多かったし、音楽も勇壮で雰囲気があっ>>続きを読む
思ったより面白かった。良くも悪くもアメリカン。深く考えれば考えるほど印象悪くなると思って、頭の中空っぽにして観た。
ゴールデンラズベリー賞を総ナメにした実力は確かに備えている。吹き替えで観たから、なおさらめちゃくちゃだったけど、アル・パチーノの扱いの酷さには笑った。無意味に出てくるジョン・マッケンローとか、ちょい役>>続きを読む
マイケル・ファスベンダーの「限りなく精巧に造られたロボット」の持つ、注意して見ないと気付かないような不自然さの表現がよかった。背筋がいつもピンと伸びてたり、笑顔のパターンが少なかったり。もともとSFを>>続きを読む
金かけて全部ぶっこみました!って感じの映画。日本へのリップサービスがちょっと多かったかな。中盤は浅野忠信が主人公然。エイリアンの生態がいまいち描写されていないのと、そのエイリアンの戦艦の兵装がどうにも>>続きを読む
ひさしぶりに金曜ロードショーで見て「こんな薄い感じのストーリーだっけ?」って思った。ナウシカとか千と千尋みたいなハイファンタジーよりもずっと楽に見れるけども。英語版のハルの声がアン・ハサウェイってので>>続きを読む
軽快、剽軽、くるくる回るローマのドラマ。ウディ・アレンはアメリカ人、ベネロペ・クルスはスペイン人、ロベルト・ベニーニはイタリア人、そりゃ白人には違いないんだろうけど、欧米人が見たら人種の違いにどんな感>>続きを読む
東野圭吾をあまり読まないんだけど、たぶん原作以下ドラマ以上くらいの感じなのかな。存外にしっとりとしたストーリーで、夏の海が綺麗だった。ミステリーにおける殺人事件っていうのは、その殺人の手法と犯人の動機>>続きを読む
記憶喪失と癌っていう、若年層向け悲劇作品の王道を地で行く映画だった。桐谷美玲が演じる役がどうにもふわふわしてて、感情移入ができなかった。話の重要なところを小分けにして序盤に散りばめ、中盤にぽつりぽつり>>続きを読む
ジェラルド・バトラーが渋かった。実話ベースとあって、フィクションのヒューマンドラマ映画のような話の作り込みっていうのはないんだけど、抑えるところは抑えていた。主人公のジェイと、取り巻く友人や恋人たちと>>続きを読む
倫理観に関わる映像作品は「主観を入れない」「取材対象の偏りや編集の範囲の公平さに気を配る」というようなことに配慮をするものだし、受け取り手に解釈を任せる構成はこの作品も同じく淡々としていた(マイケル・>>続きを読む
最序盤にコリン・ファース演じる鑑定士が「最低限のことだけ教えればいい」って言ってたけど、それはトム・コートネイ扮する贋作師にだけ向けられたものだったんだなぁ、と納得。通して軽い作品だった。盛り上がりに>>続きを読む