hiroki721kojimaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.3

人は生きている今の時代ではなく、過去に憧れるをテーマに、美しいパリの街が朝昼夜と映し出される。
脚本賞を受賞しているように、とにかく素晴らしいストーリーで、偉大な芸術家がそっくりで本当に楽しめた。

THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)

2.8

独裁制を学校の授業で行う実話。集団心理の広がり方が細かく表現されており、スリルある内容に仕上がっている。
音楽もロックを使って更に煽るなど演出も良い。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.0

感動の実話、人はどんな状況でも前向きに生きることの大切さを教えてくれる。しかし、ある意味、前向きに生きることはわがままに生きる事だということだ。自分を知ってもらい、周りとの関係を作る、その過程で生じる>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

2.4

シリーズ完結にふさわしい大作で、非常に重たい内容だが、素晴らしい感動のストーリー。
主役はもちろん、子役やベテランの演技力が映画に感動を足してゆく。
個人的には少し物足りない箇所もあったが、ラストのシ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.5

夫婦間で、お互いに相手へのリスペクトが無く、次第に壊れていく関係を、美しいカメラワークと子供の思いを描写しながら過去のまだそれがあった時代の映像に重ねてゆく。
夫婦のどちらが悪いとか賛否両論あるが、そ
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半世界(2018年製作の映画)

3.2

役柄の年齢ぐらいになると、夢とのズレが鮮明になってきて、現実とのギャップが苦悩と希望の狭間で揺れ動く。
少年時代の過去を振り返りながら演じる、俳優陣は素晴らしい。
阪本順治監督は本当にこういう温度感の
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

音楽の力でそれぞれが前に進んでゆく。ナイトレイの歌も初々しさが出ていて素晴らしく、恋人役のマルーン5アダムの歌も映画に魅力を与えてゆく。
ビートルズさながらの屋外でのライブ録音などアイデアも良く、現代
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

2.7

恋愛におけるタイミングの大切さを嫌と言うほど思い知らされるストーリー。
ギリギリ届けられない想いを、複雑に表現した俳優陣の演技で充分に楽しめる作品。
わかってはいたが、ラストは爽やかに終わる映画だ。

追憶(2017年製作の映画)

2.6

この映画は何よりもカメラが素晴らしくと役者の演技がも良い。
ストーリーはヒューマンドラマだが、年配の方にもわかりやすいスピードで展開していく。
年齢を問わず堪能できる作品だ。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

映画の醍醐味が全て詰まっている傑作。音楽、美術、ファッションなども確かだが、脚本や演技も全て秀逸で見る者は引き込まれるに違いない。喜怒哀楽全て詰まっていて、それを見事にミュージカルで魅せている。
主演
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.2

牛腸のポートレートから始まるこの伏線、若い男女の行き詰まる感情を、表情を抑えた演技で描く見事な俳優陣。
麦の無感情な演技はある意味映画に深みを与えており、なんとも言えないラストへと繋がる。
東北の海の
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

2.7

数学者ラプラスやナビエ-ストークス方程式など物理学を題材にしたストーリー。
特殊な能力を持つ2人の若者を演じ切った主役2人の演技は実に良かった。脇を固める俳優陣も存在感抜群。ややスケール感に欠けるもの
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

2.9

悲しいラブストーリーで、且つ美しい。神戸の街並みでの撮影も個人的には楽しめた。
脚本も丁寧にわかりやすく、しっかりと伏線の説明もあり見終わった後は、悲しくもスッキリとした映画だ。
主題歌のワンオクも素
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

ドンシャーリー。伝説のピアニストの事実に基づいたstoryとあって期待して見たが、本当に素晴らしかった。当時の黒人白人の問題など難しいテーマに、彩りを与えるピアノの音色。主役2人が、揺れる想いを見事に>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.3

鬼気迫る演技と完璧なシナリオ。狂気の教育と乱舞するドラム。タイトルの意味や劇中に流れる映画での映画など、散りばめられた伏線も考えれば真意に辿り着く。完璧な映画だ。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.4

ホーキング博士の半生を描いた物語。欲を言えば、もう少し研究や宇宙論に迫って欲しかったが、人間としての感情や表情、愛する妻への想いを掘り下げてのストーリーは素晴らしい。ホーキング博士の著書は以前拝読した>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

4.0

映画の題材としてフェルメールの名画を取り上げているが、その脚本も素晴らしい。時代背景を巧みに様々なシーンを色彩で表現し、登場人物達の台詞の少なさも映画に深みを与えてゆく。

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

2.1

スペインの街並み、クラシカルな撮影にスペイン音楽のギターの音色と何度となく流れるスペインミュージック。ストーリーや演技うんぬんではなく、登場人物のファッションなど映画の楽しみ方はたくさんあると感じた。>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.8

最後まで展開がよめず、徐々に明らかになってゆく。映画の脚本としては間違いなく一級品だ。そこに役者の演技が重なって、より儚さと狂気が深まり最後まで楽しめた。素晴らしい映画。

ナラタージュ(2017年製作の映画)

4.2

人間の苦悩や葛藤に大切な人への想いを絡ませながら様々な感情を掘り下げたストーリーと、その中で確かな存在感で演じる俳優人。演出やカメラワークで自殺するのではという緊張感を常にはらませながら、見るものを没>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.1

クリントイーストウッドは年を重ねるごとに、このような役で右に出るものはいないのではと思う。言葉の一つひとつも重く、ストーリーに深みを与えてゆく。良い映画だ。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.6

storyは途中で最後が解ってしまったが、役者の雰囲気と相まって喫茶店の雰囲気やファッションなどふんわりと包み込むまるでコーヒーの湯気のような纏まり方で、カメラワークなど素晴らしい。
ふんわりとした感
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.5

登場人物のバックボーンの掘り下げが浅く、重要な会話も伝わりにくい内容で、もう少し世界観を広げられたのではないか。
ストーリーは単純だが、木村二宮吉岡の演技は素晴らしかった。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.2

冷戦時代の背景とその時代の日常に、違和感ある存在との純愛。映像美とともに、その時代背景をしっかりと捉えながら進む純愛ストーリーは圧巻。ユーモアと残忍さを織り交ぜながら終盤に進む。役者の演技云々ではなく>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.5

腑に落ちない部分も多いが、一気に引き込んでいく展開の速さも素晴らしく、役者の演技も展開スピードに磨きをかけてゆく。これぞサスペンス映画だ。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.3

歌の素晴らしさが映画に深みを与え、ストーリーの中で心境を見ている人にどう伝えるかなどカメラワークや編集も素晴らしい。クーパーの多才ぶりが凝縮された内容だ。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.2

日本の風景に、愛する人への想いを解されなが、気づいてゆく表現は素晴らしかった。ストーリーもちゃんと完結されていて見ていて違和感なく入り込めた映画。

フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

2.5

3部作の完結。フィナーレは予想通りだったが、お互いに少しづつ相手に歩み寄る感じが素晴らしく、カップルから夫婦へと移ってゆく心情の表現も良かった。

フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

2.2

少しフェティッシュな、いかにも海外ドラマの様なストーリーとなり、お決まりのシーンを見せつつスケールを見せている。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

2.5

芸術としてのフェティシズムか、シーンに挿入される音楽が映像を崇めてゆく。
日常の会話や、私生活、デートシーンなどは退屈でプレイシーンを盛り上げるだけのものに過ぎない。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.2

フジテレビらしい、おなじみの俳優陣だが、安定と納得の役柄がうまく過去の作品を匂わせていて素晴らしい。
演技もそうだが、1人1人の存在感がまた際立っていて良い映画として成立させている。

七つの会議(2018年製作の映画)

3.4

原作者の社会派のドラマに、又しても脱帽した。ストーリーとしては普通の内容だが、だからこそ俳優陣の演技が深みを加えてゆく。
妥協のない迫真の演技こそが映画の真髄ではないか。

九月の恋と出会うまで(2019年製作の映画)

3.8

不思議な内容の物語だったが、役者の演技が実直で違和感なく受け入れることができた。
リアルすぎる恋愛物語より、ファンタジーの方が優れた作品になり得る、良い前例だ。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.7

函館を舞台にした同作、原作は地元出身の佐藤泰治。原作とは少し内容が違っていたがこの脚本も良かった。また、俳優陣の演技も素晴らしく見応えのある作品でした。

四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.0

自分の過去と重なる部分が多く、映像美とともに非常に美しい映画でした。
また出演者の演技も素晴らしく、20代とは思えない監督の表現力にも圧倒されました。

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