hiroki721kojimaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

2.6

尺も短めでサラッと観ることができる。いまを大切に生きることをテーマにした恋愛映画で、展開も演出もどこから切っても普通の映画。

ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

3.2

ニーシャ・ガナトラ監督作品で、ダコタ・ジョンソン主演の映画。音楽プロデューサーを目指す主人公が出会いをきっかけに夢を掴んでいくサクセスストーリー。音楽の効果が良くて、演出も抜群。登場人物も申し分なく多>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.0

平成を舞台にしたラブストーリーでスケールも世界観を大きい。瀬々監督作品らしい内容だが、やはり主役二人の演技力が素晴らしく引き込まれる。演出は好みじゃない部分もあるが、劇中に流れる唄が効果抜群で見どころ>>続きを読む

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

2.7

終末感の映画で、登場人物数が少ないぶんダレやすいが主演の二人の「フリした」演技がなんとも言えない雰囲気を醸し出している。主役のピーター・ディンクレイジの初主演作。エル・ファニング安定の存在感で彼女の出>>続きを読む

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

2.8

ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品ということで、期待高めで鑑賞。天文学者の教授と生徒の歳の差を越えたラブストーリー。ジェレミー・アイアンズとオルガ・キュリレンコがとてもお似合い。爆発して無くなった星たち>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

2.9

青山真治監督作品で主演は多部未華子。両親亡くした多部未華子が猫と一緒にタワーマンションに住み生きて行く中で、最愛の猫との別れ、新しい出会いと生活の変化を乗り越えて一新されていく過程を描いた作品。多部未>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.4

映画製作会社A24が手掛けた作品らしく映像、音楽、脚本、カメラワークなどバランス良く素晴らしい作品。とくにヴィジュアルは、赤と青を効果的に取り入れていて印象的。他の監督にも同じ様にヴィヴィッドな映像を>>続きを読む

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.0

マックス・ミンゲラ初監督作品。監督はこの作品の出会いでエル・ファニングと交際に発展しているみたいです。ストーリーは単調だが、その分演出などでスターへの階段を上がる10代の若者の勢いを表現できていると思>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.8

監督・脚本のウディ・アレンらしいロマンチックで少し古い洒落た会話のやりとりなどなど、らしさ前回です。
エルファニングや他の出演者もこの作品らしく肩の力が抜けた演技で良くも悪くもという感じ。音楽もジャズ
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.9

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督作品でパンク少年と宇宙人の女の子のSF恋愛もの。この監督らしくミュージカルっぽい演出や性の表現など世界観が個性的すぎて、苦手な方も沢山いるだろうと思う。展開の速度やカ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

2.9

監督であるマイク・ミルズの体験と半生を描いたストーリー。思春期の息子との関係に悩み、2人の若い女性に息子の教育を託す母親と、同居する男性の5人の人間関係と互いの影響を巧みに表現している。この時代のカル>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.2

ケイシー・アフレックとミシェル・ウィリアムズの演技が凄くて、2人が謝り合うところは記憶に刻まれる。それ以外もたくさんの名シーンと名演技があってたくさんの賞を受賞しているのも納得だ。間にショートシーンで>>続きを読む

ベルベット・ゴールドマイン(1998年製作の映画)

2.8

デヴィッドボウイから楽曲の使用を得られなかったなど色々と曰くはあるが、グラムロック全盛の時代のギラギラした感じを見事に表現しているのでは無いだろうか。今となっては普通だがあの時代にアーティストがジェン>>続きを読む

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.4

「ローマの休日」や「黒い牡牛」、「スパルタカス」などの脚本家ダルトン・トランボの半生を描いた作品。主演はブライアン・クランストンで奥様役をダイアン・レインが好演。
いわゆる共産主義への弾圧で赤狩りと呼
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JOY(2015年製作の映画)

3.0

主婦/発明家からビジネスで大企業を築くまでの実話でミラクルモップなどを生んだジョイ・マンガーノの半生を描く。
幼い頃から才能があったが周りの人たちから足を引っ張られ開花させられずにいたが、ある時スイッ
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.3

お人好しで周りの人を笑顔にするような存在の横道世之介役を高良健吾が演じ、その恋人でお嬢様の役を吉高由里子が演じる。全体的にほんわかと人間味溢れる描写で優しい雰囲気の映画。監督の沖田修一は良い『間』で映>>続きを読む

エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

3.1

雪山登山とカメラマンがエベレスト登頂に挑む映画。原作は夢枕獏で監督は平山秀幸。原作は読んでいないが、とにかくエベレストの雪山景色が圧巻の映画で、岡田准一と阿部寛の過酷なロケが伝わってくる。
ストーリー
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.6

毎年80,000人の子供が行方不明になるインドで5歳の時に迷子になった少年が25年後に、実の母親に会いにいく実話。
この実話の物語に花を添える素晴らしい存在感のルーニー・マーラとニコール・キッドマン。
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キャロル(2015年製作の映画)

3.2

ケイト・ブランシェット演じるキャロルとルーニー・マーラ演じるテレーズのLGBT美しい女性2人の恋愛映画。時代背景的にもLGBTがまだまだ認められていない時代で、苦しみながらもお互いの想いを重ねていく2>>続きを読む

トゥ・ザ・ワンダー(2012年製作の映画)

3.5

テレンス・マリック監督の作品。恋愛の哲学を宗教的に切り取り、詩のように表現した映画。実際の言葉より心の声や心の風景の方が多く、とても内向的な内容。
オルガとレイチェルの美しさが更に映像を引き立てる。
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セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

2.9

アメリカのテキサスが舞台で70年台の設定だが、デヴィッド・ロウリー監督にピッタリのストーリー。それぞれのシーンば暗く、セリフもトーンもじっくり入ってくる感じが良い。
役者の演技も深くて、人生の過ちやそ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.4

ジム・ジャームッシュ監督らしさ全開の映画。同じ時間の違う場所、それぞれのタクシードライバーの物語。人間の弱いところというか、人間臭さがセリフや雰囲気に滲み出ていて本当に良い映画だ。一話目のウィノナ・ラ>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

2.8

デヴィッド・リーチ監督作品は初鑑賞。主演のシャーリーズ・セロンのアクションシーンがとにかくリアルで激しく一番の見どころ。映像美や音楽のセンスなどはどちらかといえば好み。騙し合いと言うか、登場人物の駆け>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.2

原作角田光代の同名映画。監督は成島出。けっしてハッピーエンドでもなく暗く重たいストーリーだが原作を忠実に表現もしたような内容で手触り感も良い。主演4人の演技が秀逸で難しい物語でも入り込み易い。それにし>>続きを読む

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.1

元ジャーナリストの男ロジャー・フェリス(ディカプリオ)がCIA雇われ中東で潜入捜査を行う。CIA上司のエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)はアメリカからフェリスに指示を出し作戦を進行させていく。リアリテ>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

ジム・ジャームッシュ監督の作品。豪華キャストでコーヒーと煙草に絡めて普通の会話を短編として数話収められている。たわいもない会話の中に人と個性が炙り出されて、どの作品もなんとも言えない雰囲気。謎なのはこ>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.3

ジム・ジャームッシュ監督作品で、配役に工藤由貴、永瀬正敏、ジョーストラマーなどバラエティ豊かな登場人物。いま観ると確かに古く、工藤由貴と永瀬正敏の日本語のやり取りも古い感じなのだが何故か飽きずに引き込>>続きを読む

天空の蜂(2015年製作の映画)

2.5

原作東野圭吾、監督堤幸彦の作品。日本映画はこういう題材がとても苦手な印象で脚本が少し無理があるか。登場人物がとても多く、伏線の回収もなんとかこなしているが、肝心の人物像が薄く非常にもったいない。役者ら>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.4

デヴィッド・フィンチャー監督にダニエル・クレイグ主演のミステリークライム映画。原作も脚本も文句無し。ルーニー・マーラの演技も臆することなくミステリアスな雰囲気が非常にマッチしていてそのファッションとと>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

アメリカのニュージャージー州の町名パターソンに住む、主人公の人名パターソンのおよそ1週間という時間を切り取った作品。パターソン役をアダム・ドライバーが、パターソンの嫁役をゴルシフテ・ファラハニが演じて>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.2

日本の司法の危うさとある種の限界を殺人事件を通して訴えている秀逸な作品。監督は是枝裕和。役所広司演じる三隅が強盗殺人で捕まり、その後の供述が二転三転する中で、守りたいものを無罪の主張という形で守ってい>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

2.9

アメリカで起こった実際の事件を「セブン」のデヴィッド・フィンチャ監督ご映画化。
この事件担当の刑事2人と新聞記者、そして漫画家。主役が変わるような撮り方で最後は漫画家が事件の真相に挑む。役者の演技とセ
>>続きを読む

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

2.8

全体的に大森立嗣監督作品らしいトーンと雰囲気の映画で、日本映画らしくセリフ間が長く各シーンが長めだが、このストーリーなのでそこが楽しむポイント。難しい脚本で原作は読んでいないが恐らく忠実に再現されてい>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.3

歳を重ねるごとに若返っていく男ベンジャミンの人生を描いた作品だが、この数奇な行き方に色々な人生のテーマを込めたフィッツジェラルドの短編小説が素晴らしい。また、凝りに凝った演出はデヴィッド・フィンチャー>>続きを読む

ワイルド・ギャンブル(2015年製作の映画)

2.7

冴えないギャンブラーとギャンブルには強いがそれ以外ではイマイチな若者をシエナ・ミラーとライアン・レイノルズが演じている。ともにギャンブル依存症でギャンブル無しでは生きられない役柄を見事に演じている。会>>続きを読む

しあわせのパン(2011年製作の映画)

3.3

原田知世と大泉洋の相性も良く好演技で、どこかメルヘンな演出も違和感なく優しいシーンとなっていてなんともファンタジーな作品。
1から2へ、1人から2人へがテーマとなっていて人の繋がりの大切さを感じる。
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