ぼりひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ぼりひろ

ぼりひろ

映画(380)
ドラマ(0)
アニメ(0)

THX-1138(1971年製作の映画)

3.1

逮捕されてからのシュールな面々がツボだった、黒人謎過ぎるし。SENは脱走者なのになんかのほほんとしてるし。
見せ場はSENと一緒に逃げ出してから警官からにげるあたりから。サーバールームみたいなところに
>>続きを読む

シカゴ(2002年製作の映画)

3.7

バーレスクみたいなノリのお話かと思いこんで鑑賞してみたら、女囚である主人公がミュージカルの妄想をしているという構造の話だった。
なので歌って踊るシーンは原作ミュージカルの再現みたいになってる。
ミュー
>>続きを読む

パラサイト・クリーチャーズ(2013年製作の映画)

1.4

なんというか最初の雪山シーンからして遊星からの物体Xを彷彿とさせる。
そのくせあの作品よりもクリーチャーが陳腐かつ全体像がなかなか見えなかったりであまり見応えがなかった。
シリアスなテンションの主人公
>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.0

淡々と描かれ唐突に終わる奥さんとお手伝いさんの話が、空襲で焼けるおうちの様子と相まってとても切なかった。
この映画はお手伝いさんの回想を軸にしているが、お手伝いさんの孫を中心にバラバラになって消えてし
>>続きを読む

ラリー・フリント(1996年製作の映画)

4.8

キリスト教福音主義や保守派という名のモラルマジョリティに振り回される男の話。ラリーフリントは多分、表現の自由とかはどうでもよくて楽しく馬鹿なことやりながら金儲けしたかっただけなんだろう。

さすがフォ
>>続きを読む

31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

2.2

主演の2人がただただ豪華。
頑固な旦那とちょっとだけ控えめな奥さんが、不器用にダラダラと休暇をすごしていく話。
リンクレイター監督のビフォア〜シリーズに出てくる2人もいずれこんなダラっとした停滞期を迎
>>続きを読む

ケン パーク(2002年製作の映画)

2.5

ハーモニー・コリン脚本だから観た。ケンパークの級友たちを主人公にした群像劇で、コリンらしく主人公はみんな悠々自適ながらどこか自分の生活に鬱沸としており、その気持のはけ口としてただただドラッグやセックス>>続きを読む

バベル(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

21gから興味を持ち鑑賞した。なんかブラピとベネチオデルトロは似てる。この映画もデルトロ出演で良かったんじゃないかとも思ったけど、多分監督は21gのテーマと今作のそれを混同されるのを避けたかったんじゃ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

正直ウェスアンダーソンは苦手意識ありました。ライフアクアティックが退屈で仕方がなかったから。
なのでライフアクアティック鑑賞以後この監督の作品は食わず嫌いしていたが、今作があまりに評判だったので鑑賞す
>>続きを読む

ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

3.1

ジョンキューザックのいかにも偏屈そうな感じが役にぴったりだなあと思ってしまった。
自分の恋愛遍歴を辿るというストーリーだが話の構成が練り込まれててサクサク見れた。音楽ライターの出現は蛇足感ありありでは
>>続きを読む

スティーラーズ(2013年製作の映画)

2.2

ガスマスクの男の家が燃える銃乱射シーンと拷問を受けるイライジャウッドのシーンが最大の見せ場です。
タランティーノ賞賛とかポールウォーカーの遺作ということで期待して鑑賞すると肩すかしを食らったような気持
>>続きを読む

草原の実験(2014年製作の映画)

4.0

全く台詞がない。映されている景色は延々と草原。
綽々と続く牧歌的な雰囲気が心地よかった。
唐突に訪れる悲劇的なラストシーンの後の世界ではあのような暖かい雰囲気など微塵もないのだろうなと感じた時に作り手
>>続きを読む

ブリングリング(2013年製作の映画)

4.5

あのハーマイオニーのエマワトソンとかがオーランドブルームやパリスヒルトンの家に空き巣にはいってブランド品を漁る映画。

ソフィアコッポラ監督作を見たのがこれで初めてなので、これがS・コッポラ調なのか〜
>>続きを読む

アレックス(2002年製作の映画)

4.0

あの10分のシーンがなくても人を選ぶ映画でしょう。
自分は何回も見たが、本編開始から20分も見ていられない人が大勢いたとしても納得できる。参考までにいうと自分は「コックと泥棒、その妻と愛人」が好き。あ
>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

3.5

時事系列がごちゃまぜになったシーンの繋がりに始めは混乱したが、段々と話の全容が見えてくる作品。そのために3人の登場人物のストーリーが綺麗に繋がったようなカタルシスがあるのだが、実際に3人それぞれが対面>>続きを読む