ぼりひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ぼりひろ

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ペントハウス(2011年製作の映画)

3.2

「悪徳トレーダーの隠し財産を盗み出せ」という話だけど
その隠し財産の正体が面白味に欠けるしなんだか納得し難い。
それからどんでん返しを狙い過ぎて、主人公たちの計画をぼかし過ぎてた。どういう考えで動いて
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誘う女(1995年製作の映画)

3.8

ナチュラルボーンキラーズだとかファイトクラブだとか、90年代にちょくちょくあったMTV風の映像で社会風刺の効いた映画に該当する作品。
ドラッグストアカーボーイやマイプライベートアイダボに見られるモンタ
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エレファント(2003年製作の映画)

4.0

一つ一つには何の意味もない。日陰者のださい女子やこれ見よがしにいちゃつくリア充カップル…
彼らが唐突に殺された途端、シーンは劇的にドラマティックになり、なんともなかったワンシーンが悲劇的なものに思えて
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ラストデイズ(2005年製作の映画)

3.1

終盤でドラムを奏でながら歌われる一曲。その曲とカートコバーンの詩世界を映像にした映画なのだと思う。さっくりまとまっていて観やすかった

追憶の森(2015年製作の映画)

2.3

回想シーンや説明的なセリフを差し込むタイミングが致命的に悪い

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

決死部隊の名の通りキャラクターの扱いが雑だなー
色々盛り込みすぎて話の展開がシンプルになり過ぎたのかもしれない。
マーゴットロビーは演技上手かった。ジョーカーいなくなってからハーレイクインが若干シラフ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん。冒頭は世界規模のスケールのデカい話だったのにどんどんワカンダ王政の内輪揉めになっていって結局最後は内戦になっちゃうのか…
アメリカから見たアフリカ諸国のイメージってそんな感じなのだろうか。部族
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.8

京都みなみ会館で観た。群像劇でヤンヤンにばかりスポットが当てられるわけではないし、「夏の想い出」というイメージから連想する和やかさはあまりなかった。
傷ついて感情を喪失してしまいそうだがそれでもなお繋
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スプリット(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

失望の中にある者が進化するという世界観はアイアムアヒーローの終盤を連想させる。
無粋な言い方をすればアイアムアヒーローの世界観で堤幸彦の「SPEC」みたいな能力者対決をやってみた映画。
ジェームズマカ
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.0

舞台装置や衣装の豪華絢爛さが、重厚な音楽に応えている。加えて鬱屈としたサリエリの独白や孤高の天才モーツァルトの一生といった濃い要素を一つの映画としてまとめ上げた今作はフォアマンの金字塔だ。
濃すぎて3
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

言葉遊びっぽい軽快なニューヨーカージョークが満載で楽しく見ることのできる娯楽作。
舞台の大半が空港内というスケールの小さい話でありながらスピルバーグお得意のダイナミックな演出で飽きることなく観ていられ
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

2.9

カジュアルに飛行機に飛び移ったり、そのコックピットが破壊されて墜落したり、
無茶苦茶加減がアメコミらしくてその件だけは面白かった。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.1

細かいところまで作りこまれた作品だったけど展開が出来すぎなのが気になってしまった

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

-

原作では2パターンのストーリーだけで「もしも…」という色合いが強かったが、
主人公の男の子が意識的に何度もタイムリープするよう変更されており
アニメだからこそできるエキセントリックな映像表現と相まって
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.5

エピソード4〜6で完膚なきまでに帝国軍は潰されたので、どうしてもこの作品に登場する悪の軍隊「ファースト・オーダー」はしょぼく見える。
徹底的に洗脳しているはずのストームトルーパーがあれだけ動揺するのは
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

あえて抑えた感じのSF描写や、かわいいけど活発な感じのエルファニングに好感を持った。
こういったジュブナイルっぽい内容で紅一点のキャラクターがいると目敏い感じになりがちだと思うから、そこらへんをバラン
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エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.8

ツッコミどころ満載でも気にしないゆるいシナリオと、おさえるところはきっちりと張り巡らされた伏線。低予算なりに見せ方を工夫したアクションシーン。
ちゃんと娯楽作の体をなしているのがすごい。
終始アホな雰
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最近改めて「ジュラシックパーク」を観た時に、「こんなにCGの質感に違和感あったっけ?」とVFXに目が肥えてしまった自分に切なくなったが、今作は今作でなんだか違和感のある恐竜たち。
すごく精巧なんだよ。
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.6

実存主義とは信頼たるものなのか。もしやさながら量子のように、自らの存在が不変だと悟るまで私たちは不確定に飛び回っているかもしれない。
中盤に突如登場する禿げた来客の独白でそんな不安感を植え付けられてか
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.4

とてつもない閉塞感を感じる。
長男に当てがわれるため娼婦が呼ばれる。彼女が持ってきた映画のVHSに感化され、自分が生きる環境に疑問を持ち逃亡をはかる次女。
その健気さがただただ虚しくなるほどに、この作
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