ぼりひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぼりひろ

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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.4

コーエン独特の淡白さと血生臭さが混在した世界観。ミニマルフィルムノワールとでもいうべきか。
拙い詐称でお金をくすねようとした人が酷い目にあうというお家芸とも言える展開をみて、小慣れたもんだなと感心した
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ダークシティ(1998年製作の映画)

3.1

キーファーサザーランドのラストでの表情が面白かった。「へ?お前それ本気?」って顔してた。
今では聞き飽きた、「実は仮想現実だった」というプロット。世紀末の気分もあってか90年代後半には「13F」「トゥ
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処女の泉(1960年製作の映画)

4.0

贖罪と救済、破壊と再生、寛容と断罪をどの登場人物も共有する状況で物語が進行する。誰しもが脆く愚かで純朴であり、そのために彼らは痛々しくも凛として見えるのだ。
各々の暴力が淡々と行き交う映画だが最後に、
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エネミー・ライン(2001年製作の映画)

3.5

ちゃんと仕事をこなすオーウェンウィルソンいいですね
ジーンハックマンも老成した軍人って役がハマっていた

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.1

作中何回も出てきて原題にもなってるグラウンドホッグ・デーというお祭り。
これは「マーモット(モグラのような生き物)が地中から出てきた時に自らの影に驚いて巣穴に戻ってしまうと春の訪れが遅れる。」という迷
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SURVIVE STYLE5+ /サバイブ スタイル5+(2004年製作の映画)

3.5

最後のオチはマイケルキートンのバードマンに通ずるところが…あるかな?

アルティメット・サイクロン(2015年製作の映画)

3.2

プロローグが長かった分、嵐が来た当日のシーンが呆気なかった。当然のようにトラボルタは死んだ。
ラインマン大活躍っていうより、慎ましい普段の暮らしぶりを見た様で、トラボルタ演じるボーの人物像に血が通って
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

3.1

全編1ショットで主人公がひたすら歩き回るというとエルミタージュ幻想を思い出すけど、技術の進化もあってこの作品はかなりラフに見える。
手持ちカメラと音声マイク持ったスタッフ数名だけが俳優についてく様子が
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スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

4.7

途中で主人公が変わったり、ピリピリしているけどどこか冷めたような不思議な緊張感がヒッチコックのサイコっぽいなと感じて好きになった。
この映画も含めハーモニーコリンの手がけた映画はコケティッシュでとても
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

2.9

DVDの特典についてた監督へのインタビューで、カンヌでパルプフィクションを観てから以来時系列にも拘るようになったと言っていて、確かに今作でもSOSの電話のシーンとかミスリード誘うような感じだったり捻っ>>続きを読む

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

4.0

スカヨハが漆黒の空間でなんかやってる映画。面白半分で観るには丁度いいんじゃないでしょうか

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.8

二人の脳内に世界の命運が詰まってる。新海誠の作品の中で一番セカイ系に近く、ラブロマンスの要素を持った作品である。