叫びさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.6

あの伝説の殺人鬼がよみがえる!何度目だ?いい加減にしろ。でもこのリメイクはなかなかよくできてる。歴代シリーズでも屈指のスプラッター映画に仕上がってます。ラストシーンも印象的。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

アカデミー賞ノミネートと聞いて。3時間近い長い映画だけど、いい映画だなあ。文学としての村上春樹は好きじゃないんです。最大の理由は幼稚な独白と、場違いな性描写。この映画も冒頭はまさに、嫌いな場面が続き、>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

5.0

1950年、戦後5年後につくられたものだとは、とうてい信じられない。複数の視点から物語を描く技法とか、カメラワークが、とか、そんなことじゃない。少ない登場人物で組み立てられた、完成された物語。現代でも>>続きを読む

テッド 2(2015年製作の映画)

3.3

あいかわらず下ネタ多めでちょっとうんざり。だが、テーマは非常に重い。人間を人間と定義するものは何か?
この映画では自己認識と共感性だという。軽やかな口調で語られる下品な会話の中にこそ答えはある。アメリ
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.5

最近ハリウッドでリメイクされたそうでひさしぶりにみた。
こわい。
ストーリーはよくある都市伝説的な感じなんだけど、黒木瞳の演技の繊細さからかめちゃくちゃ怖い映画でした。特にエレベーターのシーンは強烈な
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

4.0

Twitterでもフィルマークスでもずいぶん酷評されてるなあ。だが、あえて批判を恐れず冒頭で言ってしまうが、僕は好き。むしろ、超刺さる。自称、高尚な映画評論家の皆様には申し訳ないが面白かったし、好きで>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

売名のためならなんでもやります!って割には地味だな、事故物件芸人。正直、ラストのダースシディアスがなければまあましだったのに。オカルトなのかネタなのか、笑えばいいのか、怖がればいいのか、よくわからず残>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.6

去年、映画館で見逃したことが悔やまれる大賞受賞作品(個人的に)。壮大すぎるスペースオペラの開幕にふさわしい、このワクワク感。久しぶりです。ハサウェイ以来。旧作のデューンも幼い頃に見て、なんじゃこりぁと>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

3.2

なんで今までみてなかったのか不思議。下ネタすぎて金曜ロードショーで放送できないし、レンタルで借りるほど見たい、って訳でもない。まさにサブスク向け映画。面白いんですけどねー

サニー/32(2018年製作の映画)

1.5

冒頭のワクワクすっぞ感はどこへ?実際に起こった事件をモデルにしている割には薄っぺらすぎる内容。主演の人、よく知らないんですがアイドルからの脱皮を目指して頑張ってみたのだろうが、門脇麦の本物感に、全くた>>続きを読む

クライモリ(2021年製作の映画)

4.0

ある日、森のなか、殺人鬼に出会った~(森のくまさんのメロディで再生してください)そんなホラーの洋式美を確立した、名作クライモリWrong turnのリブート作品。パクリ作品が無数に量産されるなか、なん>>続きを読む

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.0

そうなんだーソウシリーズの続編なのね。ソウって1作目は確かに面白かったけど、3ぐらいから飽きたな。ホラーって予想を裏切ってなんぼなのに、似たような続編しか作れない映画制作会社は映画に利益しか求めないの>>続きを読む

ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.0

妖怪ハンター映像化されてたんやー
特撮といいストーリーもキャストも古典的な特撮ホラー。沢田研二も竹中直人も若い!クリーチャーのデザインがフェイスハガーとエイリアンまんまで笑う。金鳥の提供でお送りしまし
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犯人は生首に訊け(2015年製作の映画)

3.0

なんとなくオチがわかってしまった。韓国のサスペンス映画は後味悪いのが多い。タイトルは秀逸。

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.1

めっちゃ好み。モノクロの映像、孤島の灯台で徐々に狂っていく男。何が嘘で何が真実なのか、求めるものは、全てを照らす光。だが光に触れてしまうと。神話的でもあるストーリー。やっぱりモノクロの映画はいい。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.6

イギリス在住のパキスタン人がアメリカのロックスターに憧れる、インターナショナルな音楽映画。ブルーススプリングスティーンは偉大だなあ。全編BGMが素晴らしい。80年代は音楽はカッコいいのに、ファッション>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

よくもわるくもウェスアンダーソン。雑誌の記事に似せた短編映像集。一話ごとは短く、終始ニヤニヤしちゃうぞ。多分他の監督作を見てなかったら、なんだこれ、と怒り出すかもしれないクセのある演出。キャストも超絶>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.5

159分の上映時間は長いなあ。観客に90分以上の集中を強いるのはあまりに傲慢だ、とポンポさんも言ってただろうが。全く、巨匠は人の言うことなんか聞きゃしねえ。事実に基づいた話なんかニュースフラッシュで充>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.5

こどものころ、シャーロックホームズよりアルセーヌルパンが好きだったので、大人になってから履修した。だからか、滝壺のシーンは頭に思い浮かぶんだが、なかなかの再現度でした。続編制作中だそうで、楽しみです。>>続きを読む

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.6

シャーロックホームズがアクション映画?そんなはずあるかと思ったけどマジだった。衣装とか美術とか音楽とかが素晴らしい。ひねくれモノのホームズをアヴェンジャーズより先に見てたらダウニーjr.のこと少しは好>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルでネタバレするかと思ったら無罪になっとらんやんwww
このシリーズ結構好き。スピンオフの方が怖い。シスターが最高傑作だった。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ふふっ、ってなったww
ホラーって、もういろんなパターン出尽くして、新しいオチのやーつってなかなかないと思ってたけど、これは斬新。そういえば日本の妖怪でこういうのいたなあー。
あんまりネタバレされない
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.3

登場するヴィランが多すぎてちょっと今のアヴェンジャーズっぽい。特にヴェノムはもっと活躍して欲しかった。サムライミ版のスパイダーマンの中ではちょっと駄菓子の詰め合わせ感がが否めない。調子のってるピーター>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.8

ノーウェイホームで感じた消化不良感の答えはここにありました。これこそスパイダーマン、これこそ映画、これこそ人生ですよ。
アクション、ストーリー、キャラクター、どこを見てもシリーズ最高傑作。トビーが「僕
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

復習。やっぱり原点にして至高。トビーマグワイヤの陰キャ感とMJのそんな美人ではないんだけど不思議な魅力。アクションもドラマもバランスがちょうどいい。それにしても、ウィレムデフォーは歳とってないなあ。2>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.1

地味な話かと思ったがいい話じゃないか。ドイツの暗号機エニグマを解読する話。カンヴァーバッジはこういうクセのある役がハマるなあ。すっかりドクターストレンジのイメージになってしまいたしたが。

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

2.5

復習。やっぱり納得できないラスト。エマストーンとディンデハーンの無駄遣い。エレクトロ?誰それ?ライノ?知らんのう。結局魅力的なヴィランがいないとヒーローも活躍できないってことですよね。バットマンとの違>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.0

長い。四時間越えのヒーロー映画は最早悪の組織の仕業だろ?ストーリーとかあってないようなもんだが、スーパーマンの無双ぶりと、これが金の力だ、といいきるバットマンがしゅてき。続編とか需要あるのか。今まで見>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

2.5

復習のために。やっぱりアメイジングは微妙。ヴィラン弱すぎ。ヒロインはかわいいけど。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

4.0

妹ミミがいちばんのサイコパスやんけ。どこか懐かしい造形のクリーチャーと、結局なにも解決してないストーリー、ずっと笑いっぱなしでした。こういう映画作れるセンスが凄いなー
昔のモンティパイソンみたい。

紅の豚(1992年製作の映画)

4.2

金曜ロードショーはジブリ作品だけになってしまったな。だが、それがいい。ジブリ作品で一番好き。空の青さとエンディングテーマ、カッコいいとはこういうことさ。

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.6

アメリカンニューシネマっていいなあ。変な男三人組の旅行映画(旅番組?)。ネプチューンみたいな。でもそのうちの一人はジャックニコルソンという。もう50年近く前の映画なのに、この頃既に禿げかかっとるやない>>続きを読む

エクスペリメント(2010年製作の映画)

3.0

厨2界隈では有名なスタンフォード実験のやーつ。ラストで無理矢理いい話にしなくてもいいのに。

星に願いを(2019年製作の映画)

1.9

グロきゃあいい、ってもんじゃないんだなー厨2すぎてちょっとついてけない、みんなしねばいいのに系シネマ。語呂のよさよ。BGMとか、ラブホのシーンとか圧倒的にリアリティが足りなすぎる。一部の出演者を除いて>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.9

いや、期待以上に良かった。野球をテーマにしていながら、グランドを全く映さない、その手法もさることながら、この短い時間でいろいろ詰め込んだ感はあるけど、ちょっと泣きそうになるぐらい感動した。桐島部活辞め>>続きを読む

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.8

邦題のセンスのなさよ。タイトルのせいで損してる映画はたくさんあるだろうけどこれはその中でもひどい。内容はユーモアとアクション満載でテンポもよく楽しい映画でした。