叫びさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.8

90年代はいろいろ狂ってる時代だったなあ。メイクとジャケ写がショボいので油断してたら、なかなかのグロさ。ロックってやつは人を狂わすのう。どこまでがフィクションなのかわからんが実在の事件を基にしてるとい>>続きを読む

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.5

序盤はなんだか眠たい雰囲気。なぜかのポー登場に戸惑いをおぼえる。内容も古典的なミステリーで衣装やら演技は優等生的な出来。中盤でやっと覚醒。ラストの展開は見ごたえありました。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.7

まーたキムタク映画かよーと思って観たら、意外にいい映画だった。キムタクには無限の住人でやらかした恨みがあるので時代劇、しかも信長は期待できるハズないと思ってましたが、さすがにキムタクも50歳。しっかり>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.5

アニャの美しさとだんだん狂っていく家族の表情の変化が見所。ラストのオカルトオチはいらなかったような気がしますが。美しい自然と、少ない登場人物でよくここまで見ごたえのある映画ができる。ロバートエガース。>>続きを読む

日本製造 メイド・イン・ジャパン(2018年製作の映画)

3.2

日本ってなんでこういう国になってしまったんだろう系意識高い映画。報道とYouTuberのリアルなクズっぷりかいいね👍️世の中は嘘でできてるから安心して嘘ついていていいんだよ?

弾丸ラナリスク(2020年製作の映画)

2.0

拳銃を拾った二人の陰キャ学生の狂気。想像する以上の展開にはならない。ショートムービーなのに疾走感もない。

修羅ランド(2017年製作の映画)

3.5

阪元裕吾監督作品の超絶血みどろホラー。テンポよく進んでいくので飽きることなく一気に観れるのでベイビーわるきゅーれ観たひとにオススメしたい。この監督、ただ者じゃない。

17クラブ(2022年製作の映画)

2.4

漫画風背景に実写の俳優が演技をし、声優が声をあてる。一見斬新な仕組みの短編映画。出演者も声優の演技もストーリーも悪くないのに、なぜかつまらない。あえてわける意味はあったのか疑問。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.3

梅図カズオっぽい設定のホラー。なんかぎこちない演技も全て伏線だったのかと思えてしまう、なかなか面白いストーリー。時々ビックリドッキリ演出もありながら、その奇妙なタイトルの意味がラストで解った時の気持ち>>続きを読む

私は貝になりたい(2008年製作の映画)

3.3

中居クンにとっては生涯で一番の名演として後世に残るであろう映画。最近なにかと世間を騒がせてる彼。この映画とは逆に大きな権力に強い意志で逆らっていれば、今どうなっていたのか。でも15年前の映画がアマプラ>>続きを読む

したさきのさき(2015年製作の映画)

2.3

ありふれた笛ペロ事案かと思ったらまさかの机ペロ事件。フェチは様々というお話。あんまりヘキに刺さらなかったけど友人役の女優さんはなかなか良かったと思います。

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.6

仁義なき戦いシリーズ4作目。さすがに連続して観るのが辛くなってきました。広島も呉も今ではほのぼのしてるのになあ。昭和って時代は全国どこでもなかなかアツかったんだわ。

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

3.6

前作二作に比べるとちょっとおとなしめ。いや、渡瀬恒彦はかわいそうだが。田中邦衛のキャラが、典型的なスネオポジションで、今後どう追い込まれていくのか楽しみでしょうがない。

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.8

前作よりもアクションがいい。名だたる名優たちが出演していて、昭和日本映画史を学ぶにも絶好の良作。前作観ちゃったら観ずにはいられない。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

菅原文太が漢すぎる。ゴッドファーザーにも似たヤクザ内部の抗争を大人になってから観ると滑稽ですらあるが、漢の姿はどんな時代も変わらんのですね。「弾はまだ残ってるけんのお」言ってみたいセリフですねー

ロビンソン漂流記(1954年製作の映画)

3.8

1954年公開の映画であり、誰もが聞いたことある文学作品だろうが、はじめて映画をみたかも知れない。最近、無人島でサバイバル的なものがネットに多く出回っているからか、意外と初期装備が充実してて、びっくり>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.0

北欧舞台の映画なのに派手なアクションもどんでん返しもない、地味な映画。なのに、なぜか引き込まれてしまう。こんなにも豪華キャストなのに、誰ひとりいい意味で目立たない。いや、ニコール・キッドマンとアニヤ・>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

2.3

ジョブズの功績は、凄いんだろうけど、映画はたいしたことなかった。ジョブズが偏屈な人だった、ってエピソードは他にもたくさんあるのに、なぜあえてこんな単調なストーリーにしたのか。薄っぺらい家族愛のコスプレ>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.3

ゴーリーっぽい世界観。なんか、ずっと食べてる映像ばっかりだが、どれも美味しそうで困る。チェコの童話を元にしたストーリーらしいですが、この物語から得られる教訓は、母性ってやつは良くも悪くもタイヘンだって>>続きを読む

デッド寿司(2012年製作の映画)

3.0

アタックオブザキラートマトみたいなシュールさはあんまりないけど、アクションとグロさはなかなか良かった。こういう明らかに、ふざけてる映画って観ていて気持ちいい。どうしてか、曲はやっぱりいい。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

これコメディだよね?いきなり親友から絶縁を言い渡されて、「今度話かけてきたら指切るからなオレの指を。」って言われたら絶対縁切ろうと思う。でもあきらめられない、主人公の陰キャおじさん、よくみたらコリン・>>続きを読む

アウステルリッツ(2016年製作の映画)

2.6

ザクセンハウゼン収容所の観光ツアーをモノクロ定点カメラで。ガイドも時々しか喋らず、カメラもなが回しが多くて心地よい眠りに誘われる。観光客多いな?2016年はまだコロナの影響もなく、夏だからか薄着の人が>>続きを読む

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.2

映像は地味で特に事件も起きず、会議してるだけの映画。だが、これは底知れぬ恐怖を感じる。淡々とした映像がより恐怖をひきたてる。
 歴史上、ヴァンゼー会議と呼ばれる、ナチスがユダヤ人問題の最終解決を決定し
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

爽やかなテンポでキル数を稼ぐカニバル映画。ガチでヤバい食人族みたいなグロ映画を期待したアブナイおともだちにはソフトな内容で物足りないかも。最近カニバリズム映画多い気がしますが、ブラックユーモアいっぱい>>続きを読む

A2 完全版(2015年製作の映画)

3.8

2000年頃のオウム真理教に密着したドキュメンタリー。前作よりも変な演出がなくて、より良質なドキュメンタリーになった。一連の事件を認め、被害者への民事賠償も行っていく、という教団に対し、一方的に出てけ>>続きを読む

「A」(1998年製作の映画)

3.8

まるで魔女狩りのような信者への追及。過熱する報道のせいで住む家すらも失ってしまう信者たち。広報の荒木氏、当時28歳。若いなー。ドキュメンタリーは事実を公正に記録する、というのが命題であって、対立する両>>続きを読む

ホラーハウス Vol.2(2021年製作の映画)

2.0

前編のラストの顔芸のせいでなぜか期待してしまったけど、特に盛り上がらず。こういうカメラワーク苦手です。白いセーターの女の子がかわいいので最後まで観ちゃった。なるほどこの人もAVの人かーwikiみると出>>続きを読む

ホラーハウス(2021年製作の映画)

2.4

なんだか既視感アリアリのホラーかと思ってたらまさかの中学生向けAVでした。という感じ。出演者がみんなソッチの業界の人だったのね。ラストの顔芸だけは一見の価値あり。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

5.0

前作を劇場で鑑賞出来なかったのが、今のところ2020年代最大の後悔。控えめにいって、最高の論理的なアクション、映画に対する愛溢れるくだらない会話劇、阪元監督作品らしい、間の巧妙さ。高石あかり、伊澤彩織>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

浜辺美波のファンムービーとしては星5です。まさかの仮面ライダーの映画で泣きそうになった。
 仮面ライダーストライク世代ではないので、一文字隼人のカッコよさに対して本郷猛の陰キャ真面目か?感にはなんか共
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.6

ほのぼの殺し屋育成ムービーという矛盾を笑いに変える映画。前作の方がビジネスライクで良かった気もしますが、いつものメンバーが多い阪元監督作品に新しいキャラを登場させるのが狙いなのか、むかしなつかしのバラ>>続きを読む

ブレイブハート(1995年製作の映画)

3.5

スコットランドの英雄ウィリアムウォレスの自伝的映画。なるほど大作ですね。劇中の音楽すべてが圧巻。大人数での戦争シーン、大迫力でした。ただ、3時間近いこの映画、観てる間ずっとメル・ギブソンに髪、切った方>>続きを読む

アポカリプト(2006年製作の映画)

4.1

グロいというか生々しい。ジャングルの中で原始的な生活をおくる部族が襲撃され、死にぞこなった男の脱出劇。ジャングルの中を走り回るアクション、血のにおい。生々しい人類史がそこにある。ラストの淡々とした歴史>>続きを読む

紅い服の少女 第一章 神隠し(2015年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

台湾ホラーって赤が鮮やかでいいよね。オチはいまいちですが。妖怪モノだとわかってしまうとイッキに醒める。

アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.1

すべてに突っ込んだら負けだ。字幕が関西弁なところとか、ヒトラーとトージョーが頑張って似せてきてるとことか、ベタなトーナメントとか、師匠のカッコとか、結局トーナメント出ずに旗を燃やしていればすべて解決で>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

古典文学の映像化。日本でいうと桃太郎のように有名な、ガウェインの寓話。ヨーロッパの騎士道物語ってなかなか厨2なんよなあ。だいたい不倫話だし。映像と音楽が壮大で見応えある映画。オチは、こういう物語が何故>>続きを読む