虚構と現実をテーマにした作品はたくさんあるけど、ここまで天才的な構成で組み立てられている作品はない気がする。鬼才今敏、まだまだ世に作品を残してほしかった。
物理学の理論と実践は非常に重大な功績を後世に残したが、そこに政治や思想が絡んでくると厄介だ。原爆に関して功罪はあるだろうが、その全てを研究者に押し付けるのは間違ってる。実践を社会時勢とリンクさせてはな>>続きを読む
音響やVFXなど前作にも増して力が入っていて圧倒された。あの下から突き上げる感じの音たまらんなあ。ただストーリーが個人的には微妙。近い関係でごちゃごちゃする感じがスター・ウォーズみたいだ。
ジブリの超大作達の影をしっかり感じた。これから宮崎駿がスターダムにのし上がって、ジブリが興隆していくと思うとたまらなかった。
寡作で有名なビクトル・エリセの最新作。顔のアップが多く、こだわっているのだろうと感じたが、意味はよく分からなかった。雰囲気は「ミツバチのささやき」から変わらない感じがしたが、今作は妖精みたいな子は出て>>続きを読む
前半はゆったりと時間が流れたせいか眠たくてしょうがなかったが、後半の口論の畳み掛けはなかなか見応えがあり、「スミス都へ行く」のような感じがした。
しずかちゃんパパ、未来でもパイプなの渋すぎる。人の幸せを願い人の不幸を悲しむことができる人なんてほんとにいるのかね。
何が面白いのか。道も分からなかったしこれも分からないし。フェリーニ諦めようか。
戦場のメリークリスマスの良すぎるメロディーラインに内容が追いついてない感じがした。
ずっと不穏な空気が流れている映画良い。少し違う視点からの黒人差別系映画。一見の価値あり。
淳の役を伊藤健太郎がやるっていうのがいいね。事件を起こしたことはよくないけど、何倍も深い役者になっている気がする。そして個人的な推し河合優実がまた出ていて嬉しい。それはそうと、落ち込んでる時に悪い方向>>続きを読む
ゴッツいサメ映画。ジョーズのような人対人はなく、サメと正面からぶつかる。メガロドンとかいうサメ怖すぎる。だから海は嫌いだ。
意図した行動でも発言でもないけど、偶然辛さにフィットして相手の生きる糧になる時ってたまにあるよね。その巡り合わせのアンソロジー的な映画だった。雑すぎたり、笑いすぎたり、情けをかけすぎたり、話しすぎたり>>続きを読む
パワハラ、セクハラ、モラハラの応酬。こういうやつが「自分は会社の中心だ」とか思って威張るんだろうな。腹が立ってしょうがない。アン・ハサウェイが可愛いからなんとか観続けることができると思っていたら、こい>>続きを読む
序盤のベラは身体と精神の年齢が大きく異なるため、大人の外見では受け入れられないような奇怪な言動をし周囲を驚かせた。ただ、中盤以降は性行為を対人理解の道具として用い、精神が身体に追いついたのみならず人間>>続きを読む
「押井守いいよ!」とは言われてたけど、まさかここまでとは。映像や音楽、どれをとっても美しくグロテスクで、ディストピア何だけど、いつかはこうなるかもしれないという実感をもって観た。前作も観なきゃなあ。
サウナのくだりなんてのは非常にいいんだけど、後半はダレるなあ。
映画館で笑いがおきるぐらい面白いシーンが多々あった。次作を期待させるような終わりだった。
ガンガン料理映画かと思ったら、意外にも叙情的でびっくりした。睡魔との戦いに負けました。
敏腕経営者と娼婦の恋愛。ありえないんだけど、なんだかありえそうと思わせるのがすごい。リチャード・ギアという名前を聞いたことはあったけど、初めて見た。可愛いイケメンという感じで優しそう。ジュリア・ロバー>>続きを読む
ロバート・デ・ニーロの顔がなかなか覚えられないので、訓練として鑑賞。日本のヤクザは肌感覚で理解できるが、遠く離れたイタリアやアメリカのマフィアはよくわからないというのが正直なところ。悪に手を染めるな!
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役所広司頑張るシリーズ
何か水面下でなにか大きなことが起きてそうだけど、今生きている現実は何事もなく進んでいく。悪役が出てくるわけでもなく、人が死ぬわけでもなく、ゆったりと時間は流れる。過去に何かあっ>>続きを読む
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役所広司頑張るシリーズ
刑務所に何年もいた三上。すぐにカッとなって手が出てしまい、社会とうまく混ざることが難しい。元極道の人間が堅気になるのはそう容易ではないが、何とか介護の仕事を見つけて働き出す。あ>>続きを読む
知ってるキャラクターがたくさん出てきて、こんなにディズニーって偉大だったんだと改めて感じたショートフィルムだった。ディズニー100周年おめでとう!!!
シャニカマな自分でもとても素直に感動した。まだ自分にもこういう感情が残ってたことに安心しました。生田絵梨花はセリフと歌の境がなく、ずっと歌っているようで聴いていてとても心地が良い。というかそもそも声が>>続きを読む
半分観て、寝て、半分観たら少し難しかった。ただ、よくわからない状態でもとても面白いことがわかった。もう少し集中して観ればよかった。5年後ぐらいにまた。
ロバート・デ・ニーロ演じる強盗団リーダーのニールと、アル・パチーノ演じる刑事のハナとの攻防。直接の銃撃戦も然ることながら、切れ味のある頭脳戦が非常に魅力的だった。ラストシーンのカメラワークなんてのは、>>続きを読む
鬼太郎パパの話。年齢制限がついているのも納得できるぐらいグロかった。それに、人間の心の黒さもあわさって、異様な映画だった。敵の親玉の、悪に振り切った姿勢には非常に感銘を受けた。あそこまでクズに徹すると>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
勧善懲悪チョコレートまみれのストーリー。ウォンカが持っている、コンパクトなチョコレート製造機がとてもおしゃれでときめいた。
軍師の才能は光るものがあったが、愛情は常に満たされなかったナポレオン。結婚式のシーンで、ナポレオンが使ったペンをジョゼフィーヌが使わなかったところにグッときた。画が強かったり、音楽がフィットしていたり>>続きを読む
戦後の日本において、時代に取り残された人たちがどのようにして生き延びていくのかがテーマだと思った。戦争で夫と子供をなくし、体を売って生計を立てる娼婦。盗みを働かないと生きていけない子供。そして銃の音に>>続きを読む