2018年白石和彌監督。現代風のハードボイルド映画。昭和63年広島での暴力団抗争に対して、刑事(役所広司と松坂桃李)のバディが絡む。原作未読だが、映画は「仁義なき戦い」に代表される昭和期の実録やくざ>>続きを読む
2014年出渕裕監督。宇宙戦艦ヤマトのリブート版2199シリーズの最後の作品で、元作になかった、イスカンダルからの帰路での出来事を描いている。テレビでの視聴だったが、2199,2202シリーズでは一>>続きを読む
2012年平川雄一朗監督。原作未読だが、生者が死者に会う機会をつくる「ツナグ」という人物を通して会う3組を描いたストーリー。感情のこもった話になって当然だが、過剰なメロドラマにしない演出がよかった。>>続きを読む
2019年森川圭監督。ゾンビ映画をとるアイドルたちの舞台裏模様を描くという、「カメラを止めるな」と同種の楽屋落ち映画。主役のメーク担当の周りで成功を夢みるアイドルやそのマネジャー、低予算の中でもがく>>続きを読む
1998年関西テレビ製作。オムニバス・ホラーで低予算だが、監督が前田哲、黒沢清、清水崇となかなか豪華。特に黒沢清の「木霊」は不可解な恐怖だが、短篇として十分怖い(和美役の山口美沙は藤原一希と結婚しY>>続きを読む
2007年是枝監督。現代の家族をめぐる心理描写を得意とする監督の最高傑作と言ってもいい作品。引退した医師夫婦の実家を訪れる息子家族と娘家族。そこに亡くなった兄に対する思い、複数の親子と夫婦のすれ違う>>続きを読む
2007年原田眞人監督。京極夏彦作品の実写化で、俳優陣は相変わらず豪華。姑獲鳥の夏よりはできはいいが、やはり特撮のチープさが気になってストーリーに集中できない。
2006年堤幸彦監督。京極夏彦原作ものの続編。主要メンバーが同じでパターンも繰り返されるが、京極作品実写化としてはましな方だと思う。
2005年堤幸彦監督。京極夏彦作品の実写化としては一番まとまっていると思う。
2005年実相寺昭雄監督。現代の伝記ロマン作家京極夏彦の原作の映画化。正直あまり印象に残っていない。俳優陣は豪華だが、演出がしょぼかったと思う。
2005年。アニメでHolicにハマった口だが、劇場版があることを最近知ってDVD購入で視聴。侑子役の大原さやか以下の出演者がテレビ版と同一なのがうれしい。というか、時系列的には劇場版が先にあって、>>続きを読む
1970年アメリカ。2021年12月アマプラで鑑賞。この映画が今のに本で見られることがすごい。シュワちゃんの初出演映画だからだろうか。それ以外に50年以上の時を経てこの映画を公開する理由はなさそうな>>続きを読む
1976年市川崑監督作の2021年4Kリマスター版。何度も見た名作も新鮮な気持ちに見ることができた。菊人形の首を発見する石坂の驚愕の顔、高峰の顔にかかる血飛沫、名場面が改めて鮮烈。業界の風雲児角川春>>続きを読む
2004年井筒監督。1968年の京都朝鮮学校を中心に、日本人と在日コリアンの対立を縦糸に、学生運動期の暴力的だが力強い青春を横糸にしたような映画。若い俳優たちの力強い演技を引き出した井筒監督の演出力>>続きを読む
2014年クリストファー・ノーラン監督。コロナ下でも映画の劇場公開にこだわり、TENETを送り出したノーラン監督。現在において最も革新的で挑戦的な監督だろう。バットマン三部作を撮り終えたノーランが向>>続きを読む
2006年。たまたま見た映画。アイドルのバックダンサーとして集められた4人がアイドルの突然の引退で行き場を失うが、何とか。今から見ると主演のhiro、平山あや、ソニン、紗栄子よりも新米マネジャー役の>>続きを読む
2019年アサイラム。シャークネード・シリーズで笑わせて貰ったアサイラムなので期待したが、残念な出来でした。ネヴァダの謎の三角地帯に入り込んだお気楽大学生が呪われたサーカス小屋に迷い込む、という設定>>続きを読む
1982年アメリカ。周知のリドリー・スコットの名作SF。サイバーパンク・ジャンルの映画として最初にして最高かもしれない。それまで輝く合理的なイメージでしか捉えられていなかった未来都市を、暗く、汚く、>>続きを読む
2020年豊島圭介。三島由紀夫が東大全共闘が占拠する駒場900番教室に招かれて行った討論会をTBSが記録した映像に解説映像をつけ加えたもの。今となっては貴重な歴史的映像だろう。東大全共闘は安田講堂闘>>続きを読む
2019年中野量太監督。山崎努が認知症が進行する元教師役で、そんな父に振り回され、戸惑いながら受け入れようとする娘たち(竹内結子、蒼井優)との関係を軸に描く。今の日本では多くの家族が経験する身近な話>>続きを読む
2017年アメリカ。ネットワーク社会を風刺した、あるいはSFホラー化した映画。エマ・ワトソン演じる新人が入社したSNS会社。ザ・サークルと呼ばれるネットワークを作り、そこですべての情報が共有されてい>>続きを読む
2013年アメリカ。新感覚のホラーとして知る人ぞ知る作品らしい。私は知らなかったが、確かにひねりが効いている。パリピの学生たちが人里離れた別荘に行き、襲われるという定番B級ホラーの設定が、実は人類を>>続きを読む
2003年アメリカ。久しぶりにリンジー・ローハンの名前を目にしてこの映画を見たことを思いだした。ローハンとジェミ・リー・カーティスの母娘がなぜか入れ替わるという話を主軸にしたラブ・コメディだが、ベテ>>続きを読む
2017年アメリカ。アマプラで鑑賞。評判に違わないジョーダン・ピールの秀作。1時間半の短い間に、薄らとした違和感が堆積していき、ぞっとする陰謀の世界に連れ込む。そこにアメリカ社会の宿痾ともいうべき黒>>続きを読む
2014年。旧作「宇宙戦艦ヤマト」(1974-75,映画版1976)を時代に合わせてブラッシュアップしたテレビアニメ「2199」版。本作はその総集編。旧作は日本のアニメに宇宙時代を開いた記念すべき作>>続きを読む
2019年鈴木雅之監督、東野圭吾原作。連続殺人の次の殺人が起こると予測されるホテルに警察が潜入捜査、刑事の木村拓哉がフロント係となり、長澤ますみと摩擦をしながら理解を深め、犯人逮捕に挑む。東野圭吾の>>続きを読む
2012年ヤン・ヨンヒ監督。監督の自伝的回想を映像化した作品。1997年、北朝鮮への帰国事業で海を渡った兄が病気治療のために25年ぶりに大阪の家族の元に一時帰国する。しかし兄は家族にも旧友にも言葉少>>続きを読む
2011年若松孝二監督。 三島を井浦新、三島と共に自決した森田必勝を満島真之介、三島の妻を寺島しのぶが演じて、三島の自決への過程を描いたドキュメンタリー風映画。戦後体制への疑問に駆られた三島が自衛隊>>続きを読む
1977年アメリカ。76年のカレン・ブラック主演「家」などと同様の、アメリカ版ゴシック・ホラー。移り住んだアパートで奇妙な現象に見舞われ、やがて最上階にいるらしい神父が鍵を握っているらしいことが分か>>続きを読む
2007年馬場康夫監督。バブル時代を象徴する映画として「私をスキーに連れてって」を挙げる人は少なくないだろう。その映画を製作監督したのはホイチョイプロという漫画グループの中心人物、馬場康夫。広告代理>>続きを読む
1999年アメリカ。ウェズリー・スナイプス主演のアクションもの。ストーリーはバンパイア対ハンター(スナイプス)の対決で単純だが、演出、劇伴によってテンポよく見られて細かい点を気にせず見ることができる>>続きを読む
1998年中田秀夫監督、鈴木光司原作。あまりにも有名になり、Jホラーの代表作となってしまったがために批判もされるが、やはり起承転結破綻がなくできている点で秀作と言える作品だと思う。ビデオを見たら1週>>続きを読む
1999年庵野秀明総監督、摩砂雪監督。平成ガメラ3部作最終話「ガメラ対イリス」の製作・撮影状況を追った異色のドキュメンタリー/メイキング。当時VHSとして公開・配布されたらしいが商業的には販売されず>>続きを読む
1973年ジョージ・ロメロ監督。生物兵器ウイルスによって町が汚染され、ウイルスの影響で狂気に走る住民と秘密裏に感染を抑え込もうとする軍の葛藤というストーリー。後代には本作よりはるかにリアリティのある>>続きを読む
2019年木村ひさし監督、原作今村昌弘の映画化。原作未読なので判断しにくいが、ゾンビとミステリを混ぜ合わせたストーリー。演出面で努力は感じられるが、本質的に水と油の要素をうまくくっつけることには成功>>続きを読む
2004年大友克洋原案監督作品。一言で言えば、弱点もあるが過小評価されている作品という印象。何しろ大友克洋監督のアニメ映画と言えば「Akira」という圧倒的な金字塔がある。30年以上前に作られ、いま>>続きを読む