トールキンさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

トールキン

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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

勉強しかしてこなかったイケてない2人が未知の世界に足を踏み入れる。それは絶対不安もあるけれどいざ足を踏み入れたら意外と居心地良かったりイケてない自分たちでもすんなり受け入れてくれたりする。勉強ももちろ>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

4.2

文句なしに面白かった。自分がエイリアン2が大好きだからそれを彷彿とさせる要素がたっぷりでめちゃくちゃ引き込まれる。その一因としてホワイトスパイクの敵クリーチャーとしての良さが充分に感じられ良い意味でモ>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

好きな俳優ばかりでその共演が見応えあった。最初こそ関西弁に違和感があったけどメインの6人がめちゃくちゃ輝いていたし、特にやっぱり仲野太賀の演技はすごい笑わせてくれた。この人の作品もっと見たいって思って>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.6

石井裕也監督作品はこれで3作目。相変わらず独特の世界観。たまに意味深な描写もあるけど何故か引き込まれるような作り。
池松壮亮はこれまで特に俳優として注目してなかったけど改めて見ると素朴ながら自然体な演
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.8

期待通りの安定のB級感でした。この手の作品は短くまとまっていてアクションあり、スリルありでサクッと見れるから普段あまり映画を見ない人でも楽しめるようなエンタメムービーとなっていて良い。

前作の強盗は
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.4

最後の最後まで意味深でツッコミどころあって一言で言えば良く分からない内容だった。これが石井裕也監督の描く独特の世界観なのかもしれないが。
ただ、仲野太賀、若葉竜也、大島優子の3人の迫真の演技は凄まじく
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.6

原作は過去に読んだことがあって、原作とはガラリと内容を変更させたがこれはこれでなかなかの出来だった。個人的には可もなく不可もなくといった評価。

昭和30年代、映画産業がおそらく最盛期を迎えていたであ
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虹をつかむ男(1996年製作の映画)

3.7

渥美清さんが亡くなられて「男はつらいよ」が打ち切りになり、急遽代わりに製作されたのがこの作品だという。つまりこの作品は渥美清さんの追悼作品ということになる。作中に寅さんが出てきたからもしかしたら、と思>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.9

冒頭から終盤に渡ってどろっどろな人間模様が繰り広げられ、怒号や激昂が飛び交うようなその独特の空気を作っていたのは役者陣の演技。それはもう圧倒的でめちゃくちゃ引き込まれた。
誰かが、この作品にクールでイ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

前作のラストの直後から始まり、いきなり大ピンチでさあどうする⁉︎というような期待感。
傷ついた身体で武器もなく味方もいない状況でまるで逃げ惑うようなジョンウィックの姿がとても印象的。そんな状況でも普通
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.7

臼田あさみの魅力に最近改めて気づき始めて、からのこの作品を手にとって見てみたら案の定めちゃくちゃ良かったです。さらに魅力を感じることが出来た。
いわゆるだめんずにズルズルとハマっていくこの設定が一人の
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.8

なかなかのスケールのデカさでアクション要素と人間ドラマ要素もあって予想以上に面白かった。

純粋無垢なソボクが可愛らしいのと、それをまるで我が子のようにあやしたり叱咤したりするギホン。両者のこのやり取
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復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

3.2

めちゃくちゃ生々しくてどろどろしていて思ってたのとちょっと違った。話の脈絡がよく分からないまま展開していき、途中で見るのやめようと思ったけど一応最後まで見たけどラストも不完全燃焼で後味悪過ぎた。
復讐
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.1

元々の公開が2020年5月だったらしいから本当に待ちに待ってた作品。また劇場でmarvelの作品を見れる喜び。冒頭のmarvelのロゴアップの時点で泣きそうになった。
あらすじや予備知識はそんなに知ら
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.6

何気にマーゴットロビーの作品初めて見た。その存在感は凄まじいものを感じることが出来た。この作品のためにフィギュアスケートを猛特訓し、一分CGもあるが作中でのスケートの演技はめちゃくちゃ見応えある。>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

遅れながらやっと2を鑑賞。基本的内容は前作と同じだから若干のマンネリ感は否めないが、同じテイストと分かっていてもジョンウィックの殺しのテクニックにはめちゃくちゃ惹きつけられるし、動作がいちいちカッコい>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.8

考察や咀嚼するのにちょっと難しめの作品でした。色々と腑に落ちない点やラストの若干の消化不良も感じたが、これが西川美和監督の描く世界観なのか、ずっとおどろおどろしい展開に見入っていた。途中から見るのが少>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

3.8

「愛がなんだ」に続いて今泉力哉監督作品を鑑賞。独特のカメラワークや世界観に好感持てて、それが自分にハマっていたのかすごい集中して見れた。恋愛映画だけど所々シュールな描写でもはやコメディな感じに一人で笑>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.2

ネットのレビューでは低評価もチラホラ見られるが個人的にはめちゃくちゃ面白かった。確かにツッコミどころのある描写や展開も実際見てて感じる部分はあったが、そんなの関係ないくらいにそれ以上にゴジラとコングの>>続きを読む

アジアの天使(2021年製作の映画)

3.5

正直言ってこれをどう咀嚼していいか悩む部分もあるし、めちゃくちゃ心に響いたわけではないけど作品のテーマの一つである「愛」の部分はなんとなく伝わってきたと思うし、その部分に関してはハートウォーミングな内>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

映画館で見たかったけどいつの間にか終わっていたやつをやっと見れた。

のん(能年玲奈)が可愛すぎてめちゃくちゃ役にハマっている。最初から最後までずっとその魅力に見入ってしまっていた。一人芝居的な演技力
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

恋をする者は皆何かと色々こじらせているなあ、というのが率直な感想。どんなに相手を想っていても向こうにその気が無かったらその時点で終わりだしその心につけこまれて段々都合の良い風に扱われていったり、都合の>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.8

前作のラストがうろ覚えでそのせいか途中途中???な部分もあったが、それを抜きにしても充分楽しめる出来栄えだった。
音を立てないよう沈黙を守り、視聴者からすればその展開にハラハラドキドキ。そして突然ビク
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

Mr.ノーバディを見た流れでこちらも鑑賞。内容や展開など両作共に共通するものがありとても見やすかった。キレキレのアクションは評判通り、見ていて爽快感でしかない。またキアヌリーヴスのクールな殺し屋として>>続きを読む

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.9

夏をイメージする作品と言えば?で、パッと思いついたのがこの作品。思い立って数年ぶりに鑑賞。
タイムパラドックス系を題材としているが全然難しくなく感心するほど話が良く出来ている。コメディ調なので展開も面
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ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

3.9

長野五輪スキージャンプ団体の悲願の金メダル獲得に至るまでこのような経緯があったことにただただ驚き。もちろん映画なので話を良い風に美化させたり色々と脚色させているのは確かだろうが、色んな人たちの色んな思>>続きを読む

ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

3.6

周りは敵だらけ。ニューヨークを舞台に夜の街を疾走する。そのテーマが個人的に好き。
リーアムニーソンのアクションにいつもながらの安定感。この人に銃を持たすと本当に最強。めっちゃ面白いと感じるかどうかは人
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.7

まるでコントのような設定。気づいたら腹抱えて一人で笑うくらい面白かった。

韓国映画って大体、社会派のテーマを扱った作品だったり、ラブストーリー系だったり、コメディだったりのジャンルに分かれていて、コ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

家と職場を往復するだけで何気ない日常を過ごす、どこにでもいそうな見た目普通のおじさんが眠っている力を最大限に開放するっていう内容。
このおじさん本当に一体何者なんだ⁉︎って見た人は絶対思うはず。何なら
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.4

以前見た同じウディアレン作品の「女と男の観覧車」という作品に似ていた。欲にまみれた男と女の愛憎渦巻くラブストーリー。正に七つの大罪の「色欲」を彷彿とさせる。ウディアレンはロマンチックな作品だけじゃなく>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.5

久々のウディアレン作品。
洒落たジャズミュージックが心地良く、大人な雰囲気を漂わせロマンと気品を感じさせてくれる世界観。今作も正にそれでした。

クリステンスチュワート、ブレイクライヴリーの二大ヒロイ
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

4.0

地元石川県金沢を舞台とした作品でずっと公開を楽しみにしていた。
思ったより評価が高くなく、否定意見もそれなりに見られるので実際どうなのかと思ったが素直に見て良かった。全く関係のない赤の他人でも亡くなる
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.0

記録

ブリーラーソン目当てで鑑賞。
評価低いのでめちゃくちゃ期待値低めで見たけど予想以上にツッコミどころ満載でした。 
アーミーハマーの存在がカッコよかった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

独特の演出や描写、世界観により咀嚼が難しい。しかし決してつまらなかったわけではない。どう表現していいか、あえて言うなら作品に対しての上品さや気品さを感じられた。
思った以上に「性」の描写が強くそして描
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

今まで食わず嫌いで見てなかったけど、素直に見て良かったと思う。脚本がしっかりしていて2時間ずっと画面に釘付けで涙なしでは見られなかった。まだ見たことない人には是非オススメしたい。

設定としては非現実
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

上映時間90分で何も考えずにサクッと見れてかつそれなりの面白さを味わえるB級作品、かと思いきや・・
予想以上のとんでもない胸糞な内容で何なら見るのを少し後悔するくらい。何が見てて悲しくなるかって
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