トールキンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

トールキン

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

「ゴジラ」の最新作。テンション上がりつつも正直若干の不安も実はあった。「ゴジラ」というブランド力、映画館スクリーンで見る圧倒的スケール、その大迫力。それらの評価のみで内容やストーリー性に関してはそこそ>>続きを読む

ソワレ(2020年製作の映画)

3.7

あらすじだけよんで惹かれるものがあったので見てみた。個人的には可もなく不可もなくといった感じだったけどメインの2人の存在感が良かった。
名前は以前から知ってはいたけどちゃんと見るのは初めてな村上虹郎。
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.0

ドラマ版、劇場版と立て続けに一気見してしまうくらいハマった。バカリズムの世界観が本当にシュール過ぎて最高。正にジワるとはこのことで面白さがジワジワとやってくる。
日常の小さなあるあるにめちゃくちゃ共感
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(2023年製作の映画)

4.2

この作品をどう評価していいものか非常に迷う。闇が深い、憂鬱、胸くそ、ただそれらの言葉だけでは済まされないような色んな思いが絡み合って頭がこんがらがる。
さらに陰湿な雰囲気がずーっと続く。

世の中、綺
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.8

この手の作品に対して個人的に思うのが、
実際にこういう経験をした人たちが共感を得て感情移入するのか、または一般論として第三者として客観的に見て感情移入するのか。完全に後者だったし、自分も男だけど男って
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

実際にあった出来事のお話だけど、絶対にあってはならないことが100年前に起きてしまう。日本人が罪も無い日本人を一方的に虐殺してしまうという何とも痛ましい出来事。やり場のない怒り、起こってしまってから間>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.2

2016年4月〜6月のクールに放送していたドラマの劇場版。当時めちゃくちゃハマって見てたので7年の時を経て映画化を知った時はマジでびっくりした。
冒頭からもう笑わせてもらい最初から最後までずーっと面白
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私だけのハッピー・エンディング(2011年製作の映画)

3.7

名前は以前から知ってはいたけど初めて見るケイト・ハドソン。めちゃくちゃ可愛くて終始にわたって魅力が満載。演じるキャラも良い意味で典型的なラブコメならではのキュートなキャラ。ただなかなかぶっ飛んだキャラ>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.0

この表現が合ってるのか分からないけど、心に響いたというよりもじんわりと身に沁みるような内容だった。

誰にだって日常的にしがらみや面倒ごとや小さなストレスを抱えながら生きていると思う。そういったものが
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

元々面白そうとは思ってたけど予想以上に面白かった。
他の方のレビュー通り本当に台詞が聴き取りづらくてところどころ、ん?ってなるし、さらにところどころ理解が追いつかないシーンも少々あったけど、、それを抜
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トゥルーライズ(1994年製作の映画)

3.7

ジェームズキャメロン監督好きだけど実はちゃんと見たことがなくて鑑賞。
キャメロン監督×シュワルツネッガーの「ターミネーター」コンビの作品ということで当然アクション盛りだくさん。しかし今作はアクションコ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

元々見る予定全く無くて、予告見てちょっと面白そうと思ったくらい。そんで公開されたらレビューは高評価の嵐。半信半疑で見に行くと、めちゃくちゃ面白い!個人的には文句なしの満点!すごい映画見た後ってエンドロ>>続きを読む

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.8

コメディ映画はこうでなくちゃってくらいめちゃくちゃ笑った。多少下ネタ混じりの下劣な描写だけどそれがとにかく笑える。

一見アベンジャーズのB級パチモン映画かって思われるかもしれないけどB級はB級でも内
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.8

Netflixでたまたま見つけて懐かしさのあまり久しぶりに鑑賞。
評価はそこそこだけど個人的には好きなゾンビ映画の部類の一つ。改めて見てやっぱり面白い。ブラピが主演ていうのも一つのポイント。何をしてい
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ4作目。間違いなくシリーズ最高傑作。もう何か色々凄すぎてどう感想まとめていいか分からないし語彙力失うくらいただただ凄いしカッコいい。
開始早々にショッキングな展開でいきなりビックリして、マジか
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

どっちかと言うと子ども向けな内容でそこそこ楽しめればそれで充分と思ってたけど予想以上に面白かった。
この手のアニメ映画を何気に初めて見た気がするけど、正にアメコミ特有の独特なアニメのタッチがめちゃくち
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

アマプラでは吹き替えしか無料配信されてなく仕方なく見てみたけどビックリするくらい吹き替えが下手過ぎて始まってすぐに見るのやめようと思ったけど何とか最後まで見れた。

サイコ映画だけどドロドロした生々し
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

4.0

あくまで映画の中のお話だけどわずか2日間弱で人間って強くなれるんだなってこと。極度のコミュ症でおどおどして挙動不審で会話すらままならなかった陽子がヒッチハイクで出会う人たちとふれ合いによって精神的な成>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

3.8

あらすじを読んで何となく惹かれるものがあったのでノリで鑑賞。メッセージ性やストーリー性など全てを読み取ろうとするとなかなかむずかしい。けれど最後まで見切ったからこそ何となくではあるがその意味が伝わって>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ話題性のある作品だけど実はちゃんと見たことなかった作品。結末がうろ覚えだったのが幸いだった。初見で結末を知っている上でこの手の作品を見ると面白さ半減だろうし、それでも何となくは予想してたけ>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.7

続編ということで前作うろ覚えで設定とか関係性とか把握するのにちょっと時間かかったけどアクション要素としては普通に面白い。
ダリウスとソニアのキャラがぶっ飛び過ぎていてそれに振り回されるマイケルに軽く同
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9か月(1995年製作の映画)

3.5

ロビン・ウィリアムズ繋がりでこちらも鑑賞。評価低いけど個人的に好きな作品。

ヒュー・グラントのイケメンでダメ男っぷりが良い。これぞヒュー・グラントって感じ。どの作品でもこの人の喋り方や滑らかな口調や
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アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.8

「ターミネーター2」では人間の心を理解したロボット。今作では知性を身につけてやがて人間になりたいと望むロボット。
ストーリーが進むにつれてその思いが徐々に膨れ上がっていき、それは愛情によるものであって
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ガープの世界(1982年製作の映画)

3.7

ロビンウィリアムズ目当てで鑑賞。
ガープという男の産まれてから、幼少期、青年期、そして大人になってから、など彼の人生が淡々と描かれている。大きな見せ場や展開などは特に無く退屈に感じられる場面もあるかも
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

初のウェス・アンダーソン作品。
よく分からない描写や登場人物が多すぎて頭がこんがらがってついていけない描写もところどころあったけど全体を通してで言えば面白かった。おそらくもう一度見るとさらに好きになる
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.0

これまた十数年ぶりに鑑賞。
もはやロビン・ウィリアムズの作品にハズレ無し。この作品も彼の代表的な作品の一つだと思うし、とりあえず思うことは色々あるけどこの人が出てるだけで安心感があってめちゃくちゃほっ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.8

十数年ぶりに鑑賞。アカデミー賞作品賞受賞(その他4部門受賞)も納得の社会派ドラマでした。どんよりと重たい余韻がのしかかるようなそんな気持ちになりました。

誰もが他人には言いにくいような劣等感などを抱
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.8

前半は眠たくなるくらいちょっと退屈に感じたけど後半からは段々と引き込まれていった。そしてラスト30分くらいはもう画面に釘づけになるくらいグッと感情持っていかれるくらい見入っていた。
ホラー、ラブストー
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.6

自分の家の地下の真横で犯罪者たちが銀行から大金を強奪するためのトンネルを掘っている。その男たちの動向を探りゆくゆくは自分がその大金を手に入れようと企む車椅子の男の話。

海外のマイナーな映画だろうし評
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劇場(2020年製作の映画)

3.9

山崎賢人演じる永田にずーっとイライラしっぱなしだった。変人っぷり、男としてのクズっぷりがもはや開き直って逆に凄い。
働けよ、生活費入れろよ、人の親けなすなよ、その長ったらしい髪切れよ笑、意地っ張りなそ
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裸足になって(2022年製作の映画)

3.9

夢を絶たれた彼女の今後の生き方、そして彼女が生活するアルジェリアという国の社会情勢。それらを重ねて見ると嫌でも複雑で重い気持ちになってしまう。こんな状況で夢も希望も持てるのか、一体何にすがって生きてい>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

被害者の人物名がたくさん挙げられたり誰々と誰々がどうのこうのって行き来するような感じでよく分からない描写も多々あって内容的には少し難しい気がした。それでも最初から最後までずーっと胸くそな気持ちで見てい>>続きを読む

ヴァイラス(1998年製作の映画)

3.3

全く期待せずに見たらそこそこ面白かった。典型的なB級アクションとして見た上であらすじや設定や展開など諸々含めてチープな感じ。でもそれがB級ならではといった感じで良い。

それから設定が完全に某人気SF
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

一般ウケはしないだろうけど玄人好みと言うかこういった世界観や雰囲気が好きな人にはハマるだろうと思えた。評価そこそこ低いのにアカデミー賞作品賞受賞してるのがおそらくそう言った理由だろうし何となく分かる気>>続きを読む

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.1

アルコール依存症で家族も友人も全てを失った女性の再生の物語。あらすじ、ストーリー、展開は至ってシンプルで見やすいけどただそれだけではなく主人公レスリーを演じたアンドレア・ライズボローの存在感がやはり輝>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

3.9

現代社会で生きる多くの人の心に刺さり、考えさせられるであろう作品。
仕事をするということ、夢を追いかけるということ、成功するためにもがき続けるということ、その是非とは。憧れの世界に足を踏み入れ、理想を
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