トールキンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

トールキン

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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

序盤からもうすでに不穏な空気でこれからどうヤバい展開になっていくのかハラハラドキドキ、さらにスリルを味わいたい意味でワクワクすら感じる。とにかく母親が怖い。本当にゾッとする。正に歪んだ愛情、そして「ミ>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

ダークでシリアスでサイコな雰囲気に冒頭からもう引き込まれて自然と見入ってしまう。普段サスペンス系は全然見ないけどサスペンス特有の、話が進むにつれて段々と核心に迫っていく感じにハラハラドキドキする。終盤>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.1

いつぶりか分からないくらい久々のピクサー作品。元々見る予定全くなくて全然期待してなかった分めちゃくちゃ良かった。普通に感動したし、ラストの展開と言うか演出が良かった。最後の最後に感情持っていかれた。か>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.7

娘の結婚式直前にずーっとケンカしている元夫婦が何だか大人気ないと言うかそもそも娘の結婚式をぶち壊そうと企む2人に違和感ありまくり。まあそこは映画の設定だから良しとして、始まってしばらくはそんな違和感が>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.2

久々に見るズシンと心に刺さる作品でした。めちゃくちゃ重たい気持ちになるし見終わった後の没入感が凄かった。何をどう言語化してレビューを書けばいいかそれくらい咀嚼が難しい。
涙すら出ないような胸苦しいよう
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.0

夏と言えばこれ!の定番なやつ。
いきなり余談だけど、初めて見たのが中学生の頃テレビのロードショーで放送した時で、こんなに面白い映画があるのか!って衝撃を受けて録画したやつを次の日にまた見たっていうのを
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.8

冒頭からもう個人的に好きな雰囲気が出てた。80年代、アメリカの田舎町。カントリーソングのBGMと相まってその情景にとても好感持てた。

ケイト・ウィンスレット演じるアデルとジョシュ・ブローリン演じるフ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ明るい日中に見たのが間違いだった。夜に見れば良かったと少し後悔。眠れない夜とかに見てまったりと雰囲気を楽しめる作品だと思う。この雰囲気にめちゃくちゃユーモアさを感じられて好きな作風だった。>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

巷では夏に見たくたる映画特集ばかりやっているというのに何故この映画をチョイスしてしまったのか。完全に季節感間違えたし映画と季節感ってやっぱり大事だな、と実感。とは言いつつも作品としては普通に面白かった>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.8

これまた独特な世界観の作品。ブラックユーモアを匂わせたり際どいシーンとかもいくつかあって日本人からすると少々お下劣な描写も見られたのでおそらく日本人向けと言うよりもアメリカ人向けな作品。意味不明なシー>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

可もなく不可もなく、B級としてはまあまあ良かったって感じ。おもしろくなかったわけではないけどそこまで響かなかった。あらすじだけ読めば惹かれるものがあってパニックスリル系の映画として興味湧いたんだけど、>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

3.6

独特の世界観や作風の映画って数多くあるし嫌いじゃないけど今作は冒頭から色々ワケが分からなくて理解が追いつかず序盤は少し退屈に感じた。心霊的なホラーではなく人間的な怖さ。西村雅彦さん、実際にクレーマーで>>続きを読む

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.7

元々知ってはいたけど見るのは初めて。改めて見てみるとキャストが豪華過ぎる。
「アメリカンスナイパー」でも共演していたブラッドリー・クーパーとシエナ・ミラー。「最強のふたり」のオマール・シー、
そして、
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

3.8

「ウォーターボーイズ」より前の矢口史靖監督作品。面白いかどうか少々不安もあったが安定の矢口節全開で矢口史靖ワールドの原型って感じがした。「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」などその辺の矢口監>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

端的な感想で言うとゾッとする怖さ。ホラーではなくサイコスリルな怖さ。

冒頭からすでに不穏な空気が漂い、これから何が起こるのか、途中途中何が起こっているのか、一見理解し難い予想不能で目を覆いたくなるよ
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.7

男女の友情は恋に発展するのか、といった作品。初対面は最悪な出会い。10年後に偶然再開し、友人関係になる。お互いほんの少しでも異性として意識したらアリだよね。それからお互いのことをどれだけ理解し、分かっ>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.6

内容が内容なだけあって詩的と言うか文学的と言うような感じがして個人的に咀嚼し切れなかった部分が多い。何よりガッツリ内容に触れている「ライ麦畑でつかまえて」を読んだことも見たこともないからそういった内容>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

個人的にMIシリーズ初の劇場での観賞。これこそ劇場で見るべき作品。アクション要素はやっぱりモノが違うし単純に見ていて圧倒される。今作でもイーサンカッコ良過ぎる!毎度の事ながらイーサン=全力疾走も健在で>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.8

100分弱のサクッと見れる映画を探してたらこれに行き着いた。十数年ぶりの鑑賞。
ザックエフロンと言えばこの映画のイメージが今でもずっと残っていて懐かしい。
超絶イケメンでしかもバスケが得意ってもはや学
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

端的に一言で言えば、世界観やら全てにおいて全部は理解は出来なかったけど作品自体はめちゃくちゃ良かった。といった感じ。
残念ながら「君たちはどう生きるか」というタイトルが何故ああいった内容と展開なのか、
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

ハリーポッター沼から抜け出せずファンタビシリーズに突入。当時映画館で見たし懐かしさもあってこの独特のワクワク感を思い出すかのように見てた。個人的には2の方が好きだけどこれはこれでほのぼのしてて好き。2>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

全編シロクロで好みが分かれる作品な気がするけど個人的にはめちゃくちゃ好きな系統の作品だった。音楽が素敵で映像が美しくてカッコいい、謂わゆるオシャレな作品。音楽良し、雰囲気良し、そして主人公がイキイキと>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.0

淡々とした内容だけどメッセージ性は奥深くてひしひしと伝わってくるものがある。映画の題材としては考えさせられるものがあって良かった。

昔から存在するインド独特の風習やしきたり。田舎の方では今でも根強く
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

最終章から遡ってこちらを鑑賞。内容や展開はうろ覚えで何となくは分かっていたけど、それでもどんどん世界観に引き込まれていく。やっぱりハリーポッターは面白いしワクワクしながら見れて魅力が満載。
そして、分
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.2

最終章にふさわしい内容で正に大団円でした。見終わった瞬間完全にロスな気持ちになってしまった。ハリーポッターシリーズは定期的に見返すべき作品だな、と改めて思えたし魅力が数え切れないくらいたくさん詰まって>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.2

タイムループという設定からもう惹きつけられる。シンプルでベタなストーリーだけどしっかりと綿密に練られた脚本と展開の構成が関心するくらいお見事。話がアッサリし過ぎていてイマイチという意見もいくつか見られ>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.1

冒頭から急展開過ぎてなおかつ情報量が色々多すぎて見てるこちらからすればいきなりそんな展開!?って感じで困惑してしまう。
これまでのシリーズで初めてホグワーツ城が一切出てこず、ハリー、ロン、ハーマイオニ
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

シリーズが進むにつれて肉体的にも精神的にも少しずつ大人になっていくハリーたち。序盤では学園内の甘酸っぱい青春真っ只中な描写やさらにコメディ要素もあいまってほっこりした感じで見れた。焦ったい三角関係や恋>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

前作で復活したヴォルデモート。闇の勢力が水面下で広がる中、ハリーは不安に苛まれる。もはやコメディ要素は一切無くなっているくらい、前作以上にダークでシリアスな作風に仕上がっていて個人的にはいよいよ戦いが>>続きを読む

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.9

ふとハリーポッターシリーズを見直そうと思い、長いシリーズの中で序盤の穏やかでほのぼのした世界観も良いけど個人的には徐々に悪との戦いに身を投じていくこの辺りから盛り上がっていくのが好きなのでこの4作目か>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.7

なかなか掴みどころが無く突拍子もない内容で個人的に少し咀嚼が難しいと思えた。とは言え85分という短い中でしっかりまとまっていたと思うし、内容云々より永野芽郁さんと奈緒さんの存在感は素晴らしくて2人の演>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.8

昔の映画なので当時の時代背景や細かいことはよく分からないけど、クリント・イーストウッド演じるハリー・キャラハン刑事がとにかくカッコいい。組織に収まらない型破りな刑事で法で悪を裁けずともこの俺が裁く、み>>続きを読む

ファミリー・ゲーム/双子の天使(1998年製作の映画)

4.0

ハートウォーミングなホームドラマ✖️ドタバタコメディで最初から最後まで楽しんで見れた。色んなシーンにおいて面白おかしくてついつい微笑んでしまうくらいほのぼのした作風で癒される。
リンジー・ローハンがと
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.0

何気なく見初めたけど中盤以降から自然と引き込まれていって気づいたら涙が出るくらい感情移入しまくりだった。良い意味でずっと胸が苦しくなった。昔これのドラマ版を見ていて展開は知っていたけど改めて見て引き込>>続きを読む

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.3

ずっと楽しみにしてたのでさっそく鑑賞。
語彙力を失うくらい何て表現していいか分からないくらいとにかくアクションバリバリのめちゃくちゃで凄い。世界観に引き込まれるというより飲み込まれる、圧倒される。
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

海外から来た外国人の滞在をただ傍観しているような、特に大きな見せ場もなくストーリー自体は淡々としているけど作品そのものの雰囲気は最高だった。

大都会東京の空の下で言葉も分からない外国人同士が偶然出会
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