HirotoKomさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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日本統一7(2014年製作の映画)

3.6

好きだなー。

大阪に入り、勢力図がまた変わるんだけど、初期の頃より随分見応えのある(と言うかこの作品に慣れてきたのかもしれない)中身に、田村、山崎への思いに…うん。これはここまで観てたから楽しくなっ
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.0

オンライン試写にて。
40インチのテレビに繋ぎ、イヤホンで拝見。
評価するとか別としてフラットに見た感想としては、後半がすんごい楽しかったです。
美しい映像、グッとくる王道ストーリー、後半は思わずニヤ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

まぁ、まぁ、まぁ…。
スターの共演、名脇役の若手たち。
木村拓哉はあまりにもスターすぎて信長でも木村拓哉。
これをよく捉えるか悪く捉えるかで評価は大幅に変わるのでしょう。
史実のほとんど残らぬ濃姫にこ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.1

何書いてもネタバレになりそう。
ここまでしっかりとしたストーリーで、ただの子供騙しにならずにキャラクターそれぞれの背景も知りたくなる様な異世界転生アニメ。
少し大雑把なパワープレイの構成部も結構後半は
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.9

宮沢賢治に関しては少し普通より詳しいので、知ってる史実と比べながら楽しんでました。
あえて賢治をど真ん中から少し外した構成である事に違和感を感じる人も多いとは思いますが、あくまでも「父」の視点、「父」
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スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

3.4

子どもの頃に見たこういう映画って案外覚えてるもんで、午前0時で見た時にストーリーまで覚えてる事に気づきました。
当時は純粋に観てたから、楽しかった記憶。
オリジナリティもしっかりあって、当時の流行り感
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パーフェクト・プラン 人生逆転のパリ大作戦!(2017年製作の映画)

3.8

文化の違いからか心の動きは少しひっかかりは感じるけど、バランスも良いし、魅せ方もかっこいいから好き。

ピンク(2016年製作の映画)

4.0

この作品の面白さって、最初はほとんど説明せずにエンドロールでようやく全てが可視化される新しさと、抱えてる社会問題が惜しげもなく論破されてくところ。だと思った。

宗教観や国柄など、日本では少し理解に及
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リベンジポルノ(2014年製作の映画)

1.8

プロデューサーのエゴ作品なのかなって。
こういうのに作品性を求めるのはお門違いだろうけど、全員がやっすい演技で納得してる感が否めない。
演出家役に重みはないし、脚本の薄さをフォローできる演出も演者もい
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

何かを作る人には刺さると思う。
何も生み出さずに品評だけする人には理解されないと思う。
特にこの日本では、クリエイティブなものと売れるものがとても乖離していて、この作品は綺麗事だなって思う反面、わりと
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上飯田の話(2021年製作の映画)

2.6

んー、僕は好きじゃないかな。
玄人好みと言うか、わざわざ映画である意味や、役者を使う理由、思考以前の面白さみたいなもの全てに辿り着けなかった。
街のリアルってのはすごい伝わるし、その伝え方はとても個性
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

まだやってる映画館探してスケジュール合わせるの難しかったけど、ちょうどいい時間で行けたのでよかった。
前評判通りのスケールと内容の濃さ、今のインド映画はすごい。
踊ることにも意味があり、インド映画の伝
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.7

相変わらず開始5分でどんだけツッコミ入れさせるんだよ!ってくらい、芸人のツッコミ力鍛える為の映画かよ!ってくらいに、ホント変な事ばっかり起きる。
変なことだってわかっててここまでのクオリティに育ててる
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.8

各キャストがかなり熱くて、バカリズム節も炸裂。
よくこんなアイデア思いつくわなってところも尊敬なんですけど、ベタを逆手に取ってる辺りも凄く心地良く騙され引き込まれていくのがすごい。
演出も随所まで面白
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ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE(2013年製作の映画)

3.9

超豪華キャストの夢コラボの劇場版。
テレビスペシャルの続編なので、単発で観ると後半ちょっとだけ置いてけぼりだけど、一応回想シーンなどでわかりやすく回収はされてる、はず。

ルパン一味とコナンサイドの関
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エマ 晒された裸体(2021年製作の映画)

3.4

チェコという文化の違いがあって賛否こそ分かれるとは思いますが、日本の社会問題でもある素人売春や、カメラワークなどがちょこちょこ日本ぽさも感じて、個人的には映画らしさやフェイクドキュメントっぽさを感じま>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

かなり複雑に絡み合う今のmarvelには、ちょっと作品疲れしてるけど、それでもこのストレンジシリーズはとても面白かったです。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.4

なんとなーく見切れたけど、低予算感がすごい…舞台として元々作られてた感が拭えない。
1試合の中で色々思いが吐露されたり、話が進んでいく構成は面白いんだけど、あんまり映画向きではなさげです。
小劇場とか
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

いいタイミングで実写版を観れて良かったと思いました。

覇権争いの話だけど、クリエイティブな事に少しでも関わってる人はみんな共感出来る部分があって、むしろアニメ業界はここ10年くらいでほとんど変わらな
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幻滅(2021年製作の映画)

4.0

試写させて頂きました!

語り部の綴る言葉の美しさ、この時代背景ならではの華やかさと街の侘しさの対比。
ジャーナルという言葉を伝える者と、詩人という言葉を紡ぐ者の移ろい。

開始15分で「これは面白い
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罪の声(2020年製作の映画)

4.1

人間を掘っていく中で、明らかになる部分が凄く好きな部分。
作り物感が気になるところは多々あったけど、さすが野木作品、さすが小栗旬、さすが星野源。
音楽もよかった

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

訥々と描かれる部分が好き。
共感性より猟奇性だけど、産みの苦しみみたいなものが産んだモンスターが育っていくこの感覚が、僕はとても好きでした。

どこへ出しても恥かしい人(2019年製作の映画)

4.0

こんなかっこいいオヤジ、憧れます。
歌詞はブッ刺さるし、途中の高円寺のライブハウスで歌うところとかで一瞬で空気が友川色に変わるところとか、それなのに競輪で全然勝てないところとか、人間を魅せてくれてるの
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テレビで会えない芸人(2021年製作の映画)

4.0

ニュースペーパーは知ってるし
観れば面白いと思える、そんな芸人です。
でも、松元さんがそこにいた事はこれで
初めて知った。
世代ではない。

でも、心を打つドキュメンタリーで
兎に角話術が引き込まれる
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

2も面白かった!

マフィアものの1とは違って2はまた違った正義。
面白さを1と比べるとかは野暮な気がするので、比べたい人は比べて観てください。

早く3観たいなぁ。。

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

面白かったです。
ホントこの人何者なの!?ってところから説明もなく日常が始まって、途中から一気に加速して痛快なアクションに。
復讐ではなく制裁。それに芯があるというところが、真の正義とは何かみたいなも
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裏アカ(2020年製作の映画)

3.4

見方を誤るとがっかりしてしまうだろうけど、別に悪い映画ではないです。
ただ、裏アカを語るにはリアリティが薄いし、フィクションとしては物語や背景が薄い。
神尾くんやSUMIREさんを使う上で、ギリギリ汚
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.5

最悪でした。
これだけの役者、これだけ金がかかってる感があって、どうしてこうなっちゃうのか。
時効警察も音量を上げろも三木監督感てこういう感じなのか、好きだなぁ。
だったのが、一転。
テンポも悪い、い
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.2

めっちゃ金かかっててキャストも豪華な割には映像的なスピード感や振り幅が少ないかなあって。
アクションも芝居も見応えあるし、過去の話は残酷だし、いい話なんだけどなぁ。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.4

アメリカの日常映画でよくある話というか、落ち着いて「こういうのが観たい」時にドンピシャではあると思う。
物価と街の喧騒の関係性の対比、モーガンフリーマンという役者の凄み、内覧会というシステム。
NYっ
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

3.7

スッキリとしたストーリー。
寅さんてこの時代を象徴してるから現代に置き換えて見ちゃうと冷めるなぁ。

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.4

インディージョーンズの女性版みたいな感じ。
卑弥呼がどうこう言う割には、日本要素はあんまりないです。
父と娘の冒険ストーリーで、楽しくは観られます。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

世界一バスケを描くのが上手い漫画家の新たなステージを観ました。
声優も交代、内容もほぼ開示なしで公開を迎え、不安も断ち切れないままでしたが、結果として、素晴らしいものを観ました。


宮城リョータが軸
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

理不尽な差別って、白黒で表現される事多いけど、立場が違うだけでどこにでもあるよなって感じました。
真実はホントに信じてる人の味方であり続けるのかなって。
結局誰の正義が誰を救うのかはその時に関われた人
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

泣いた。
今までと違う新海誠だったけど、今までと比べられないだけで、ちゃんと面白くて凄かった。
映像の綺麗さも勿論だけど、これだけ地震をファンタジーにする作品も久しぶりに観たし、満足。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.0

人を笑わせられる人は、ちゃんと人を泣かせることもできるんだなぁ。

いわゆるお友達内閣のキャスティングだけど、その中でもちゃんとエンタメとして、映画として成立させてきてるこの凄さ。
魅せられた。