HisBluenessさんの映画レビュー・感想・評価

HisBlueness

HisBlueness

映画(94)
ドラマ(0)
アニメ(0)

彼女はひとり(2018年製作の映画)

4.0

映画館で観ました。現実離れしているようで(幽霊まで出てるのに)妙なリアリティがあるような、重い話でも、どこか軽やかさがあるような、不思議な作品。
初監督作品とのことですが、荒っぽさはなく、きちんと作ら
>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.8

面白かった。すごい好き。なんでもありな世界観でちゃんと筋を通すというか、観てる側にちゃんと説得力をもたせるように作れるのはすごい。くー

たとえ状況は緊迫していても、ほのぼの感を壊さない世界感も楽しい
>>続きを読む

わたしたちの家(2017年製作の映画)

4.6

意味はわかんないのに、先が気になるって思わせ続けるってすごいよね。アート作品っぽさはあるけど、スカしてる感じでもないし、密な感じもしない。絶妙にちょうどいい塩梅にいろいろ配置されている感じ。

じゃん
>>続きを読む

遺灰の顔(2014年製作の映画)

3.9

見やすかった。戦争や宗教が当たり前にある人たちの日常が垣間見れて面白かった。

デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり/ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴット(2015年製作の映画)

4.1

あくまでも映画の上ではいいところしか見せない。悪いところは想像してってスタンスはずるいけど、いいと思った。

こんなおじいちゃん誰でも顔が緩んじゃうよね

四万十 いのちの仕舞い(2018年製作の映画)

3.5

いかにも「感動させよう」って押し付けてくる感じがなくて、どこか淡々としているのがよかった。

逆に先生の詩の語りとかは。。。

デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.5

終始、デヴィッドリンチ本人の一人称で語られ続けるドキュメンタリ。本当に第三者の視点が一切ない。それでおもしろい作品になるからすごいよね

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.2

こんな人に詰め寄られたらいやだなーって、ある種のホラー映画みたいな気持ちで見てた。

暴力シーンの後に普通に語り合ったり戦争に行った者同士の会話はアツい。

よくも悪くもそういう熱量は失われたように思
>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

1.3

前作からスケールアップしたというより角が取れたというか、前作の面白かった部分がなくなったような。。。

ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター(2009年製作の映画)

3.4

DVDで鑑賞

未公開映像集がよかった。本編も変にまとめようと頑張らずに細かい話をただ流すだけでよかったと思う。

ただ語るだけ以上の部分を撮ってこそドキュメンタリーだと思うし、その意味ではただ語って
>>続きを読む

恋とボルバキア(2017年製作の映画)

3.5

情報量が多い上にややこしい話が大量に流れてきて処理しきれなかった。

ここまで個人的な話だとLGBTとか関係なく、生きてると大変なこといろいろあるよねって思うしかなくなっちゃうけど。

結局、女性らし
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.3

軽い雰囲気の重い映画で見終わったあとの気持ちは良くなかった。勝手な期待をしてしまって失敗したパターン。

この映画を見ていいと思う人にはこの映画のメッセージはすでに伝わっているよねって感じはある。この
>>続きを読む

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

3.4

男の子のバカさと女の子の聡明さのギャップが少しいらいらした。

映像はきれい。

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.4

とにかく映像がすごい勢いで流れていく。それに合わせて、最低1曲の音楽が常に流れていて、さらに太鼓やピアノの音がシーンに合わせて重なる。

現代的なテンポと日本人的なポップ感、くどい同じセリフ・音の反復
>>続きを読む

鉱 ARAGANE(2015年製作の映画)

4.8

本物の映画!!!
SFみたいな世界観だけど、圧倒的本物!!!

素材がいいから音もよかったけど、絵の強さは監督の手腕のように感じた(撮影も監督自身がやってる)。

サントラすごい良かったし、何度も聴い
>>続きを読む

汚れたダイヤモンド(2016年製作の映画)

3.8

愚かしい悪い人たちが出てきたけど、理解できないような愚かしさでもなく、共感するところもあり。
愚かしい生き方を抱え込んでしまった人の心情を丁寧に描いた作品。

突然のスプラッターなシーンが心の準備がで
>>続きを読む

ポルト(2016年製作の映画)

3.2

短い時間だけを切り取って、かつ、大きなイベントも発生しないストイックな作品

でも堅苦しさはなくて、気楽に見れる感じでよかった。

あんまり共感できる感じではなかったけど

MOTHER FUCKER(2017年製作の映画)

3.2

レーベルのいろんな人が出てくるんだけど、断片的過ぎて、印象に残りにくかった。
家族側だけでなく、そっち側もちゃんと触れてほしかった。

数年後の共鳴くんの映画が作られたら、絶対見るよね

死刑弁護人(2012年製作の映画)

3.7

安定の東海テレビドキュメンタリー品質で、取材対象の覚悟・生き様は凄まじい。連続して他の東海テレビ作品を見たので、ちょっと麻痺してきた感じもある。

映画としてみると、ホームレス理事長やヤクザと憲法なん
>>続きを読む

ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

5.0

美しさ自体をテーマとして扱っていることもあり、そのテーマを主張するようにどの瞬間も美しく、音とのシンクロも完璧。

どの瞬間もどの音も無駄なく絡め合わせる労力は本当にすごい。DVDがほしい

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

3.9

「ブレンダンとケルズの秘密」のような幾何学的な映像・音で作られる世界観は弱まって、その分、物語にフォーカスしているように感じた。

ジブリ - 日本っぽさ + ヨーロッパの神話

って感じ

ホームレス理事長 退学球児再生計画(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大ッキライな努力・忍耐・根性の世界
見てる最中ひたすら不愉快だった。
理事長は愚かで成長もない。
こういう愚かさをどうやって止めるかが正義だと思った。

見終わって、そういう懸命な判断をする自分の愚か
>>続きを読む

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

1.0

原作ぶち壊しって話じゃなくて、単純に映画としてクォリティが低い。

- 話の流れの作り方が下手。演出不足の中で突然マンガのセリフがそのまま出てくるから説得力がない
- 頭脳戦に知性を感じない。頭悪そう
>>続きを読む

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

2.8

もたいまさこが出るなら面白いだろうと期待して見に行った結果、認知症の役のせいか、もたいさんは結構控えめだった。

認知症にしなくても、風変わりなおばあちゃんくらいでよかった気がする。

あと委員長が美
>>続きを読む

めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー(2015年製作の映画)

2.0

レジデンツを知ってる人向けの映画でした。

知らない人には厳しい

トトとふたりの姉(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーって言われないとドキュメンタリーって分からないくらいドキュメンタリーと思えないカットの美しさ。ストーリーのテンポも軽快

ヤク中がごろごろいたり、警察に捕まったりのスラムの日常の映像も
>>続きを読む

標的の島 風かたか(2017年製作の映画)

4.5

政治的なことはわかんないけど、自分の大切と信じるもののために全力で生きる人たちの姿は感動した。自分はこんな生き方ができているだろうかと突きつけられた。

バンコクナイツ(2016年製作の映画)

4.4

3時間。

かといって、インド映画的なエンターテイメント的な作品ではなく、日本的なポップ感+叙情感

ストーリー的にも起伏があんまりない映画なんだけど、映像と音楽の編集のうまさだけで3時間持たせるのだ
>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.3

前作観てないと、楽しみにくいかなぁ
同窓会的な

音楽は今となっては感は感じた

ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ(2016年製作の映画)

3.8

テンポよくて、素直に観やすいドキュメンタリー

作りもの感がすごい。本人も無自覚に作り物になっているんじゃなかろうか

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.6

期待が高すぎたか、なんかまあ、そうですかって思ってしまった。普通に面白いというか

わざわざ今観るべきかって言われるとどうなんだろう

7月14日の娘(2013年製作の映画)

4.4

楽しい。なんなの?この人なんなの?って何回も思った。
こういう映画すき

ミューズ・アカデミー(2015年製作の映画)

2.6

大量の文学的な感じのセリフがひたすら続いて、メンドクサイ、が素直な感想

もっと文学作品とか読まないとこういう作品は楽しめないのかなー。精進します。。。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

この家族との距離感に困る感じ、「分かる」って感想しかない
大事だからこそ困る

なんかよくわからない感じで始まりつつ、同時に、なんか分かるって思わせるのはすごいって思った。

最後までよくわからないと
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

クラシカルな作品に対するリスペクトの上に現代的な価値観・技巧で作られた作品

序盤の音楽にのせたリズム感とカメラワーク・演出のスピード感
後半は徐々にクールダウンしつつ、ただのロマンチックにしない展開
>>続きを読む

>|