トミーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

トミー

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エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

3.9

エイリアン2は名作だとよく聞いていたけど、確かにこれは名作だった。
密室での恐怖感は前作の方があるけど、今作は単純にアクションが多めで、戦闘シーンが少ない前作が物足りなかったから満足できた。
前作と違
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.7

未知の生物への恐怖と、逃げ場の無い閉鎖的空間での緊張感漂うホラーテイストの本作は現代でも通用するであろう。
思った以上にエイリアンがグロテスクだったので、食事中に観るものではなかった。

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.3

ヒューマンドラマの名作。
一人の男性の生涯を、朝鮮戦争から80年代までの韓国史、そして現代の韓国社会を通して振り返っていく作品。
韓国史において重要な出来事や著名な人物が出てくるので、本作だけでも簡単
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スティング(1973年製作の映画)

4.5

騙されたのに爽快な気分にさせてくれる作品というものにはなかなか出会えない。
後味の良さも本作の魅力の一つだろう。
Scott Joplinの音楽や合間に出てくる味のある絵も作品をより一層引き立てている
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.9

マッチョイズムに溢れた作品だった。
だけど暴力的な描写だけではなく、社会的な問題も扱っているところにも驚嘆したな。
ブラピがカッコよくて終始痺れてた。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

ここまで突き抜けていると一種の芸術に思えてくる。
犯罪者を更生させてもそれを社会が受け入れなければ結局のところ何も変わらない。
一見すると狂った映画だと思われるが、神父の言葉もさることながら、メッセー
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

人間の尊厳を描いた作品。
胸がすくような気持ちにはならないが、難しい本を読んだ後のような満足した気分になった。
人権問題が叫ばれる昨今とは違い、60年代の世情では本作のような病院側が考えを無理矢理押し
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.9

アクション映画の金字塔。
アクションシーンは見事と言う他ない。
ジョンとパウエルの友情は物語ならではで個人的には一番好きなところ。
敵のリーダーも冷静沈着で視聴者に緊迫感を与えたと思う。
クリスマスに
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

いかに希望を持って生きるかがテーマの本作は自分の中に重くのしかかってきた。
一見復讐譚にも見える作品だが、人生の大半を囚人として過ごした人の絶望も同時に描いている。
本作で言われていた更生の意味も、彼
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.0

歴史に残る大作の最終章だけに集大成に相応しい出来だった。
指輪に魅入られたフロドの変わりようは悲しくなってくる。
だが、そのような時にこそ従者であるサムの良さが光る。
個人的にはサムが今作の影のMVP
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.0

特筆すべきは何と言っても籠城戦。
臨場感やスケールの大きさは現在の映画にも十分匹敵する。
第三部も楽しみ。

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.9

ファンタジー映画の金字塔と呼ばれるに相応しい作品だった。
壮大な世界観と戦闘シーンは圧巻の一言。
三部作の序章なのにかなり濃い内容だったな。

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.1

パニック映画の名作。
緊張感と絶望感がひっきりなしにおきて手に汗握る作品だった。
また、自然に対しての無力感と、人間の愚かさをこれでもかと見せつける作品でもあり、脚本がしっかりしているからか長さが苦に
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丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

4.0

人情物は日本映画の得意分野だと勝手に思っているけど、今回も楽しく観れた。
女将さんと左膳のツンデレっぷりが可愛い。
戦前だけど話は完成されていて、日本を代表する作品と言っても過言ではないと感じた。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

流石は傑作と名高い作品。
鬼気迫る演技や人物の内面を描く脚本など見所しかなかった。
目を背けたくなるような遺体や緊迫した現場はサイコスリラーの金字塔と呼ばれるに相応しい出来。
グロテスクだけどまた観た
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.8

人生、そして殺し屋という職業に翻弄されながら生きていく一人の女性を映した作品。
冷徹なイメージの殺し屋とは違って日常との葛藤が描かれているのが特徴。
でも、ニキータの名前の由来である歌とか、彼女の母親
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.6

最後の記者会見のシーンは良かった。主題歌がいい味出していたな。
だけど、恋に落ちる場面が突然すぎて理解が追いつかないし、彼氏がいるのを隠して付き合おうとするヒロインにいい感情を抱かなかった。
でも、様
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.7

陰鬱で吐き気がする作品だった。
多分もう観ることはないだろう。
実際にあった事件を元にしてるみたいだけど、人間はここまで恐ろしくなれるものなのか。
しかし、彼らの演技は凄まじいな。特にでんでんさんは怪
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.7

中々面白かった。
大泉洋のキャラクターからなのかコメディ寄りの映画かと思ったが、重いシリアスもあるので両者が良い塩梅だと感じた。
かなりやるせない終わりだったな。
だけど、コメディで終わらせないのが、
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.8

素敵な話だったけど、彼女の意志を尊重して身を引いた婚約者もできた人だ。
自分の幸せではなく、将来や家族の幸せを優先した母親の涙ながらの告白はくるものがあった。
しかし、認知症とは恐ろしいものだな。

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.6

面白かった。
夜毎博物館の展示物が動くなんて夢のある話だけど、実際にあったら迷惑極まりないな。
子どもの時に観たかった。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.7

ナチ側に立って見た戦争ドキュメンタリーは初めてだったけど良かった。
女性秘書を語り部にした作品だけど、色々な人物にスポットが当たっていて面白かった。
だけど、ヒトラー夫妻の自殺の場面は思ったよりあっさ
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.6

人類は自然には敵わないという現実をこれでもかと描き表した作中。
似た様な壮大なSF物とは違って、対応が現実的なところがいいな。

アバター(2009年製作の映画)

3.7

映像に圧倒されたな。
広大な世界観と設定の作りに感動した。
話は王道だけど、個人的にはそこが良かったかな。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

凄い面白かった!長さが苦にならない!
作風はコメディが入っているけど、話の根幹は、学歴社会と自殺問題を扱った社会風刺作品だった。
それだけでもインドという国がどの様な問題に直面しているかが分かるが、こ
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サイコ(1960年製作の映画)

4.0

流石はサスペンスの王道にして古典的作品。
観終わった後の腑に落ちた感じと余韻に浸れる良作だった。
金は幸せの為ではなく、不幸を払うものという考えが印象に残ったな。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

孤独な老人が隣人のアジア人と心を通わすって話だけでも素敵だが、イーストウッドは脚本に更に磨きをかけている。
ただ暴力にものをいわせている他作品とはまた違ったラストは、イーストウッドらしくて最高だ。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.9

カッコいいな。憧れる強さだ。
ブルースリーは父が大好きで、良く語ってる。
当時の男子は彼に憧れと夢を抱いていたんだろうな。

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.8

サイレント版と結構違うな。
サイレント版の方のクリスティーヌはファントムに対して嫌悪と恐怖を感じていたけど、今作の彼女はファントムに対して一定の理解があった。
ラストに関しては今作の方がファントムに救
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.9

親友っていうのに年数は関係ないんだな。
ああいう友人は自分の生涯に何人できるだろうか。
何回でも観たい作品。

アメリカ消防夫の生活(1903年製作の映画)

3.3

当時の消火活動が観れて面白かった。
今と服装その他は余り変わっていないみたいだな。

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.6

筋骨隆々な男ばかりで画面映えしてた。カッコいい。
犀に戦象なども使って迫力あったし、スパルタの誇りや栄誉も上手く描けてたと思う。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

天才的な詐欺師だけど、愛に飢えているし、幾ら金があっても満たされていないんだな。
フランクがカールと今でも友人同士なのや、家庭を持ったことは素直に感動する。

女だけの都(1935年製作の映画)

3.6

主人公である町長の妻が豪胆だった。
しかし、男尊女卑社会を破った映画だからなのか、男が情け無く描かれていたのが引っかかる。一方を持ち上げる為に、一方を貶めるのは違うかな。
だけど、先入観で物事を考えて
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劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013年製作の映画)

3.8

中々よく出来た映画だった。
緒花の母の過去は気になっていたから、やってくれて嬉しかった。
性格は違うけど、なんだかんだ言っても親子だな。
明日から頑張れそうな、活力を貰える作品。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.1

何が凄いって夢を映像化させられるところ。
パレードのシーンや支離滅裂な口上等、よくあんなものを作れたな。監督の頭の中を見てみたい。
やっぱり映画は観させてナンボだな。