科学者の倫理にフォーカスした話というよりは、組織内で他人のメンツを潰したらやり返される話だった
その意味では星新一「人民は弱し官吏は強し」を連想した、あれは「ネゴに長けてないひとが無自覚にひとのメンツ>>続きを読む
「ボイリング・ポイント」「トリとロキタ」でも描かれていた飲食店の裏口での取引、そんなメジャーなんだろうか
ずーっと無表情なだけに表情が動くシーンが印象に残る
冒頭からマスク・オブ・ゾロ?と思ったら、主役声優がアントニオ・バンデラスだった
複数おとぎ話のミックス
悪党役夫婦が産む産まないの話をしていたり、キティが金の卵が重たいことを指して「産むのが大変そう」>>続きを読む
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街並みの撮り方がウェス・アンダーソンかと思った
10代〜20代に観たら自分をエドワードに重ねて感情移入していただろうなと思う
10代は社会に参加している実感もなく疎外されているという被害者意識に似た>>続きを読む
「何らかの大義名分を拵えて、気に食わないやつをしばき倒す」という場面が現在に重なって見える
(やたら差別者!ヘイター!と苛烈に吊し上げて全人格否定する風潮も、わりと似て見える)
役所広司だとわからなか>>続きを読む
「アホくさ」っていうのを全体を通して見せるんじゃなくてセリフで言わせたりわざとらしいベロ出しとか醒めてしまった
手からさげて見せる首がどれも質量が軽すぎに見えるのはラストからみてそういう演出なのかも>>続きを読む
2023年リバイバル上映
3回くらい観たはずなのに結構忘れてて新鮮に観た
昔は「画面の作り方がカッコいい」「脚本が上手い」とか思って観てたはず
いま観ると「どこを切ってもイギリス映画感がすごい」「>>続きを読む
ドラマを盛り上げるために女が犯され死ぬ(形式としては自発的である)
松田青子の「女が死ぬ」を思い出していた
その引き換えのように女性記者を“活躍”させている感じがなんとも飲み込みにくい
これは史実だ>>続きを読む
漫画のアニメ化が、原作の表現そのままかむしろ劣化するくらいならアニメーションに希望なんか持てないとあらためて思う
楽器や眼鏡がキラキラするとか、いや漫画ではそうだったかもしれないけどアニメ演出として>>続きを読む
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冒頭が誰でも知ってる2001年宇宙の旅の引用でびっくりした
母性の押しつけから脱するということ?
ぱっと見インパクトあるからわかった気になるけど、最後まで観てからだと意味をちゃんと咀嚼したい
最後は>>続きを読む
「テオレマ」とかの流れを汲んでるということ?
冗長だった………
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意外にもジジイの説教ではなかった
・男版「ふしぎの国のアリス」
・普通に主人公の成長譚では?
・変にメタな深読み“考察”沢山ありそう
・同タイトルの本との関係は?原作なのか作中作として扱われてるだけ>>続きを読む
この監督だから!ではなく普通に作品としてみたら二流
理屈先行の見方をしたいならいいのかも
個別のシーンで見るべきものはありこそすれ、全体を通して説得力がない