『考えるな、行動しろ』への問題提起
危険を冒してまで救ったヤハ族から家畜のように扱われる様は皮肉で、よく知りもしないのに勝手な啓蒙的な正義感で、自分たちの思慮のなさから招いてしまった窮地とも言える。>>続きを読む
夢という虚像が現実を侵食するという、アニメにしかできない表現をフル活用していて見応えがあった。
毎秒どこで止めても絵画になるような洗練された作品で、ごく最近のアニメであるかのような新鮮さもあった。>>続きを読む
主人公がイケてないけどパリピよりは優秀、だと思っていたスクールカーストは幻想だったという展開。
現実のスクールカーストに晒されている身としてはユートピアすぎる設定に堪えたので高評価する気持ちにはな>>続きを読む
もうこれはピクサー最高傑作!!
夢がない/叶わない人に価値がないわけない、逆に夢を叶えても人生のきらめきを見失ってないか?と迫る作品。
今まで夢を与え続けてきたディズニーと、真逆のメッセージを発>>続きを読む
死に方を考えるということは、そこに至るまでの生き方に向き合うということ。
個人主義の浸透した西洋と日本とでは死生観は異なるのかもしれないが、死の淵に立たされて初めて真に人生を振り返る時、いつも全力>>続きを読む
離婚訴訟、親権争いといった地獄の代理戦争から、夫婦の間の美しい愛を見せていく作品。
愛は、結婚という枠組みを超えてくるものだなと、2人の演劇的な会話劇シーンを観て感じた。
またシーンとしてはただ>>続きを読む
登場人物の思わぬ繋がりに捻りがあって面白かった!臭いようだが出会いは奇跡なんだな。
4年おきでオリンピックのような、三浦春馬×多部未華子タッグがもう見れないと思うと、彼の笑顔が眩しい...
2人が出会わなければ情熱は形にならなかったし、2人が別れなければ夢は叶わなかった。まるで誕生の物語。
セブがゾーンに入ってピアノを弾く最初の場面はうっとりしたし、3曲連続的にストーリーを推進するエ>>続きを読む
戦争を背景から固めて描かれていて、かつとても感情移入できる作品だった。
ヒトラーの場面はコミカルだが、子供ごと洗脳するような戦争末期の陰鬱さも伝わってきて、戦争の恐ろしさとは娯楽や恋愛などの今まさ>>続きを読む
全ての伏線や小道具に意味がある緻密な作品。
テンポの良い展開で、常に画面に眼が惹き付けられた。また画面の構成でも上下や左右対称が意識されていて、視覚的に感覚的に格差社会が感じられた。
現実にも蔓>>続きを読む