hmisawaさんの映画レビュー・感想・評価

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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.5

こんなゴッサムシティ見たくない。
なんでイケイケな若者が生きることを許されてるの?
ゴッサムシティはもっと荒廃してどうしようもない感じじゃないと。

と開幕から思ってしまったなー
ハーレイクイーンがバ
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

4.0

普通に面白い!
ショッピングセンター×ホラー=王道で気がするけど、実はそんな目にする機会がないから、かなり新鮮に楽しめる。
最近のバイタリティ溢れるゾンビと違ってノロマで弱っちぃが、油断してるとやられ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.5

最終戦争てなんでこんなワクワクするのだろう。
バタバタと敵味方死んで、意外なヒーローの活躍や葛藤も観れる。瓦礫の中で無策に殺し合う様はカッコいい。
準備する段階や来たる戦争に向けた緊張感はたまらないし
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

2.5

とんかつは食べたくなった。
でも原作愛が感じられなかった。
監督の意図としては「とんかつDJ」の世界観を現実に落とし込みたかったのだろうけど、それが薄ら寒さを作り出している。 
個人的にはアゲ太郎のス
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

4.0

リンチの気持ち悪い作品と言ったら「イレイザーヘッド」が挙げられがちだが、一番不快感が強いのはこの作品だと思う。
ずーーっと気持ち悪いが続く映画
嫌なこと考え始めて思考が止まらなくなった時みたいな、陰鬱
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.2

Lust For Life聴くためだけに観てしまう
本当音楽が最高
ミーハー映画って感じる人もいるのかもだけど、名言や名シーンも多いし、単純に良作だ。
「Choose your life 」ってシンプ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

刺さらなかったなー
なんかエモい要素と懐メロで造られた雰囲気を楽しむだけって感じ。
なんかなー、別に子供心とかちょっとした葛藤や成長も心揺さぶられるものでなかった。
社会派側面がないわけじゃないけど、
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

5.0

ボブディランの「The Time They’re A-Changin’」が流れる冒頭のシーンがずっと忘れられない。冒頭のシーンに気怠さや、絶望感、哀愁が詰まっていてなんとも言えないくらい気持ちが良い。>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

何気ない一言や仕草に主人公の気持ちが隠されていて、最後に主人公の思いに納得してしまった。

求めたり求められたりしている関係は、客観的に見れば簡単にその関係性が歪であるということも気付けるが、渦中の人
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.8

ホラー映画やスプラッターモノ以上に、ソワソワさせられる映画だった。
どんなとこにもある身近な恋愛を描いているからこそ、痛々しくて恥ずかしい。
諸々含めて印象に残る映画であった

毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

4.0

夢中なものに没頭して、それを客観的に理解し、指摘し、賛同してくれる人間と出会えた時。それはどれだけ素敵なんだろうか。
男女2人から作り出される怪しい世界。エロティックな雰囲気の中にクリエイターらしい掛
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スローターハウス5(1972年製作の映画)

4.0

SFに見せかけた反戦映画
自分の生きていた時間であれば過去でも未来でも行き来することのできる主人公が、自分の人生や社会をニヒルに回想してゆくというストーリー。
背景として原作者の戦争体験があり、あまり
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ギャラクシー街道(2015年製作の映画)

1.0

血迷って映画館で見てしまった地獄映画
わざとらしいコメディ
宇宙が舞台である必要がない。
退屈でつまらなくてため息が出る。
二倍速でも観る価値がない。

日の名残り(1993年製作の映画)

5.0

カズオイシグロの名著の映像化作品
小説を読んでから観ることを強く勧める。

物語は第一次世界大戦後から第二次世界大戦終戦くらいまでの期間が背景となっている。歴史的関心や、イギリスの牧歌的な風景を楽しみ
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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.6

考察する必要はない。 

画面から少しはみ出たコーヒーの香りを楽しめれば良い。

やっぱりリンチは声が可愛らしいな。

デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇](1994年製作の映画)

3.0

古き良きSF映画。

ストーリーはシンプルなSFらしい作りではあるが、要素要素の説明不足が目立ちすんなりと頭に入ってこなかった。
映像は、懐かしいチープさがあり趣があった。
いくつかの登場人物のディテ
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

4.3

洋インディ好きは必見!
なかなかリアルなインディアーティストのサクセス?ストーリー。

作中曲のMitskiの「Your best American girl」が非常に印象的な今作。ようにインディが趣
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.6

スパイダーマン 欲張りセット。飛び切りのアニメーション。

コミックの世界にトリップできるアニメーション。ギラギラと眩しく、カラフルで、摩訶不思議な映像はどんな人間が見ても感動できるはずだ。
ストーリ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.2

文学的。甘い口当たりの哲学映画。

山もなく谷もなく、淡々と動く眠たくなる映画。
何かを期待してみる映画ではなく、余暇に流し見程度に考えてみると丁度良いだろう。
積極的に頭を捻って考察しなくともそこそ
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

チープなゾンビ達が愛らしい。

特別褒めるような作品でもないが、全体的にチープな世界観には惹かれるものがある。
若者のおじん臭い馬鹿なやりとりや、ゾンビとの攻防はそれなりに楽しめる。
ラストも良い意味
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

難解?
答えは孔子の「論語」の中に!

正直万人に勧めれる作品ではない。
しかし、SF、哲学が好きな方々にはとにかく観てほしい作品。

突如として招来した飛行物体の謎を解くSFサスペンス。難解な作品で
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1984(1984年製作の映画)

3.7

楽しみやすい社会派映画。

個人的には映画版を観るくらいなら原作小説を読んで欲しいと思うが、ディストピアという題材を知ってもらうにはとても良いと感じる作品。

1984のような残酷かつ不条理な世界は、
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

ハリーディーンスタントン最後の作品。

人生の哲学が散りばめられている。
日々に感謝し、クセのある人生を送りたいなと思わされる。
いつまでたっても煮えたぎる信念を抱いて大切に自分を保ちつつも、人々と関
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.5

暴力とセックスの逃避行
ワイルドアットハートというのがピッタリ

その他のリンチ作品とはまた別のクレイジーさがある。
雰囲気と世界観から来るクレイジーと言うよりも、剥き出しのバイオレンスや欲求から来る
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.7

眠れない夜や、無性にコーヒーを飲みたいときにおすすめの映画です。

描写ごとの色使いがとてもオシャレ。
下手に脚本の批評をするよりも、メランコリーな映像の美しさや、カッコよさについて考えるのが良いと感
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.9

現代でも通用する怖さ

ここ最近のホラー映画はシンプルな怖さよりも、ひねりを加えた怖さを描くものが多い。ただ、その一捻り、ふた捻りがかえって煩わしかったり、蛇足に感じれたりもする。そのせいか、余り怖い
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

5.0

一度観て欲しい映画だ。

多くの人間がこの映画を余り楽しめないと感じるが、この映画が持つベッタリと残る気持ち悪さは、一度体験して欲しい。

ストーリーに割り込んでくる、巧妙な気持ち悪さ。衝動的な女性同
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

5.0

文句なしのロードムービー。
おじいちゃんの言葉一つ一つが印象に残る。
悲しい時や、何もやる気が起きない時に観ると、少し勇気が湧いて「ああ、ちょっと外に出てみよう」と言う気分にさせてくれる映画だ。

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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.1

夢や現実が交差する。狂った気分を味わうことができる映画。しかし、雰囲気に期待して気軽に観ると後悔するだろう。

音楽や発色の良いシーンからどんよりとした暗い世界に切り替わる映像など、映画として楽しめる
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.5

「カルト映画」として名高い本作。その名に恥じない奇怪さと雰囲気を持っている。
ただ、個人的な感想としては肩透かしに感じた。
確かに、評判通りの良くわからなさを思う存分楽しめはしたが、評判を超える衝撃は
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

5.0

リンチらしい狂った演出もあるにはあるが、マルホランドドライブやインランドエンパイアのような雰囲気を期待している方にはお勧めしない。

作品自体は少しエロティックなサスペンスとして面白くまとまっていると
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