hitomiさんの映画レビュー・感想・評価

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グラスホッパー(2015年製作の映画)

2.9

原作の世界観やセリフがハマらず、上滑りしているかんじ。残念。

ロッキー(1976年製作の映画)

4.3

ゴロツキに身をやつしてしまったロッキーが、自尊心を取り戻すために鍛え戦う姿にしびれました。
勝利とか成功とかそういった指標ではなくて、ロッキーは彼の魂のあり方を懸けてリングに立ち続けたのである。。。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

愛情によって一緒にいることと、家族が呪縛となってしまうことが紙一重の環境の中、
より深い愛情と勇気でお互いの可能性を信じるとこで離れる決断ができた、という物語と受け取りました。

父母がルビーの歌声が
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

認知症による記憶と認識の混乱を、認知症患者の目線で映像化した作品。映画の作り自体が発明と言える。が、過度にサスペンス的になりすぎず、アンソニーやアンの辛さ、認知症という主題に丁寧に寄り添った作品になっ>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.6

大枠のプロットは粗いものの、ニックと松本が相互に影響し合いながら、2人の関係性や刑事としてのあり方が変わっていく点で人間ドラマとしての見応えがあった。

高倉健演じる刑事は実直で渋かっこよい。松田優作
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キネマの神様(2021年製作の映画)

2.8

松竹100周年記念映画ということで、とやかく言うのは野暮かもしれないが。

山田洋次お好みの「愛すべきダメなやつ」が現代ではハマりにくくなっているんだろうなと感じた。志村けんだったらもう少し愛嬌が加わ
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

4.2

恋は盲目、で突っ走るいつもの寅さん描写とは一線を画する。
思いが成就して関係性や生活がぐっと現実のものになってしまうことを寅さんは心の底で怖がっているのだと思う。肝心なところで、本人も気付かないで逃げ
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男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年製作の映画)

3.0

桃井かおりの話し方は気になるところだけど、結婚式での虚ろな表情とか、独立心のあるちょっと浮世離れしたお嬢さんの感じとかは合っていたと思う。布施明も良い人そうなかんじが出ていて良い。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

どこかにいそうなカップルの、恋の始まりから終わりまで。すごくシンプルな題材なのだが、人生の大切な瞬間とその変遷をとても丁寧に綴った作品でした。

このささやかな物語を、このキャスト・製作陣で映画にする
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.0

マイティ・ソーシリーズはもともとタイカ・ワイティティのギャグ感が強かったが、MCUフェーズ4以降、さらに監督それぞれの個性が発揮されているという印象(サム・ライミとか)
大味の娯楽映画としては良かった
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男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年製作の映画)

3.3

今昔物語をぽつぽつと語る志村喬が素晴らしかった。
寅さんアレンジの今昔物語は叙情感たっぷりで、寅さんの感受性や表現力が詰まっていて、志村喬との対比も感じられて良かった。

マドンナはあざとさが過ぎる(
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.3

エヴァンが体験しているのは薄氷の上に築かれた希望で、すぐ足元には以前の苦しみが広がっている。これが少しでも崩れたら、また冷たい水の中に戻ってしまう。そんなヒリヒリ感がありました。

音楽も良かったです
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

2.8

・役者豪華だな
・でも演技よりノリ重視の演出だな
・あ、踊るんですね
・音楽主張強めだなあ
・シリアスだいぶ重いぞ
・シーンごとの変化が激しいな

んー?? 
この独特の雰囲気、一体なんなんだ!?と思
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いちごの唄(2019年製作の映画)

2.3

石橋静香見たさに見た。コウタは演じるのが難しいタイプなんだろうけど、演出も相まってなのか、だいぶ厳しかった。
全体的にチープな演出が好みではない。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

それぞれに属する世界(階級)と人生のレールがあって、他の世界では居場所がない。でも今の場所も窮屈。そんな息苦しさを丁寧に描いていた。

レールを外れて一歩一歩自分で道を作っていく選択ができたのは彼女た
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

一風変わったシチュエーションに対して、俳優がどう演じるのか、というところが非常に魅力的。若葉竜也、感情的なシーンも落ち着いたトーンも良くてさすが。

ラスト、同じシーンの繰り返しが演劇っぽい作りだなあ
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喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

誠実な人ほど、進めなくなった時に、戻る選択肢を取れなくて苦しんでしまう。

レースに乗り出したのも、家族のため。後戻りができなかった。

無線のシーンから最後にかけて、精神が蝕まれているコリン・ファー
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.1

サスペンス×ナンセンス×パラノイア

謎解きの皮をかぶって、変な世界にずるずると引きずり込んでいくの、とても好みです。
おかしいのはこの人たちなのか、世界なのか、自分の頭の中なのか。

青の帰り道(2018年製作の映画)

3.2

前半青臭くてどうにもむず痒かったけど、後半気がついたら集中して見ていた。

堕ちていくというよりか、抗わなくなって、そうやって現実に馴染んでいくものなんじゃないでしょうか。

amazarashiで締
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.3

クサくてイタかった自己陶酔映画青年が血しぶきの中で狂気に目覚めるの、最高に痺れる。

あっちやこっちの思惑が混ざり合って渦を巻いて、最高潮に達する気持ちよさと言ったら。

イエスタデイ(2014年製作の映画)

3.2

たしかクイーンのドキュメンタリーで、「当時バンドに入るのは、今で言うSNSをするような感覚」と言っていたのが印象的で。この若者たちを見てその比喩がすっと腑に落ちた。

好きな音楽を語り合える空間、気の
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ラーメン食いてぇ!(2018年製作の映画)

2.0

どうにも作りものくさくて好みではなかった。主人公、親友、その家族の心の動きが、作家1人が自分の好きなように登場人物を動かしているなという印象で、一昔前の素人のケータイ小説みたいな感触の悪さを味わいまし>>続きを読む

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.5

間違いない、名作、名曲。

いつの間にかこういうの、子供目線じゃなくて、子供に大切なことを気付かされる未熟な大人目線で見るようになったなあ。

ミュージアム(2016年製作の映画)

2.5

鼻息荒めの演出とIQの低い筋書きが好みじゃない...

Anniversary アニバーサリー(2016年製作の映画)

2.9

本広監督が残念。駄作なのを分かってて取り繕おうと付けたナレーションがダサい、痛い。

他はまあ、短編で見るならそこそこ。オムニバスならではの掛け算的な相乗効果には全然至ってない。

バットキッド・ビギンズ(2015年製作の映画)

3.7

・ファンタジーの力は偉大
・大人たちの本気、しびれる
・困難に打ち克って、希望と勇気を与えたマイルズくん彼自身が、誰よりも本物のヒーローです

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラスト納得できなかった方へ。
私なりの解釈です。

【ウッディおじいちゃん説】

最後、ボーと並んでみんなを見送る後ろ姿が、老夫婦に見えました。ウッディにとってアンディは親友で、ボニーに対しては親目線
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秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

3.3

犯人・被害者の記憶を映像化するコンセプトが良いし、骨太な作りだったと思う。最後が蛇足で好みではなかったけど。

サイコパスもの好きだし、説明されすぎちゃうよりは不気味な印象が強くて良かったと思ったんだ
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.4

チャーミングな映画。

グレイヤーの寂しさに、きゅうってかんじの切なさはあるけど、アニーが真っ直ぐで、迷いながらも前向きで、素直に受け止められる。
こういう映画にありがちな押し付けがましさがなくて、等
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.0

この事件、物語の中心は間違いなくスノーデンで、告発に基づいたシナリオという点でもこういった作りになるのは分かる。が、一人称視点がどうにも強くて、映画としてはバランス悪く感じられた。全体像が見えにくいわ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

良質な鬱映画。(褒め言葉です)

中庸に凡庸に日本で暮らす私にとっては人種問題もドラックも同性愛も遠いところにあるんだけど、シャロンの行き場のなさ、息苦しさは身に染みました。

共感できるとか、物語の
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

むかーし見て、うろ覚えだったので、実質はじめての鑑賞。

約20年前の映画というのが驚き。AIも仮想現実も、当時はSFだったんだろうけど今ではリアルで、むしろ公衆電話の方が時代錯誤な感があって変な感覚
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欲動(2014年製作の映画)

1.5

長尺にも限度ってものがある。私には合わなかった。

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.3

豪華絢爛。画づらと音楽は楽しいです。王道なストーリー含め、良くも悪くも娯楽映画。

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