なおたろさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

先生好きにやったな〜〜!というラスト
こんなにリョータのこと描いてくれるならいい加減ピアスを書籍化してほしい


どうせ何回か見るのでひとまずの覚書として
好きだったところ
・主役をリョータとはっきり
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母性(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ラストの現代のシーンは蛇足かな?妙にポップなエンディングがそぐわなく感じたのは湊かなえ原作にイヤミスを期待しすぎたからかもしれない
徹底的に透明化された父・息子・夫への違和感がイヤ〜ですばらしい 不倫
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ベレニス(1954年製作の映画)

3.4

ほとんど小説読んでるみたいな長さと難解さだったな〜と思ったら本当に小説原作だった 画面というより文章を咀嚼するので割と手一杯
粗い画質と内容の不気味さがしっくりきている パーツへの執着

紹介、またはシャルロットとステーキ(1961年製作の映画)

3.5

彼女の方が美人だけど、君の方が好きだ はちょっと良いなあ(良いか?)
すべての行動がちょっとチグハグなんだけど、登場人物の行動が腑に落ちるところがロメール作品のおかしみ

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

テンポ良〜い マンゴーの場所わからなくてオロオロして先輩にキレられるシーンうますぎてヒッとなった

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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「行ってきます」のシーンでめちゃくちゃ泣いてしまった 行ってきますの対にあったはずの「ただいま」が無くなった人たちのこと

廃墟から被災地、そこにかつてあった営みを思って戸締まりをしていく過程はとても
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劇場版 ルパンの娘(2021年製作の映画)

3.5

チープさを逆手に取れる製作が相変わらず強い
ベロアのボディスーツが似合う役者が選び抜かれていて最高!

獅子座(1959年製作の映画)

3.4

ピエールのダメさがリアルなので富豪の叔母さんが正しい目を持っていることが伝わったよ 多分また無一文になるでしょこれ

パリのナジャ(1964年製作の映画)

3.4

気取ってなくて自然体(と錯覚させてくれる)なパリ案内 パリのパン屋行きたい

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.6

ぼんやりさせたまま生活できていたらよかった、というのは良いよね 気軽に調整していけるのが一番良い
自分と近い葛藤を抱えてると思ってた陽がお母さんって言った時の陸……陸母との二人場面さいこっ

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

さんざん罪を犯して拘置所からも抜け出した列車の中でカルロスの流す涙が、どこから来てるのか本当に分からないのに美しいとしか思えなかった自分の中のルッキズムに向き合わざるを得なくなる
邦題によってカルロス
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台風家族(2019年製作の映画)

3.4

最後はさすがにファンタジーだけどああじゃなければ締まらなかったでしょ、っていう必要なファンタジーで良かった

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

携帯、住所、免許など職に就くために必要なものを得る手段が得られない人がいる 三上のように弁護士やケースワーカーとさえ繋がれなかったら?
この状態の三上が公道を走ったら即事故ることがはっきり描かれてるか
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恋の秋(1998年製作の映画)

4.0

「あなたのために」が嘘じゃないけど全部じゃない危うさと子供っぽさがすごーく好きだった
イザベルはまあ超余計なお節介なんだけど無事お互い惹かれたことと女同士がちゃんと友達だったから成り立ってるバランスゲ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

ずっと微笑んでるのに目が真っ暗なマリコ

マリコの遺骨を奪ったシィちゃんにマリコ父が暴言吐いて蹴りかかるまでの間が、明らかに日常的に暴力振るってる人じゃないと出せないスピードで無理だった 良き実写化

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

X、真夏が良いから比べるとちょっと落ちる印象
湯川映画はゲストひとりにフォーカスしてる方が面白いと思うけど、オープニングの舞は良かった もっと長尺で見たかった

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.5

綾瀬はるかを美しく撮るための映画
脇役がもうちょっと魅力的だったらよかったなあと思う

真実(2019年製作の映画)

3.8

おばあちゃん宇宙船に乗ってほしいな、のとこ最高笑 女優として生きてる母親と脚本家として交わる娘
あらすじから想像したストーリーではなかったからあれ?と思ったけど是枝作品だったねこれ

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.0

へらへら笑いながらパイナップル30缶たいらげる金城武…

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.4

映画としてかなり好き
画面酔い甚だしいけどこれはいい画面酔い

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

4.3

会いたいと思えば会える相手がウィン以外にもいることが「やり直そう」への怖さと期待を和らげてくれる

絶妙の花柄の壁紙、揺れる車からの景色、逆さまの香港、山盛りの煙草、ウィンが隣にいない滝、灯台に捨てら
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.6

しのちゃん、吃音でうまく話せないかもだけど自分から話しかけられるし誘えるし謝れるしでめちゃくちゃ積極的な子じゃん
途中から菊地のことで頭いっぱいになった!

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

アラナがゲイリーのために、ゲイリーがアラナのために走るシーンの普遍的な良さ、そして携帯電話のない時代への一種の憧れを同時に刺激される

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.6

こういうテーマを明るくやってくれるのは結構嬉しい、食らうけど!
謎ファンタジーの後に流れるウルフルズのイントロ、赤フンダンスが追悼になる高校の内輪感泣けるよね

夏物語(1996年製作の映画)

3.7

「こう見えて決断力はある」は笑うところ
大人と子供みたいな距離感のある男女

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.4

子供たちが動物の墓作りにハマっていくってすごいストーリー

犬王(2021年製作の映画)

3.7

アニメーションでしか出来ない舞台演出がこれでもか!ってくらい詰まっていて楽しいファンタジーだった
製作陣にひとりでも好きな人がいるなら見たらいいと思う

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

感想が難しい、類型がない(見たことがない)からだと思う。

ジェシーがフィクションの子供らしくなく、聞き分けが良すぎたり異端性ばかり取り上げられていないところが良かった!それに伴ってジョニーはジェシー
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.2

何事!?と思ったまま終わった…と思ったら三部作の三作目だった そうだとしても難解
ロイ・アンダーソンにハマる人がいそうな感じは分かったのでリトライしたい

冬物語(1992年製作の映画)

3.7

恋人の二人から見たらフェリシーってかなりめちゃくちゃなことやってるんだけどこの人が愛されてる理由が分かってしまうのがすごい
フェリシーは一貫性があるというよりもう決めてしまっていることが強い

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

阿部サダヲの顔立ち?目つき?それらを包む雰囲気の全てが才能!20歳の頃の大和…
ストーリーは特別に刺さらなかったけど画面づくりがとても好き!本当の父親は誰か疑うシーンで、面会室のガラス越しに二人の姿が
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トスカの接吻(1984年製作の映画)

3.5

すごい世界
杖をついたお婆さんの力強い歌声
観客が歌手から離れるのではなく、歌手が観客から離れるべきなのってすごい 歌手としての花盛り、舞台の上での完璧

春のソナタ(1989年製作の映画)

3.7

ジャンヌがナターシャの家に来る流れ、かなり唐突なのに自然に感じておもしろかった
別荘のいろいろが春