なおたろさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

水爆による人類滅亡という世界的な脅威に対しても一枚岩になれない人間のおかしみ
最後に笑うのはナチ

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.7

本人だけ20歳若くなって周り(世界)はそのまま、だからこその話運びでよかった〜
再選択はぐっときた いい

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.6

何者かになりたい背伸びした気持ち、やってることが空回っていく焦燥感、自分も周りから浮いてるなーって感じたときにベラベラ喋っちゃうタイプなのでちょっと辛かった笑 リアルだなあ、周りみんながちゃんとしてる>>続きを読む

本陣殺人事件(1975年製作の映画)

3.6

派手さは無いけど静かでじっとりしていて映像が好み

天城越え(1983年製作の映画)

4.7

シチュエーションごとにくるくる変わる田中裕子の表情が素晴らしかった。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

-

前半が淡々としてて退屈してたけど焚き火のシーンから一気に印象が変わる。目を合わせずに「お前が好きだ」と告げるマイク切ない。
持つ者でありながら寄り道を選べるスコットを形作った2人の父親が死んだその後が
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.9

主人公もキリスト教主義的すぎないか?と思ってしまうのは2021年に見たから?

高慢と偏見(1940年製作の映画)

3.8

長いかなと思ったけど最後までだれずに見ることができた、登場人物多いけど関係が分かりやすいのが良い
女性だと両親の遺産を相続できない、なんてとんでもない時代なら五姉妹の母親の方が普通だろうに、エリザベス
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

ドランの経歴、あらためてとんでもない!もちろん才能と努力あってのことなのだけど
Mommy、出てきた一部の映像だけで泣けるわ

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

フランクに能力があるからこそなのだけど、逮捕の後のセカンドキャリアまで描いてくれて良かった フランクとカールの関係もすごくすごーく良い

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.1

あんな夫を理想に掲げたらいけないと思うくらい(存在しないから)我聞がいい人すぎる!!笑 迦葉に詰められた由紀が子供のような泣き方で取り乱したあとに我聞に自分から打ち明けられたことで、迦葉だけを変に特別>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.7

ストーリーは淡々と静かだけどずっと息苦しい。
ハニーを亡くしたあとの小明に対して今度は自分が…なんて小四は思ってたけど、彼女ら求めてなくて、自身のやりきれなさは自分でなんとかしてたんだろうな。
この動
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

4.0

銀さんが虚に対峙するときの無音になるときの表情、あれは長いシリーズを抜けたアニメじゃないと映せない主人公の顔なんじゃないかと思った
鬼が人に出会って人になる過程

舞台挨拶で杉田智和さんが「1番好きな
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.7

BGMがそれぞれメインの楽器が前面に出たシンプルなものが多くて良かった。
青春に似た男というと最初耳触りがいいけども、映画を見た後は佐々木が青春の楽しい部分も鬱屈した部分も併せ持ってることがわかる。悠
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間は馬鹿ですね
松たか子の迫力に引き込まれた
セリフが無いシーンの方が引き立っている

最悪のラストなんだけども!??「ありがとう助かった、すごいねけいちゃん」ではないんだが!?

血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)

-

わざと耳にさわる感じの音楽〜!!
何が起きてるか、よく分からないけどずっと見ていられる映像おもしろい
ストップモーション好きだな

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.0

カルト映画…??ストーリーが分かりやすいから見やすい
なんとなく見世物として撮っているような印象を受けたけどよくわからない

フィッシュマンの涙(2015年製作の映画)

3.3

社会派 誰が責任を取るのかあやふやなところがかなり怖い
都合が悪い時に論点をずらしてフィッシュマンに矛を向けさせる企業

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.0

素晴らしい!
引き伸ばしでなく想定されてたぽい三部作、きれいに終わってよかった
警部とピエトロの、「私のギャング」「あなたのギャング」の応酬が好き

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.0

1作目より面白くてすごい!警察の対応は誠実でないけど、ピエトロたちは犯罪者だから立場が弱いなあ

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.9


「いつだってやめられる」が麻薬の常用者側ではなく、供給サイドへの皮肉なのもいいな
邦画じゃあり得ないな、と思うラスト5分間で良かったです

未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.0

およそ100年前の女性参政権の過渡期の話なんだけど、主人公は参政権どころか義務教育すらまともに受けてないというとんでもなさ そもそもモードは自分の権利について考えたことすら無いところから始まる

フェ
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のみとり侍(2018年製作の映画)

3.2

「まんじゅうの注文にせんべいをこさえてはいけません」良いなあ〜
うどん粉さん、逞しくて笑っちゃった

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.7

店長に「佐知子を頼む」と言われた時に即座に返事ができなかった、ということを知り、結果的に静雄と付き合うことにした佐知子の選択はすごく自立している。と思う一方でなんか全員ずるいなと思った 面白い

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で映画を見るマシュー、スクリーンによって社会から遮断される感覚、という表現を最初に持ってくるのうま〜
世界が変わることを口では求めているのに、閉じたままの2人だけの世界に生きてるテオとイザベル〜
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罪の声(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

星野源が捜査の素人っぽくてうまかった

同じように事件に関わってしまった当時の子供3人のその後が大きく違うこと。曽根が自分の、ほか2人に比べて恵まれた人生を振り返って行き場のない気持ちになること。その
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