duneさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

アノマリサ(2015年製作の映画)

3.0

すべての人間が自分と同じ顔に見える主人公にはかなり同情するが、女性に惚れて結婚まで申し込むものの翌朝には彼女に失望し、最終的には逃げ帰るなど主人公の身勝手な一面が見れた所も良かった。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

奇跡のように面白い映画を観たっていうのが公開当時の感想だけど、シンエヴァ、シンウルトラマン見た後だとフェティシズムを抑えた作りが功を奏した最高傑作という感じがある。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.4

兵器描写やセリフが非常にリアルであり、人々が必死にいきる様を描いていると感じた。
初めてあの時代を歴史の1ページとしてではなく、我々が住む日常の延長線上にあるものとして感じることができた。

トランス(2013年製作の映画)

1.5

相変わらず展開が早く、開始五分で重大な事件が起こり、その後ストーリーはニ転三転する。近年では一番ダニーボイルらしい映画かもしれない。でもめちゃくちゃ退屈。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

学歴もコネも仕事もない男がカメラ一つで成り上がるサクセスストーリー。自分にとってサスペンスの究極系。

この物語の主人公は基本的に成長しないし挫折しない。なぜならこの男は暮らしこそ貧しいものの、それで
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

2.0

何から何までチープで馬鹿っぽく、とりあえずオッパイ出しとけばいいみたいな映画。

パルプフィクションの「覆面」はこの映画のフランケンシュタインが元ネタだと思う。

マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

3.5

番組表を見ていたら夜中に放送していたのでギレンホールの名に引かれて録画。期待せずに見てみると以外と傑作。
PTSD患者の症状を浮き彫りにすると同時に、3人の登場人物の視点から見ることができる。戦争が人
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.5

セックス、ドラッグ、バイオレンスに溺れる若者たちの「青春の終わり」をスピード感溢れるカメラワークで描いた意欲作。ここで描かれているのは何ら身に覚えのない青春時代のはずなんだけど、痛々しさだけは共有して>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

支離滅裂な登場人物が織り成す群像劇。時系列シャッフルの面白さや俗悪な笑いから人生哲学への飛躍など、映画の究極のマジックが刻印されている。

奇跡を目の当たりにした時、そこから何かを読み取ろうと努めるも
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

王道娯楽映画すぎて語りどころがあんまりない。強いて言うならカメラワークがすごく良い。

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.0

2時間40分もある映画だがテンポが早く全然飽きない。生放送で殺人犯から電話が来るにも関わらずテレビ局は愉快なcmを流していたり、事件から数年たっただけで世間はゾディアックのことを忘れているなどフィンチ>>続きを読む

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