hohimiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.3

随分前に観ていたけど、ピンクの煙が上がってまでの記憶しか無かった…三船敏郎はホントにカッコいいし、山崎努の演技力は後半の部分を盛り上げていて圧巻。今観ても古さを感じない作品だった。

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.2

三十郎とお方様の関係が好き。敵側の小林桂樹がコミカルで良い。黒澤明のこの頃の作品は傑作揃いで素晴らしい。

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.8

ジュリエットビノシュはいつの世も愛される女が似合う。湯気の立つ厨房、木洩れ日、自然の中での食事、印象派の絵画から抜け出たような映像はそれだけで満足。ふたりの愛の直接的な描写は扉の向こうにあるところがま>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.8

1979年の日本公演で巨人を生で聴いた時は子ども心にすごい人だと思った(私自身は当時全くクラシックに興味がなかったので連れて行ってくれた母親にはマジ感謝!)。その後、ウエストサイドストーリーを作曲した>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

前知識無し。本は好きだったけど、ジョニデの映画は苦手だったのでシャラメ版はホントに良かった。私もシャラメと空飛びたい。ヒューグラントがまた良い。新旧の超絶イケメンが同じ画面にいる幸せ。

破戒(2022年製作の映画)

3.6

中学生の頃小説を読んで日本にもこういうことがあるんだと衝撃を受けたのを覚えていたけど、映画は淡々として描かれていた。NHKの100分で名著かと思った。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

やっぱり何回見ても良い!ミランダのムチャぶりは全然好きじゃないんだけど、アンハサウェイがどんどん綺麗になっていくところが好き。SNSもUberも無い、時代は大きく変わったなあと改めて思っちゃった。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

劇場で観そこねたのでやっと観れた。誰かが死んじゃうのかと思ってドキドキしながら観てたけれど、大丈夫だった。子どもの頃の思い出を映像化するとこういう感じっていうことが伝わってくる。おじいちゃん、おばあち>>続きを読む

スライ:スタローンの物語(2023年製作の映画)

4.2

この手のドキュメンタリーにありがちな別の人の人生ではなく、共感できる作りになっているところがスタローンらしい。ずっとあまり興味のない俳優でランボーとかクリフハンガーとか観てすごいけどそれきりだった。最>>続きを読む

理想郷(2022年製作の映画)

4.0

常に村人視点で観てしまった。外国人が勝手にやって来て理想を押し付けれられても困るよな。特に都会で生まれ育った人に村意識って理解出来ないと思うし、やばいと思ったら逃げるが勝ちだと思った。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

あまりにもリピートで観ていたのでとっくにレビューしていると思ってたらまだしてなかった!スコセッシの中で一番好きかな?オープニングからラストまで何回見てもあっという間に終わってしまう。キャストも音楽も最>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

5.0

前知識無し、スコセッシ、デニーロ、デカプリオなのでマフィアの話と思ったら全然違った。まず驚いたのは、これだけ長い尺なのに一切ダレない。スコセッシはやはり天才。登場とともに悪魔感満載のデニーロ。それにし>>続きを読む

パトリシア・ハイスミスに恋して(2022年製作の映画)

3.6

ヒッチコックの「見知らぬ乗客」とルネクレマンの「太陽がいっぱい」の原作者が同じ、しかも女性ってことで興味深々で原作を読み、大ファンになった。昔は1950〜60年代の作品ばかり読んでたけれど、最近70年>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

娯楽にちょうど良い映画。くだらなさと非現実さがギリギリのところで抑えられているからつまらなくならずに思わず笑っちゃう。パリとファッションも楽しめるし、あー面白かった!

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.5

キューバからフロリダまで60歳の女性が泳いで渡る話を2時間の尺で飽きるんじゃないかと思ったら大間違い!あっという間だった!自分勝手なナイアドに皆んな振り回されて迷惑なのかと思いきや彼女の夢に老若男女が>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

見終わってから本人再現という事を知りビックリ!もっとテロシーンが長いのかと思ってら、ちょっと世間に馴染めない少年たちが仲良くなって、ずっと親友で、旅行に行って英雄になっちゃったというのがテンポ良く描か>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.8

好きな女優さんばかりだし、もっと面白くなって欲しかった!なんと言ってもストーリーが雑すぎる。デバイスがどんなにすごいもんなんかとか、ニックがどうしてCIAに戻れているのかとかわからなすぎ。ボーイズウォ>>続きを読む

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

4.0

公開時にはまだ内容が大人すぎてよく理解できなかったものの音楽が良すぎてサントラを買ってしまった作品。以来、サントラは何度も聴き込んだのに作品は今回2回目。内容はどうあれミアファローとの作品がウッディア>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.8

すごく不器用なオーヴェ、なんでそんなに頑固なのって思っていたらフラッシュバックでわかる彼の人生。本当に涙が止まらなかった。隣の奥さんありがとう。本当に素敵な人!若い頃のオーヴェがデニーロそっくりで、奥>>続きを読む

フィーゴ事件:世界を揺るがせた禁断の移籍(2022年製作の映画)

3.8

ネトフリのベッカムのドキュメンタリーを見てレアルのチームメイトだったフィーゴのドキュメンタリーを連続鑑賞。スーパースターだからこそ人気と批判の振れ幅がすごい。ロベルトカルロスとペップの人柄の良さの方が>>続きを読む

Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

4.2

女が会社で成功するならパートナーは絶対異業種が良いに決まってる。そして成果出せればどこまでも守られる。できない奴にありがちな行為をルークが次々繰り出すのもある意味現実的で残酷だったなあ。とにかく早く別>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.6

ウェスアンダーソンってマガジンハウスの雑誌みたいな映画だと思う。パラパラめくって雰囲気楽しむから中味入ってこないみたいな感じ。映画にはやっぱりストーリー性を求めてしまうのでそんなにはハマらないんだけど>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

親になって観てからの方が面白かったかも。笠智衆が可愛い。東山千栄子の母が良い人。女性も仕事持ってる率高い映画だから今っぽいと思った。東京家族より感動するのはキャストの魅力かも。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.8

前知識無しで見たけど、良かった!特に後半からは素晴らしかった。娘との関係は共感しかなかった。仕事では成果出せるけど家にいると社会の厄介者にしかなれないとか、なんかママ友に馴染めないとか、規模的にはバー>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.0

ザ・ウディ・アレン映画。ジャズとクラシックな雰囲気のNYが好きなら最高に楽しい!キャストも良いし、ヴォニーそれはないよと思いつつ、ああ、やっぱりウディアレンだなあと思って観た。

男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

4.0

おいちゃんがいいなあ。宮本信子は可愛いし、若尾文子は綺麗だし。

男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.8

なんか印象に残ってる回。この回のヒロインはあざとくていただけない。寅ちゃんが気の毒。

新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

3.9

ハワイのくだりは悲しくて可笑しい。栗原小巻が綺麗!そしてみんな優しい!

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.0

何回も観ているけど忘れているので新鮮。寅さんを見守ってくれた先生の死が辛かった。

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.8

ディズニーランド気分を味わいたかったのでアトラクションを思い出しながら鑑賞。そういう意味では面白かった。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.8

やはりこのシリーズは映画館で観ないとダメなんだと実感!1、2は映画館で観てすごく面白かったけどその後はDVDで観てもイマイチストーリーに集中できず遠ざかってた。今回久しぶりで映画館で観たらやっぱりわか>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

もう20分短くて良かったかも。何度も何度も言葉で伝えない方が良かったと思う。十分伝わったから。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

飛行機の中で見たのでまあ楽しめた。レモンが好き。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

とにかくスピード感があって、音楽も最高で楽しい映画だった!ケビンスペイシーっていい役者だよなあと思いながら、見てました。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

もちろんチャドウィックボーズマンは素敵でしたが、今回は偉大で愛する兄のもとでのびのび自分らしさを発動していたシュリが様々に葛藤し、成長し、ブラックパンサーを引き継ぐというストーリーはむしろわたしには刺>>続きを読む