atsuさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

atsu

atsu

映画(352)
ドラマ(3)
アニメ(0)

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

なんかどこかウィトゲンシュタイン的というか、私秘化された自己、そしてそれを通して形作られた自分にとっての私秘化された故人の存在を日常化、現実化していく過酷でブルータルだけど大切なプロセスを描いてるのか>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.7

嗚呼…良き哉…
イニスみたいな少し陰のある人見知りが段々ジャックに心開いていく描写がすごいリアルで愛おしかった。そしてブロークバックマウンテンの雄大な自然のその雄大さをありありとこちらに感じさせる映像
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.6

ポップで娯楽性が高いのでそーゆーのを求めてる時には最適ですね.
個人的には逃し屋だとDriveの方が好きかな〜

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

期待以上でも以下でもなくって感じでした。
ラフォがその後どうなるかを描かないのも悪くないと思った。
ただ追っ手がカスすぎんか、、

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

お洒落さと華やかさに共存する退廃性が心地良い。富やレガシーを取り囲んだ人達は1人残らずエゴに飲み込まれてしまうのね…
んでガガ様がやっぱ魅力的すぎた。
コニチハ〜╰(*´︶`*)╯

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

キリアンマーフィーの役がいいアクセントになってた。映像表現は流石の一言。
戦争の実存的な瞬間からカタルシスを感じるのだろうか、、自分でもよくわからないな。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

最近よく聴いている曲が認知症の父を見て虚しい気持ちになるような歌詞の歌で、老いと認知症についてつくづく考えさせられていたのでこの作品はかなり響きました。泣いてしまった。

What's it like
>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.3

タイラーの一言一言に動揺せずにはいられず、彼になりたいと思ってしまった自分もまたファイトクラブが好きな平凡な映画好き男。F**kin' consumer.

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.3

新年一本目にしては重すぎたかな、、
トラーの絶望がどんどん大きくなっていく様子は観ていて辛かった。希望と絶望は表裏一体だというような台詞が心に響いた。絶望からの逃避行はスピリチュアルかテロリズムか、そ
>>続きを読む

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

3.6

ルーニーマーラとケイシーアフレックが好きなので楽しめました。キラーショットもまあまああって良かったです。
結局デヴィッドロウリーがやりたい事ってこれなのかなと思ったり。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

俺が俺である理由は遺伝子じゃねーっつー話。
良い映画でした。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

ファンムービーって感じかなー
メタ要素多すぎてちょっと冷めた感はある.
まあでもバイクアクションはカッコよかったしマトリックスファンとしてとても楽しめた

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

マッチョイズムは弱さの裏返し.
葉巻を交わすシーンでピーターが急に色っぽく映るのがゾワゾワした

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.4

ルーニー・マーラが最高に光ってた.
リスベットの聡明かつ異様に過激で,でも純粋な部分も見えるその人間性があらゆるシーンをよりドラマティックで味わい深いものにしてた.
最後のシーンは本当に幸せになってく
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.4

汗をかくほど引き込まれた(怖かった).
タクシードライバーとかでもそうだけど,ネオンの煌びやかな光とその下に蔓延るダーティーなものとのコントラストがとても良かった.
トーマシン・マッケンジーもアニャ・
>>続きを読む

ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

4.1

青春群像劇はいいなあ…
何者かになりたくて自分を見失ってしまう若者にとって寄り添う音楽やアイドルは必要だよね、、
それが陰鬱なロックでもメタルでもそれぞれにとってかけがえのないもの。そんな気持ちや葛藤
>>続きを読む