義民伝兵衛と蝉時雨さんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

義民伝兵衛と蝉時雨

義民伝兵衛と蝉時雨

愛を複製する女(2010年製作の映画)

2.2

情緒あふれる美しい景色が印象的な作品。エヴァ・グリーンも相変わらず美しくて魅力的。演技も素晴らしかった。
只ストーリーはイマイチ。全体的にテンポが遅くだらだらとした印象で観るのが大変だった。

ハードコアの夜(1979年製作の映画)

3.3

「タクシードライバー」の脚本家ポールシュレイダーの監督作品。「タクシードライバー」の世界観に近い作風で、雰囲気がたまらなく良かった。出てくる女優に美女が多い。主演のジョージCスコットが渋くてかっこいい>>続きを読む

復讐のガンマン(1968年製作の映画)

4.1

凄く面白かった。映像の魅せ方がとてもかっこよく、センス抜群な傑作。

間の取り方や音楽の使い方が絶妙で、映像はとにかく渋くて絵になっている。最期の決闘のシーンなんかは、息の詰まるような素晴らしい名シー
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.6

B級青春ホラー。10年ぶりくらいに観賞。相変わらず最高に面白い。テンポやリズムが非常に良くグイグイ引き込まれる。映像と挿入歌などの音楽の融合も見事で、流石ロバートロドリゲス監督といった感じ。

キャス
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来る(2018年製作の映画)

3.1

他の中島作品同様にダークでポップな映像美と世界観でとても良かった。ストーリーも相変わらずのブッ飛んだ内容。この監督らしくてとても良かった。

俳優陣も良い仕事をしていて、作品に引き込まれあっという間だ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

2.6

序盤の長回しのシーンを見ていた時は、この作品のどこが面白いの?と思っていたけど、最後まで見て納得。面白かった。

長回しやストーリー展開など、とにかく斬新な発想で面白い。面白い所に目を付けたなと思った
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.9

さすがトレインスポッティングの続編。ダニー・ボイルもとても気合を入れて作った印象。

相変わらずのドラッギーでトリップしてるような映像表現。そして最高の音楽達。
20年前の若きレントン達にフラッシュバ
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.7

とても面白かった。ヒッチコック的な古典的ホラー。ストーリーが良い具合にシンプルで、テンポが良くとても観やすく、あっという間だった。

アニーがとてもサイコでイカレてて、おぞましかった。
ホラーはこうあ
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ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

3.3

人間の邪悪な心に焦点を当てた作品で、スティーブン・キングらしいスリリング内容で面白かった。

この映画の見所のひとつは、名優イアン・マッケランの演技力だろう。

ナチスの軍服を着て足踏みするシーンは怖
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クリスティーン(1983年製作の映画)

3.5

B級ホラーの秀作。
ジョン・カーペンター×スティーブン・キングとかなり豪華。

これは面白かった。演出良し。音楽良し。美女良し。

ビールとか飲みながら気楽に見たい一本。
B級テイストが好きな人には絶
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.5

重圧感のある3時間。
ストーリーの大まかな流れとしては
前半は結婚式や狩りのシーンなどを通して青春時代の愛や友情などが描かれる。各シーンにたっぷりと時間を使っているので彼らの幸せな様子がしっかりと描か
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サランドラ(1977年製作の映画)

2.7

はっきり言ってこの作品の出来はかなり酷い。笑
ホラーとしても全く怖くない。笑

しかしこの作品のB級感が堪らなく好きで、嫌いになれない作品。

見どころを挙げるのは難しいが、
シェパード犬のビーストの
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L.A.大捜査線/狼たちの街(1985年製作の映画)

3.2

血眼の復讐劇。フレンチコネクションを彷彿とさせる、フリードキン監督の持ち味光る作品で面白かった。

フレンチコネクション同様にこの作品の主人公も狂気全開。相棒が殺されその敵討ちをするだが、復讐の二文字
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ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実(1974年製作の映画)

4.7

ベトナム戦争のドキュメンタリー。とてもリアルな内容。この映画は戦争の残虐さや悲惨さを容赦なく観客に突きつけてくる。悲惨なシーンも多々あり目を塞ぎたくなった。作り手の反戦の気持ちが十二分に伝わってきた。>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

1.7

まず先に良い点を挙げる。この作品をスターウォーズの関連作品だと思わず別の作品として見ることが出来るのならそれなりに楽しめる。可もなく不可もなく王道の娯楽映画に仕上がっている。

この作品の何がダメなの
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.3

前情報全くなしで観賞。最初は単純な娯楽系SF戦争映画だと思っていた。しかし観て行くとなにかちょっと違う。戦争を賛美したムード。見てる途中、この映画はもしやアメリカのプロパガンダ映画なのか?とすら思った>>続きを読む

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.7

ジーンハックマン演じる主人公のポパイ刑事は、マフィア達を検挙する為に、麻薬の大口取引の現場を抑えようと捜査する。情報や証拠を抑える為なら荒っぽい手段も容赦なく使い、必要以上にしつこく追いかけ回す。時に>>続きを読む

モンスター(2003年製作の映画)

3.2

「モンスター」というタイトルから「ノーカントリー」に出てくるような良心と愛の欠如した殺人鬼が出てくるのかと思っていたら全く違った。

主人公はしっかり愛を持ってる。しかし不器用で純粋が故に選択を誤り続
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.7

フレディマーキュリー の熱い生き様に、涙を堪えるのに必死だった。

なんと言ってもこの作品の軸であるクイーンの名曲達が本当に素晴らしかった。
この名曲達に加え、ストーリーやテンポ、俳優陣の演技との相乗
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ショーガール(1995年製作の映画)

2.7

ゴールデンラズベリー賞で有名な作品だが、普通に面白かった。ダンスと音楽、そしてなんといってもラスベガスの景色や雰囲気が素晴らしかった。成り上がりを目指すショーガール達の狂気も良かった。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

この作品に無駄な説明は一切ない。それどころか普通の映画では説明するような所もあえて説明しなかったりする。
謎を残して鑑賞後も「これはこうで、これはこうなのかな?」と受け取り側の探究心をくすぐってくる。
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

2.1

「狂い咲きサンダーロード」や「爆裂都市」の石井監督が、町田康の原作をクドカン脚本で映画化。パンク好きにはたまらないメンバーでの映画化だけに、原作を読み返し、「爆裂都市」をZeep Tokyoでの爆音上>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

1.0

見せすぎ
CG使いすぎ
派手すぎて心理的恐怖は皆無
挙げ句の果てに内容もペラッペラ
久々にこんなに酷い映画を見た
金と時間を返してくれ
これ以上スティーブンキングの無駄遣いはやめてくれ

(1963年製作の映画)

4.4

本当に凄い映画って、こういう作品のことを言うのだろう。

CGなどの派手な映像技術は一切無いのに、下手にCGばかり使った作品よりずっと怖い。音響やカメラワークやカット割りなどシンプルな要素だけで、こん
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ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

3.0

ドイツの芸術家ヨーゼフ・ボイスの生き様と哲学の話。

社会彫刻とは究極の芸術。人間の創造性によって 、真の社会の幸福を創り上げる。すべての人間は芸術家であり、社会を彫刻する存在。金や権力など利己的なも
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運び屋(2018年製作の映画)

3.3

90歳を目の前にしたイーストウッドからのメッセージ

長い間、家族との時間を疎かにしてきた老人が、家族と過ごす時間の大切さに気づき、変わっていくという話。実際に起きた事件をベースに、90歳を目の前した
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