Honamiさんの映画レビュー・感想・評価

Honami

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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

3.8

今年見たクリスマス映画は、
✔️ホームアローン
✔️ポーラーエクスプレス
✔️アパートの鍵貸します
✔️ラブアクチュアリー

そして初見のこれ。「信じていれば常識は関係ない」は大人になった今なんだか心
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モード家の一夜(1968年製作の映画)

3.8

クリスマスのロメール、雪が降っていて白黒できらきらしていた。優しい嘘っていいなぁと思った。
好きな男性のタイプは「人生を愛してる人」、今日からこう言おう!

メインストリーム(2021年製作の映画)

3.0

題材的にハマれなさそうだなぁと思いつつも、ジア・コッポラが好きなので鑑賞。

マヤホークが着てたパープルのワンピースどこのだろう?

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.0

好きな方のゴダール!なんだか少しだけロメールを感じた。
ミシェルルグランにのせたタイトルバッグの横顔もさることながら、映画を見て涙を浮かべるアンナカリーナの息を呑む美しさといったら。手で身長を測っちゃ
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天使の涙(1995年製作の映画)

4.0

ジュークボックスで別れを告げるだとか
すれ違い様の香水の香りによって再会するだとか
ウォン・カーウァイ作品の中に出てくるベタでロマンチックな設定が好き
映画自体とのギャップが良い

モウがサッカー場で
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.6

なんて不健康な恋愛…

原題の春光乍洩は"雲間からさっと春の光が地上に射し込む様子"という意味だそう。

「耳は心の中まで察知できる。幸せなふりをしても声はごまかせない。」このシーン凄く好き。目より耳
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シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

3.8

憐れむ権利を奪うことで、彼女は復讐を遂げたのだ。

モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

4.2

ロメールは避暑地も良いけど、やっぱりパリを舞台にした作品が好きだなぁ。暮らしている気分になれる。
時代も国も違えど、あぁ、こういうことって実際に良くある話なのよね…なんて不変的。
そんな取るに足らない
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.9

ラ・ブームのヘッドフォンのオマージュ…!!

喪失の乗り越え方の物語だと思った。
ダヴィッドはまるでファム・ファタールのようで、病んでて、色気があった。
映画館、遊園地(ジェットコースター!)、クラブ
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スザンヌ、16歳(2020年製作の映画)

3.0

ELLEでスザンヌ・ランドンが特集されていて気になったので見た。
8:30の待ち合わせで朝食デート。
カフェで頼む、赤く透き通るグレナデンソーダ。
同級生の女の子たちのRoujeのワンピース。
パリの
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.4

ドライブインシアターいいなぁ。。車の中でラジオの周波数を合わせて映画を見る、なんてノスタルジー
真っ赤なロリポップ越しの間接キスがかわいい。
若さとは危なっかしさであるとしみじみ思う。
不意打ちのウィ
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ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

3.0

Eテレで放送してそうな独特でシュールな世界観。
少しだけ地下鉄のザジを思い出した。あの映画を見てから、エッフェル塔を階段で降りることに憧れているのである!

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.8

なんか反町のビーチボーイズみたいな映画なのかな〜と思ってたらクライム映画だった
アランドロンの瞳はなんて綺麗なんだろうか
氷のようなまなざしで、キンと冷たい青色

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.0

白塗りのベティ・デイヴィスの素晴らしき怪演。
ラストシーンはサンセット大通りに通ずるものがあった。古いサイコホラーは面白い!

マンハッタンの二人の男(1958年製作の映画)

4.0

クリスマスのマンハッタンの街を彷徨う二人の男と、流れるモダンジャズ。どこまでもおしゃれでかっこいいフィルム・ノワール。ニューヨークの街並みは白黒がよく似合う。

男を捜す時はフランスの諺をつかうわ。
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

4.0

泡で雪を作ったり、桶入りのバターをせがまれたり、スタントマンと駆け落ちしたり、ドタバタの映画制作劇。
ロマンがあるから映画って最高だ!CGが無い時代の映画には、尚更それを感じる。見たら映画のことをより
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コレクションする女(1967年製作の映画)

3.8

ロメールの撮る夏は、いつもいい意味でまぶしくない。
「コレクションする女」とは、まるでコレクションのように次々と男をひっかける女、のことだった。
だからといってあなたは引っかけませんよ、なアイデはぷっ
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パリのナジャ(1964年製作の映画)

4.0

パリでの生活を思い出す。異国人がパリで暮らすということ。
街角の本屋。カフェ・ド・フロール。何をするでもなく、カフェのテラス席に座って時を過ごすこと。ひとりで公園に行くこと。美術館に行くこと。お腹が空
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紹介、またはシャルロットとステーキ(1961年製作の映画)

-

真っ白な雪景色の中をヒールで歩く。コートを着たままステーキを焼き、コーヒーを沸かす。口喧嘩をしてキスをする。10分間に詰め込まれたディテールがたまらなく好き。

愛の昼下がり(1972年製作の映画)

4.0

身体を拭いてもらう、なでる行為の色っぽさといったら。クレールの膝が膝フェチ映画なら、これはくびれフェチ映画であろう。。

ロメールの描く恋する女子のイタさが大好きなんだけど、性別が変わってもそこは変わ
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恋に焦がれて(1992年製作の映画)

3.4

大人は判ってくれない!
60年代を舞台に、80年代の少女漫画のような恋愛が90年代のムードたっぷりに仕上がっていて、ベタだけどきゅん。
ハッピーエンドと言っていいのか分からなくなってしまったのは、大人
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ニューヨーク・ストーリー(1989年製作の映画)

3.4

1.スコセッシ
好きだった人が生理的に無理になるのってこういう感じよね、と最初から最後まで気持ち悪かった。
二枚目を演じるブシェミを初めて見た!
ロザンナアークエットがとてもキュート

2.コッポラ父
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マンハッタン(1979年製作の映画)

3.5

ラプソディー・イン・ブルーが流れる中での花火も、ニューヨークのビルの光も、白黒で見るとまるでいくつもの星が煌めいているかのよう。
レイニーデイ・イン・ニューヨークでも、エルとティモシーが馬車に乗ってた
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.2

ただでさえ憧れのカルティエ パンテールが余計魅力的に感じてしまうな

ソフィアコッポラの映画の中に出てくるプールが好きだ〜
いくつになってもチャーミングなビルマーレイ、長生きしてね

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.4

は〜パリ旅行した気分!
ディリリのように気高く生きたいものだ。
モネ、ルノワール、ピカソ、ドビュッシー、ロートレック、ポールポワレ、ロダン、カミーユ…たくさんの偉人が出てきてたのしい。
Je suis
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わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)

3.0

もし16歳だったら、あんな従姉妹には憧れちゃうよなぁ。
あまりにも美しい、エメラルドグリーンに透き通る海が恋しくなる。カンヌのバカンスの雰囲気が楽しめる。
ソフィア役は元超高級娼婦のザヒア・ドゥハール
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麦秋(1951年製作の映画)

3.9

なんていい家族写真なんだ。。。
東京物語で印象的だった、自分たちに言い聞かせるかのような「うちは良い方だよ」、同じ台詞をお父さんが言っていた。

「とにかく終戦後、女がエチケットを悪用して益々図々しく
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東京暮色(1957年製作の映画)

4.0

「私もう東京嫌になっちゃった」はぁ、あんたはいいよな…
最悪の母親と最悪の恋人、想像以上に救いがなくどこか欧米の映画のように感じるストーリーは「エデンの東」の翻案だそうで、母親行きつけの居酒屋の近くに
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.7

生みの苦しみとは、だなぁ。
ルイザ、凄く美人だなぁと思いながら見ていたら、エンドクレジットではじめてアヌークエーメが演じていたことに気づく。

晩春(1949年製作の映画)

5.0

良い〜。人のさがというものを小津映画は教えてくれる…
クスッと笑える会話の数々は、70年前の邦画だとは思えないほど。
笑顔で自転車を漕ぐ原節子はオードリーヘプバーンのよう。まばゆい。「ところが私やきも
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柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.9

若くて、わがままで、可愛いフランソワーズ・ドルレアック。ファムファタールなのにフレンチロリータ的魅力もある。印象的な手元のカットで映るパールの指輪が可愛い。

サスペンスっぽい演出と、トリュフォーらし
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

笑うだろうが、君を少しも恨んでない。ただ死ぬほど切ないだけだ。

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