Honamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Honami

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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.5

ここの小さな傷、半月みたいだ

ザ・フランス映画。
ずっとおじさんのフェチムービーを見ている気分だったけど、終盤になるとマチルダに少し感情移入してしまった。
オーデコロンとアフターシェーブのカクテル🍸
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.0

エッフェル塔のシャンパンフラッシュの使い方100点満点
セーヌ川に人魚、本当にいたらいいのになぁ♡

ルラがめちゃくちゃに可愛い、ふたりの歌も、レコードも、浴室でのサプライズも、お花入りハンバーガーも
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.5

アニエスヴァルダの長編デビュー作品。
パリに住む夫婦の別れ話と、対照的な田舎の人々と猫たちの暮らし。

「パリでは誰もが成功したがっている。私はあなた(小さな海辺の村出身)から"静"を学んだわ。」これ
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ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)

5.0

愛に溢れすぎていて泣いた

ふたりの映画に対する愛、
お互いに対する愛、
アニエスのジャック・ドゥミ作品への愛とリスペクトに胸がいっぱいになる。
そしてジャコ少年の愛らしさと、jesu joy of
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悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

4.0

ジーン・セバーグとジバンシィ
"Bonjour tristesse."
些細な出来心から、一生向き合わなきゃいけない後悔と悲しみに"こんにちは"することになる。詩の一節から付けられたらしいこのタイトル
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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.8

エスプリの効いた、というのはこういうことなんだろうな
老若男女、個性強めの人々がとにかくずっと喋ってる。政治を題材にしてこんなに面白いのが凄いなぁ。
ラストが最高、ゾエも最高、アリエルドンバールはやっ
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ラ・ブーム2(1982年製作の映画)

3.8

ヴィック(15歳と3ヶ月)「私、もう一生恋をしないかもしれない」
わかるよ〜〜
1作目のセルフオマージュもあり、色んな映画のオマージュもあり("男と女"がお気に入り)、バタバタ楽しくてかわいくてみんな
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

4.5

後ろからヘッドフォン。。。♡
この一瞬のシーンだけで、映画が名作になる…。
ソフィーマルソーのアイドルっぷりにメロメロ
なんて可愛いんだ

アデュー(2019年製作の映画)

4.0

剝げかけのマニキュアって、映画のなかだと魅力的に見えるのはなぜだろうか
パリでの小さな小さなアパートでの暮らしを思い出す。

幕あい(2019年製作の映画)

3.8

人生を変えるほどの映画との出会い◎
私にとっての自転車泥棒はなんだろう?
なぜかニューシネマパラダイスを思い出した。
映画好きにはかなり刺さる!

ミス・シャゼル(2019年製作の映画)

3.0

朝焼けに照らされるピンクのアイシャドウがきれい
女子中学生のような価値観にやや疲れ。

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.9

花屋のアホカップルにイライラしたり、なんとなくオチが読めてもなおハラハラしてしまう!
シリアスで壮大なすれ違いがおもしろくて、90分とコンパクトに纏まっていてよかった。
ジャンヌモローはいるだけでおし
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ロリータ(1997年製作の映画)

3.4

ロリータの可愛さは断然キューブリック版。
このロリータは本当にこども!って感じなので、気持ち悪い通り越して気味が悪かった。キスシーンは思わず片目を閉じてしまうほど…
キューブリック版はもう少しハンバー
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

3.5

水色のお花柄の壁紙、金魚、スノードーム、ピンクのランプ、壁に貼られた扇子、
アンヌの部屋が可愛かった。
フランソワ、ちょっと生理的に無理でだめだった…

美しき結婚(1981年製作の映画)

3.9

なんちゅう女だ…と思いつつ、面白く見られるのがさすが!
痛い女登場しがちなロメール作品のなかでもぶっちぎりで笑っちゃう。
アリエル・ドンバールが美しすぎるので余計に。

披露宴の森、電車のなか、光の使
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.7

遊び心が衣装に詰まっている💙💚
バカンス命のフランス人っぽい軽妙さと、万国共通の恋する女の子の面倒くささ。
ロメールの撮る夏が好き。ブランシュの部屋が可愛い!

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

あぁ…泣 登場人物全員に共感することで、このやるせない気持ちが救われているような気がする。この映画に悪意を持った人はひとりも出てこない。誰が悪いわけでもない。みんな必死に戦後を生きている。だからこそ、>>続きを読む

スターダスト・メモリー(1980年製作の映画)

3.4

シャロンストーンめちゃかわ
8 1/2を鑑賞後にまた見たい

やっぱりウディアレンすきだなぁと思ったふたつの台詞メモ(長い!)
「僕、帝王切開で生まれたんです」
「それは素晴らしい春の1日でした。その
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.4

眠れない夜に向いていない方のジムジャームッシュ。
私も欲しい、パーマネントバケーションと私のバビロン!
エンドロールとともに段々と遠くなっていくNYの街並みがよい。

パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.2

大好きなメトロ6番線、ポンピドゥー、リュクサンブール、モンマルトル、トロカデロ、マレ。ノスタルジックな冬のパリに、ロメールらしいよく喋る男女と、赤いカーディガン。

ロメールのゲリラ撮影、めちゃくちゃ
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モン・パリ(1973年製作の映画)

3.5

ハッピーエンドでよかった♡と思いつつ、今の時代に見たからなのか、当時もそうだったのかは分からないけど、その流れでこのラストはなんだか物凄い風刺だなぁ…とも。ジャックドゥミ作品のなかではそこまで。
70
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.6

軽やか〜に、笑顔で殴られるような。。。
ルノワールのピクニックのオマージュだそうで、色彩の美しさに納得。カラーだとこんな感じだったのかな、と想像ふくらむ!

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

ストリートカルチャーにはかすりもしない人生を少し悔しくおもうほど。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

ジャズから始まり、ロマンティックで皮肉が効いてるいつものウディアレン。
でもそれが最高なんだよな。
ずーっと映画撮って欲しいなぁ。。
魅力的な街には雨がよく似合う。ニューヨークも、パリも、ロンドンも。

甘い生活(1959年製作の映画)

3.6

有名なトレビの泉のシーンは美しく最高で(これだけで見る価値がある!)、子猫を頭に乗せて歩くシルヴィアも超魅力的で、そして男前なマストロヤンニ。ローマの休日のようなラブロマンスかと思いきや、久々に難解な>>続きを読む

永遠に愛して(2016年製作の映画)

3.8

かわいさ求めて鑑賞、
ラプンツェルのようなおとぎ話風ストーリーかと思いきや結構グロテスク&ホラー。でも結構好きな感じ!
初恋って大変だ

主演の子は少しクロエグレースモレッツ似

天使の入江(1963年製作の映画)

3.8

結構なとんでもギャンブル映画なんだけど、promenade des anglaisでのオープニングショットがめちゃくちゃ良くて、
去年ニースに行った時と変わらない景色があって、映画と旅がリンクしてあー
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

朝食は庭でギンガムチェックのテーブルクロスをひいて
果樹園でもぎたてのアプリコットをジュースにして
ギターやピアノを弾いたり
本を読みながらプールに浮かんだり
テニスをして、サングラスをかけて自転車で
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眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

5.0

夢のような、もしくはルノワールの絵画のような。。思わずため息の出る映画は久しぶりに見た。ジェームズ・アイヴォリーの世界は本当に美しい。
いつかルーシーと同じ、眺めのいい部屋に泊まりたい
完璧なフィレン
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

愛すべき無駄シーンの多さと、
タランティーノの溢れる映画愛。
ブラピはいつまでもセクシーだ!
ブランディにはパルムドッグ賞を!
シャロンとブルースリーのアクション指導シーンは、ユマサーマンとトラボルタ
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満月の夜(1984年製作の映画)

3.8

彼とは順調よ、だから他の男が気になるのよ
↑ふむ。。。。。。。。。。

ルイーズはファムファタールかと思いきや、そうでもなくて、そこが間抜けで可愛くて良い。
水色のシフォンのリボンに、ボリュームのある
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.0

正反対のふたり、レネットとミラベルの日常の映画。
「4つの冒険」っていうタイトルが超良い!
青の時間もいいけど、ロメールらしい、小噺のようにくすっと笑える他の3つのエピソードも好き。カフェのギャルソン
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