棚浜さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

棚浜

棚浜

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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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色んなタイムリープものの元になっているのが感じられる。
あと『Jump They Say』のMVにもあのアイマスクみたいなのが出てくる。
静止画って画をしっかり見られるが、やっぱり映像の方が好きかもし
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雨月物語(1953年製作の映画)

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カメラワークの独特さ。特殊効果を使わずとも魔的な魅力を表現しているところが特に好き。

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全部ベイトマンの妄想だったとして考えた方が空虚さが際立つと思う
結局、空虚さを埋めていた裏の顔は存在せず、馬鹿馬鹿しい外面へのこだわりしか存在しなかったということになる。
個人的には、誰も犯罪に気を留
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ケイコの心情がわかりやすい形で表現されることは殆ど無い
そんな中、会長が自分の試合のビデオを見ているところを目撃したり、会長の思いを受け止め再度ボクシングを続けようと決意…という流れは、一種古き良きス
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シャレード(1963年製作の映画)

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恋愛ありのアクション映画って、わりと最近まで型はあまり変わってないのかもと思わせる作品だった

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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希望のある話。集団の中の役割・プレッシャーがあったとしても、あるいはどれほどの違いがあったとしても、一個人としてお互いを思い合うことのできる可能性がある。

別れる決心(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

取り調べで出会った時に「笑う」ことに始まり「笑う」ことで終わる。二人で微笑み合うとかいうわけではないけど。
悲劇的な話だけど、その笑いが象徴的に使われているところが映画全体の独特さを表現してるのかもと
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エンタメってものはこんなに血まみれ(比喩)で作られてるんだ、ってこと…?
暫くそういう事を考えずにはエンタメを見られなさそう、でもこの映画楽しんじゃってるって矛盾かなあ、と考えたりした

天国と地獄(1963年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

常に人物たちの配置が完璧すぎて、何ともなくなりそうな場面でも惹きつけられる
様々な映画で引用されているけど、最後の面会の場面は最近もよく見かけたと思う。その場面自体も好き

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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見たことあるようで(色々な所からの引用)見たことのない映像が次々繰り出されて、それだけで画的に満足できる。テーマとしてはシンプルに、終盤のウェイモンドの言葉と、エヴリンがジョイにかける言葉が全てなんだ>>続きを読む

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

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物語についての映画。そもそも願いが物語というものの切欠。1人だけで満ち足りた人さえも物語は必要。物語と人間は相思相愛になる。物語は現実の問題を和げてくれさえするが、現実の人間が物語の中に四六時中いるこ>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マージは劇中としては何も分かっていない人として扱われるが、観客から見れば一番状況を見抜いている人、っていう構成が面白い

トムの行動は色々な自己嫌悪感を他の人への殺人という暴力でぶつけているように見え
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

社会構造を見せていく途中までは描写が自然な感じで面白かった。どういう風に着地するのかと思ったら、女性たちの分断で終わらない所は良かったものの、この話の問題の大元になっている硬直性とかの部分には大して突>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

劇中、テレビに『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(The Good, The Bad, and The Ugly)が映り、のちにはその決闘のパロディシーンもあるだけでなく、全編を通しブラックアダムは西>>続きを読む

イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

変わり者な男女の恋愛というだけだと、よくある話になりそうなところを、片方だけに寄りきらず描いているのでかなりユニークな映画になっているんだと思う。
リリーの視点から描かれるからこそ、ジャロッドの背景が
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初のうちは劇場公開版のディレクターズカット版かなという雰囲気だったけど、話が進んでくるうちにダークサイドの話など、全く違ったかなりスケールの大きな映画に。
ただJL映画以降〜このスナイダーカットまで
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

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物語の始まり方は典型的ながら、ヘクターとリッキーは親子になるというより、対等な友人同士のようになっていく…っていうのが特徴的なところ。

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

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ひとつひとつのシーンがどれも笑える!
モキュメンタリー形式も面白いが、その形式のせいか映画全体としての盛り上がりポイントがいまいち分かりづらかった気もする

ボーイ(2010年製作の映画)

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普段こういう題材の映画にはあまり興味ないけど、これは引き込まれた。
後味の悪い話にもなりそうな題材なのに、そうならず成り立っている絶妙なバランス感覚!ラストもそうなるのか〜と驚き