honodaさんの映画レビュー・感想・評価

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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.5

レゲエというものは思ったより宗教的なベースがあるものだった。暑い頃にダラダラ聴くもの、くらいの認識ですみませんでした勉強になりました。ストーリーとしてはなんかものすごいはずのことも割とスーッと過ぎてい>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

車好きな人に勧められたので、まあそういう人には面白いヤツなのかな、とテキトーにぶづ切れに見てたら、結果的にはかなり面白い部類だった気がする。よくわかんないけど。

なんかもったいないことした。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

全体として感じた印象は、なんか村上春樹の小説を読んでる時の、あの感性の感度を限界まで上げていってやっとなんとかなるかなんないか、という感じと同じものを感じた。理解や感じることをこちらに投げてくる感じ。>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

脳みそ空っぽで観ました。

いやまあ、インディジョーンズに要求するのはこう言うことでしょ。最後はちょっとそれ以上だったけど。

ハリソンフォードにお疲れ様を言えるという意味で、とてもありがたい映画だと
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.5

新しい映画館のIMAXで観たらちょっと衝撃を受けるくらい良かった。主人公がどうとか、ストーリーがどうとかは議論もあるのかもしれないけど、自分には映像と音楽だけで他のことはもうどうでもよかった。

あと
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ハワード ディズニー音楽に込めた物語(2018年製作の映画)

4.1

少し前に観たものだけど、映画のリトルマーメイドを観た記念に投稿します。
ディズニー映画音楽を牽引した名プロデューサーの人生を辿る物語です。

日頃は自分がやりたいことを自分のために一生懸命取り組んで、
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

ギリギリ映画館で鑑賞。

売上がまだ1000億円くらいのころの話。考えてみればそこから50倍になってるのだからほんとにすごい。端々に昔を思い出すようなことを言ってるところ、やっぱり上場して失ったものも
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作も読んでたけど、映画の方が受け入れやすかった。泣いたしライブを観ているような感じだったし泣いた。すばらしい映画だと思うけど、それはこの映像と、何よりこの音楽があるから。それを漫画で表現しているって>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

見逃してたんだけども機内でやっと見れました。思ったよりも家族よりの話で、彼はこうやって成功したんだっていう話ではないんだね。

家族が史上最大に揉めてる時にそれを撮影してる自分を思い浮かべてるシーンは
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

2.3

表現は非常にアート的で、感性のアンテナが下を向きがちな自分には感度を一生懸命上げたフリをしてもほんの少しかすったかもしれない程度だった。わかったことはデビッドバーンはかっこいいってことくらい。

爆音
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

2.7

フランスを舞台に黎明期のテクノ、あるいはニューウェーブの可能性に感化された若者の青春映画。

時代が変わるそのときそこにいる感覚、そして時代を変えるパッションと勢いを感じる。

ストーリーはイマイチど
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.1

スティービーワンダーがすごい。どう凄いって全部すごい。スライかっこいい。マヘリアジャクソンのパワーが圧倒的。

映画としてどうというより、アーティストたちの覚悟なんだろうか、エネルギー?全力ということ
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.9

創作の狂気の表現を期待して観たけど、狂気ののれんをくぐる一歩手前くらいで終わってしまった感じがした。何も持たない人間の強さを表現していたけど、何かを失いながら突っ込んでいく人間のおぞましさには到底及ば>>続きを読む

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

2.8

51歳で突然引退した天才デザイナー、伝説の男、マルタンマルジェラの半生を描く映画。

思ったよりすごく真面目。すごくデザインに正直でまっすぐ。真面目すぎて辞めちゃった感じ。

今は現代アートの道に進み
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

最後の大立ち回りのカメラワークがすんごくて何度でも見れる。もう水戸黄門みたいにそれを見せるため程度のストーリーがあればいいんじゃないかと思ったし実際それに近い適当で強引な展開ではある。大体ウイスキーっ>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

風刺が効きすぎてて想像を絶した。オチまで含めて徹底していて全員立派なアホ。

実際にああいうケースを想像すると、何だったらそんなもんかもしんないところはゾッとする。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

華麗なるグッチ一族の壮絶な骨肉の争い。人間の欲というのはどこまでも深く、ただただ怖え。

あの規模まで同族経営していたのもすごいですが、衰えたブランドを立て直したのは若きトムフォードだったのですね。い
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ミッキー誕生前のウォルト(2015年製作の映画)

3.9

ウォルトにも苦難の時代があったのですが、この作品はほぼ苦難だけでできています。

チャレンジする、失敗する、資金が尽きる、裏切られる、どん底に落ちる。それでも進む決断を積むにつれ失っていくものは多くな
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