movieJackさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

既に皆さんの完璧なレビューが多く
書く事も無いのですが記録として

お涙頂戴の難病物との予想を覆す
幼少期のイジメや偏見
成長期の苦悩や葛藤
学校内で誰もが経験する心無い発言や行動の数々が描かれるが
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

「家族」と「他人」
「親」と「子」
「血の繋がり」と「心の繋がり」
「富」と「貧困」
「死」と「性」

なりたかった理想への憧れ

法律で正しいとされている事だけでは済まされない現実

決して誉められ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.8

やりたい放題の
ギャグ・自虐ネタのオンパレード

前作同様に
時間移動による脚本の矛盾等々
観客が違和感を抱いた瞬間に主人公自ら自虐的に突っ込み
観客に指摘する気にさせない旨さ

アクションシーンは真
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

概ね子供視点で描かれる
ある夏休みの物語

ディズニーランド(夢の国)近くらしく
原色でネオン看板も派手な建物が建ち並ぶ町並み
夏の空とカラッとした空気感
部外者からすればリゾート地なのだが当然そこに
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オールスター大感謝祭

これでもかと言うくらいに
間髪を入れない
怒濤の豪華ヒーロー達による
それぞれの見せ場合戦に
息つく暇は無く

中盤までは
なんて贅沢…
もう最高…
ラストは何処に着地させるの
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.6

中学生頃の独特の空気感
日常生活が淡々と描かれ
学校・友達・家族・初恋が
演者達の本当に自然な演技により違和感無く展開し
また主要キャスト3人の魅力が溢れる

自転車シーンは勿論最高だったが
シャワー
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.6

強い女性ブームなのだろうか
「アトミックブロンド」のシャーリーズ・セロンには肉体的に完全敗北であったが
今作の主役
ジェシカ・チャステインには頭脳的には勿論
高級ブランド品で身を固め
生活臭を一切感じ
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.0

数日脳裏に焼き付き震える問題作
(※一部射殺シーンや死体映像にはご注意…)

自身の命は勿論
家族を危険にさらしてまで
故郷ラッカと市民を憂い
IS(イスラム国)に支配された惨状を外部に伝えるため
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

よくぞここまで詰め込んだもんだという驚きと称賛
一度見るだけでは到底追いきれない
一瞬映るだけのキャラや恐らく至る所の看板・ポスター・掲示物や落書き等の細部にまで
私が気付かないだけで莫大な隠れキャラ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

湯浅監督の「夜明け告げるルーのうた」では
完全にポニョやんっ💦…と興醒めしたこともあり
星野源が監督直々に声優オファーを受けたとの話を聞いた時から興味は有ったものの少し躊躇していたが
日本アカデミー賞
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

亡くなった最愛の人への想い
喪失感を癒すには
一刻も早く忘れる事が最善だと思っていたが
その人の事を心の何処かに留め
想い続けることでも癒されると気付かされた

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

朝からの降雨で何も出来ないからと自分に言い訳しつつ
ビショ濡れで朝イチ人がまばらな劇場へ
雨が似合う今作には最高のシチュエーション

また第90回アカデミー賞発表当日に情報を何も入れないまま慌てて観賞
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犬猿(2017年製作の映画)

3.8

「ヒメアノール」の吉田恵輔が監督・脚本し
またTBSラジオ
おぎやはぎの「メガネびいき」にゲスト出演し
魅力爆発であった「筧美和子」出演とのことで楽しみにしていた今作

兄弟・姉妹の血の繋がりは切って
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ラ・ラ・ランド」の製作陣が集合との宣伝文句に楽しみにしていた今作

確かに同種のミュージカル作品であり
バーでの「ヒュー・ジャックマン」と「ザック・エフロン」の心踊る名シーンや
ロープを使った「ザッ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

愛する家族・全ての人へ
烈火のごとく激しく
真綿のように優しい想いと
人間の多面性や偏見を描く今作

アメリカという国の持つ暗部や抱える多くの問題にも鋭く斬り込み
私でさえも揺さぶられるシーンが多いの
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ デトロイトで1967年に起きた大規模暴動の物語

今作は
「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティー」で戦場のリアルを見せつけられた
女性初アカデミー監督賞受賞の
「キャスリン・ビグロー
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今作は後編のため
世界観や重力を無視した超絶的な身体能力演出等
前編で受けた衝撃を越えてくることはなく少し残念には感じたが
バーフバリが登場すると次は何しでかしてくれるの~💦との期待感から
「来た、来
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

テンポ良い展開が凄まじく
過去の名作のアガル要素てんこ盛りだが単純にパクりとは感じさせずにその上を行く完成度

滝登りは「パイレーツオブカリビアン」のジャングルでのハチャメチャ飛んだり跳ねたり落ちたり
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

主演の松岡茉優については今までドラマ・映画で脇役として流し見る程度で意識した事は無く
好きな「桐島部活…」でも
えっ💦あの子がそうだったのと今さらながら知った(泣)

しかし今作は正に松岡茉優オンステ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

もう何でもアリ的に
入れられるだけ詰め込み
アッチコッチに振り回され

意味ありげなシーンも
伏線回収するか思たら
せ~へんのか~い(吉本新喜劇風)
的なやりっ放し等々の展開に大阪人としてはあちこちで
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

何も情報無く観た方が楽しめる(悩み悶え苦しめる)ので一応ネタバレで…(笑)

ラストシーン
「インセプション」と同様の
「は~~……ここで終るの………」と声にならない息を吐き
ズッシリ身体の芯に重い塊
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

DVDレンタルが始まっているなか
前編の迷走感もあり劇場鑑賞がためらわれたが
菅田将暉ファンである娘が観たいと言うので大阪公開最終回に滑り込みで劇場へ(娘が横に居ると気まずいシーンも有ったが…)

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密偵(2016年製作の映画)

3.8

冒頭から屋敷を取り囲む多くの警察官
逃げる容疑者を瓦屋根の上を列を成して集団で追い掛ける緊迫感
広大で豪華な屋敷を空から下から縦横無尽に動くカメラ
そして映像から伝わる重厚感は大作(豊潤な予算)感たっ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

-

だからホラーはアカンてゆ~たやん…

ただ彼等に言えるのは
勝手な行動したらアカンて何回言わすねんっ💦
自転車大切にしいやっ
いつもいつもガシャンガシャンて倒して大事にせーへんならもう買わへんでっ💦
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

前作は一応鑑賞しているものの
昔はそんなに映画全般にまだ関心無く
熱狂したり特に思い入れが無いため
過去作との対比等できず薄っぺらい感想しか湧いてこないのが残念…

前作そのままの近未来感
難解なスト
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

娘を持つ身としては以前から気になり
公開直後にも拘わらずプレミアムフライデー割引で1100円とのことで喜んで鑑賞したが

いつ感動の波がやってくるのだろうとハンカチを手元に置き観賞するも…

確かに子
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

私が観たかったのはこの「シャーリーズ・セロン」

マッドマックスでのフィリオサ役に驚愕し
あの義手で心を鷲掴みにされたが
ワイルドスピードでは天才ハッカーで頭脳派という
まさかの魅力を封印したような残
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

前情報無く観るべき作品で詳細は控えますが

全てを彼女のために捧げる男
とても真似の出来ない愛の形
陣治役の「阿部サダヲ」が格好良過ぎ

恐らく近年は
陣治が愚痴っていた図面が引けるのは自分だけで
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.7

「菅田将暉」と「ヤン・イクチュン」のダブル主演という事で以前から期待値が高くかなり気になっていた今作
「ヤン・イクチュン」は「息もできない」で知り
その当時
隠れた名作的に紹介されたレビューにより興味
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.8

ウェイウェ~イ🎵

RHYMESTER
宇多丸師匠の大阪「なんばhatch」での大盛り上がりのライブ
私より年上とは思えないパワフルな勇姿にガツンとヤラレた影響により

マラソンシーズン突入で劇場鑑賞
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.8

映画の見方が少し変わる

映画音楽の歴史から現代の主流まで
映画監督および偉大な作曲家からスタジオミュージシャンまで
インタビューや演奏映像により知識の無い私にも解りやすく描かれ

確かに音楽で映画の
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

これは地獄のゲーム
妻・彼女とは一緒に観ちゃダメなヤツで
コント番組等でやりそうなネタだが
観る人にやましい事の有無により全く違う印象を受けるだろう
純粋なるコメディーかブラックになるか紙一重

今作
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞中
主人公「ミシェル」は50才前後位の設定だとは思うけど
自由奔放感が凄く
またそれに加え性欲が凄まじい💦

女性って皆あんな感じなの…
おフランスのお国柄なのか
彼女が特異なのか
私が知らないだ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

冒頭
静かな市街地での銃撃により
同胞兵士はあっけなく倒れるなか
逃げ惑う兵士
いきなり緊張感と心拍数が高まり

そこから
時計の秒針や心拍数または死までのカウントダウンとも感じられる
チク・タク・チ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

TBSラジオ「たまむすび」町山さんのオススメで知った今作

今作では人間側が全くの一般人のため
武器も殆ど無く
特に銃器が無いことが斬新でもあり
そのため脳を撃てば活動停止するということが無く
格闘的
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.8

全くのノーマークでしたが
宇多丸師匠のTBSラジオ「ウィークエンドシャッフル」での「いいですよ」的な一言から公開を知り

ナチス高官No.3のハイドリヒ暗殺作戦については
ローラン・ビネの小説「HHh
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