movieJackさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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PK(2014年製作の映画)

3.3

「きっと、うまくいく」コンビの新作とのことでかなり前から楽しみにしていた今作
前情報一切なく鑑賞

冒頭の主人公PK(アーミル・カーン)が登場するシーンから
えっ!そんな設定?と少し困惑し

最近心に
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何者(2016年製作の映画)

3.8

当初鑑賞するつもりは無かったのですが
TBSラジオ
ウィークエンドシャッフルの
宇多丸師匠の絶賛と
こちらの評価でも桐島の続編的とのレビューも散見され
桐島が大好き私としては
居ても立っても居られず慌
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怒り(2016年製作の映画)

4.2

右も左も
場面・都市が変わっても
主演クラスの豪華俳優陣に溢れ
飽きることのない熱演合戦

それも皆が自然で違和感が無いため
スクリーンから目が離せず
否応が無しにストーリーに没入

1つの事件が各都
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.6

原作の存在さえ知らないまま
こちらで高評価であったので
劇場でアニメ連続鑑賞

終始、言葉が形として伝わり
それもスクリーン内だけでなく
観ているこちら側にも

でかいパンチがズドン
小刻みなジャブで
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孤高の遠吠(2015年製作の映画)

3.2

昨年位から
あちこちでの高評価や話題を耳にし
楽しみにしていた作品

中高生頃のバイクへの憧れや
バイク愛に溢れ
初めてバイクに乗った時の爽快感

バイクに乗る前と
バイクに乗った後では
全く別世界が
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.6

サンダンス映画祭で
好きな「セッション」の翌年に
グランプリを獲得するも劇場未公開とのことで全く前知識なく鑑賞

これはやられた…

○○ない詐欺っ!
それも何回も言うから
鵜呑みにして安心してたのに
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ひつじ村の兄弟(2015年製作の映画)

3.2

第68回カンヌ国際映画祭
ある視点部門グランプリという今作

劇的なドラマは殆どないが
弟役のシグルヅル・シグルヨンソンの喜怒哀楽のしっとりとした演技と
後半は羊にしか見えない風貌が微笑ましい(笑)
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

普段アニメは劇場には行かないが
高速バスの乗車時間までの間を利用して鑑賞

綺麗な街並みと多様な情景を見せる空
テンポ良く次々と切り替わる場面展開
また観客に少しの疑問を与えた後に
説明を少しづつ提示
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草原の実験(2014年製作の映画)

4.0

主演女優「エレーナ・アン」の
度肝を抜く可愛さ
銭形のとっつぁんに言われなくても解ります
完全に盗まれました…(笑)
彼女を見て感情を揺さぶられない男は居ないのでは…

最近ではビューティー・インサイ
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

-

監督挨拶付先行上映にて鑑賞

真面目に勤勉であるが故に家庭を崩壊させ
苦悩を抱えながら別居し
訓練学校とアパートの壁の内にて
外部を遮断し復縁を切望しながら生きる男
自分は間違っておらず
家族のために
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

当アプリと各メディアでの
余りの評判の良さに急遽鑑賞
過去作は殆ど観ておらず…観たのも余り覚えていない
エバァも観ているがそんなに思い入れはなく…

冒頭からなんの説明のないまま
いきなり騒動が始まり
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.8

バンドを組んだことも
音楽に打ち込んだ事も無いが
主人公達と時代設定で同年代としては
全てがツボで随所に懐かしい光景満載

監督の自伝・願望的作品とのコメントも見受けられますが
監督は何故に私の願望知
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AMY エイミー(2015年製作の映画)

3.0

洋楽は殆ど聴かないので
彼女の事も何も知らず
曲も意識して聞いた事が無かったが
アカデミー受賞とのことで鑑賞

素晴らしい歌唱力と独創性
彼女のでたらめに聞こえるギターでも
彼女が歌いだせば名曲になる
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.0

「シング・ストリート」の予習のため遅まきながら鑑賞
「はじまりのうた」は鑑賞済

冒頭のハンディカメラと思える手振れや聞き取りにくいセリフに期待感が下がるも…

夜の街角での主人公の彼(グレン・ハンサ
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.6

第68回カンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)を獲得したにも拘わらず公開館数が少なく
良い評判を聞きながらもタイミングが合わず見逃した今作

スリランカの内戦から
偶然居合わせた女性と少女の3人で疑似家
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.8

アイルランドから異国の地アメリカ(ブルックリン)へ
期待と不安を抱えながら乗船する主人公(シアーシャ・ローナン)

1950年代の船旅それも女性一人
今とは違い直ぐには戻れない程の距離に彼女の不安感は
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.8

全編通してギャグをやり過ぎる宮藤官九郎と
またそれに応える豪華俳優陣&ミュージシャン達(笑)

この内容を映画でやる意味ある?と言われるとぐうの音もでませんが…
そんな事言う奴は♪
豆腐にぶつかって死
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.2

周囲を山に囲まれた湖に浮かぶ学校や家屋
交通手段が小舟だけという僻地

五・六人の小学生を月~金まで預り
一緒に寝泊まりして家事も共にし
生活しながら教育するという環境は学校でありながら家族同然

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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.6

近未来設定の無機質で静かな世界観
施設全てが機械的に制御され
自然豊かで広大な背景がひろがるのに音は聞こえず
ドアの開閉もスムーズというか全くの無音に
寝落ち数回で聞き逃したセリフも…(泣)

しかし
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.6

原作未読
映画秘宝も未読(笑)

警察史上最大級の不祥事についての実話らしいが現代版の任侠映画とも感じ
実は警察が組織的にやってましたとなるとマジかよッ
それもあんな会議で……

遠い昔でもない日本国
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

劇場鑑賞以降
アカデミー賞授賞後レンタル中ばかりでなかなか観れず
やっと二度目の鑑賞

安藤サクラの為にあるような脚本も素晴らしいが
自虐的とも思える体当たりの演技に
グラビアから転向した位の女優とは
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

金の為なら何でもする
救いようのないクズの
サクセスストーリー

コネも金も無い者が
成功するにはここまでするしかなく
最下層の者は安い賃金で労働させ
用が済めば切り捨てる
格差社会への問題定義とも思
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アノマリサ(2015年製作の映画)

3.8

町山智浩さんのラジオ紹介により鑑賞
日本劇場未公開ながら
アカデミー賞ノミネート(長編アニメーション部門)の今作

25センチ位の人形(パペット)を数ミリ単位で動かして撮影するという
気が遠くなる作業
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FAKE(2016年製作の映画)

4.0

TBSラジオ「たまむすび」町山智浩さんのオススメから楽しみにしておりこちらでも高評価な今作

観賞後数日が経過しても感想がまとまらず
レビュー修正の回数は過去最高だろう

思考が"やじろべえ"みたいに
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.0

是枝裕和監督作品
「海よりもまだ深く」鑑賞にそなえ
今作も阿部寛・樹木希林が
親子役とのことで鑑賞

是枝監督作品は
数作しか観ておらず
「そして父になる」はラスト前のデジカメ画像確認シーンには落涙さ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

公開前から気になっており
次回ウォッチメン決定との事で慌てて鑑賞

原作未読

今作で感じたことは
人はある事から精神的に壊れ人生が大きく狂うことがあり
明日は我が身に起こるかもしれないという恐怖
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7s セブンス(2015年製作の映画)

3.7

有名になりたい
成功したい
何者かになりたい
ここではない何処かへ
と思い描きながら結果が残せないま
もがき続ける男女の群像劇

自主制作映画や
創作する事に情熱を燃やした事のある方には
突き刺さる部
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

原作未読でシリーズの作品も詳細まで覚えていない状態での鑑賞

「アントマン」同様に一作目の自己紹介的な作品と感じ

知識少ない弱者な私は
彼が放つ過去作やシリーズのギャグ・ネタの殆どが理解できず
周囲
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イマジン(2012年製作の映画)

3.8

レンタル新作100円セールで
借りてみたシリーズ第3弾

劇場公開時にタイミングが合わず見逃していた作品

ポルトガルの首都リスボン
視覚障害者の診療所へ
全盲のインストラクターの男性
イアンが新たに
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あん(2015年製作の映画)

4.0

レンタル新作100円セールで
借りてみたシリーズ第2弾

原作既読

冒頭 二日酔いと思われる倦怠感のなかタバコを吸うため自宅屋上に昇る主人公の千太郎(永瀬正敏)
眼下に満開の桜が咲き誇っているのに
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カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.0

「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」と「ボーダーライン」は観賞済で
今作は町山智浩さんの「たまむすび」podcastでの紹介により楽しみに観賞

警察・軍隊が全く対応せず
麻薬売買はもちろん
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GONIN サーガ(2015年製作の映画)

3.0

レンタル新作100円セールで
借りてみたシリーズ第1弾

親の敵討ちの為
ヤクザに牙をむく四人の若者の復讐劇

ストーリー展開に無理矢理感が目立ち
ツッコミ所も多く
特に
なぜカチコミ前に外で着替える
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

敬愛するRHYMESTER宇多丸師匠が映画評で
完成度が完璧すぎ
余りにも欠点が無さすぎて可愛いげが無い‼
とまで言わしめた今作

非常に素晴らしい映像技術・ストーリー・メッセージ性・キャラの魅力に万
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.8

原作は以前に少し読んだことがあり
原作での他であまり見ない速い動きのゾンビ
(今作ではZQNという)
日本での日常社会から非日常へのパニックサバイバル描写が斬新で
グロい系はあまり得意ではないが
こち
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オマールの壁(2013年製作の映画)

4.0

パレスチナ自治区の実情を全く知らずに観賞したが

国境だけではなく国内にも食い込むように高さ8m・長さ700㎞にもなる巨大な壁が建設され幼馴染みや恋人と分断されている現実に驚愕し

冒頭では転落死や銃
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

3.2

オークションで手に入れた大量の写真ネガを現像してみると
素晴らしい写真の数々に驚き撮影者の素性を探るというドキュメンタリー

その写真自体も劇中多く映し出され
喜び・悲しみ・愛情・哀愁漂う人々や
泣き
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